神戸すみっこ暮らし

神戸でホストファミリーをする4人家族のブログです。
2015年春からカウチサーフィン(短期ホームステイ)を始めました。

小さな近代建築

2017-01-29 23:06:30 | 日記
くまの密かな趣味である、建築巡りの話です。
神戸の小さな小さな近代建築をご紹介します



先日、ネットの記事を見ているとあるWeb広告が目に入りました。
上から2番目と1番下、総合商社 双日の広告です。

こちら、漫画はまだ見ていないのですが、鈴木商店の文字に釘付けになりました

【鈴木商店】
1874(明治7)年、砂糖の貿易商「神戸辰巳屋・かね辰・鈴木商店」として神戸で発足。
事業を拡大し、1917年に売り上げで日本一の商社となった。18年に米騒動のあおりで神戸の本店が焼き打ちに遭い、第1次大戦後の不況、関東大震災などの影響で破綻・解体した。
同商店をルーツとする企業は神戸製鋼、帝人、サッポロビール、昭和シェル石油、双日など多数に上る。

申し訳ありません、引用元を失念です

さて、日本の多くの大企業のルーツである鈴木商店なんですが、いまも鈴木の名を残す企業はたった1つ。
それは鈴木薄荷(すずきはっか)株式会社です。
こちらの本社がポートアイランドに移転となり、登録有形文化財に指定されている、昭和初期の現社屋が使われなくなることになりました。


昨年10月に神戸新聞で記事にやっとなったのですが、実はくま夫が前職で取引があったため、昨春には移転の話を聞いていました。
前々から、この建物が好きで何度か眺めに行っていた私。
そのときは社員さんが、取り壊しではないかと仰っていたのでかなりショックを受けました…が、神戸新聞の報道によるとどうやら売却とのこと。
くまが是非欲しいところですが、きちんとメンテできる財力のある方にお譲りしたいと思います。



取り壊しでは?の声のみ聞いていた昨年の夏にこの社屋をいこと2人で見に行きました
なくなると思ってたのでもう泣きそうな思いでたくさん写真を撮りました







裏手に回るとふわっとハッカの香りがして、涼しい気持ちになりました
ここはとても小さな建物ですが、工場も併設なのです。

普通の住宅街に溶け込んできたこの近代建築。
新しい、よい持ち主が現れてくれることを祈るばかりです

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