ルート富士山

（４球団を渡り歩いた工藤公康）

皆さんご存知の通り、富士山の標高は３７７６ｍ。
ですが、富士山を登る人の中で
３７７６ｍを登る人なんてほとんどいません。

富士山の登山道は４つあります。
ここで一つ一つ書いていくのは面倒なのでこちらを見ていただくとして、
４つのルートともまず２０００ｍくらいの地点へバスなり車なりで登り、
そこから山頂を目指します。
つまり実際に登るのは２０００ｍ弱といったところ。
まあ、０ｍの地点から２０００ｍ登るのと
２０００ｍの地点から２０００ｍ登るのとでは全然違うでしょうけどね。

さて、その４つのルートのうちのどれを使って登るかなのですが、
初心者としては、山小屋が多くて何かあったときにすぐに対処できる河口湖口が良さそうな気がします。
ですがここって人が多いそうなんですよ。
夜明け前の山頂は渋滞ができるらしく、
山小屋での宿泊も、時期によっては１枚の布団に３人で寝ないといけないそうで・・・。
人込みの嫌いな私としては、ちょっと敬遠したくなってしまいます。

一方で、須走口になんとなく惹かれています。
自然を楽しめそうだし山小屋からもご来光が見られて、登山者もそう多くはないルート。
ちょっといい感じです。

ただここは、電車とバスの乗り継ぎがあまりうまく行かないんですよねえ。
新宿から御殿場まで電車一本で行くとすれば、
御殿場で１時間半待たないとバスに乗れません。
バスの時間に合わせようとすると、
電車を小刻みにつないでいくことが必要になります。
それに対して河口湖の方は新宿からバス一本。
アクセスの良さなら文句なしです。

おまけに残雪の影響で、現時点では河口湖口以外からのルートでは
山頂まで登ることができません。
今のところ、早ければ２週間後の登山を予定しているので、
それまでに雪が融けているか、ちょっと微妙な感じ。

本八合目からは２つのルートが合流するので、
まあ結局は同じなのかもしれません。
なのでこれはもう少し考えてみようかなと思います。
平日に行くので、山小屋が満室になってるということはないでしょうから。
迷って迷って、迷うのが嫌になって、
結局他の２つの方に決めたってことになってしまうかもしれませんけど・・・。



現在の富士山⇒⇒⇒

現在のランク⇒⇒⇒