DASさんがブログで、棋譜並べ入門として秀策を挙げていました。
戦前はコミなしの黒を勉強するなら秀策、白を勉強するなら秀栄と言われていたそうです。
戦後に入って先日書評で紹介した高川秀格先生、大竹英雄先生の黒番、武宮正樹先生の白番などがお手本として有名になりました。
総じてケレン味がなく、すなわち本手(本当の手)が多いので筋が良くなるのだそうです。
私はそれとは別に、棋譜並べに慣れるための棋譜並べとして置碁の棋譜並べを勧めたいと思います。
あるとき「名局と戦略」「必勝の置碁」(日本棋院:石田芳夫著)という二冊の打碁集を図書館から借りてきたのですが、前者は名局には違いないが難しくて並べていてやや辛かった。
一方後者もプロプロの置碁の本なのですが、下手は若き日のプロ。石田先生や大竹先生が10代の頃です。
そういえば先日NHK囲碁講座に出た、大竹-木谷戦も収録されています。
さすがにまだ実力が伴わないうちは小難しい技を使うことがないし、我々でもその心情がわかりやすい。
加えてどこか一ケ所は必ず星打ち。星打ちは難しい変化が少ないので並べるのが楽です。
部分の難しい変化に煩わされることなく盤面全体を見て楽しむことが出来るのは大きい。
加えてヨセまでいくことも少ないから手数が短いですし…。
江戸時代の古碁でも、置碁なら定石布石の古さをあまり気にせず並べることができます。
結局、前者はホッポリだして、後者ばかり並べていました。
棋譜並べ入門としては秀策以上に入りやすいのではないかと思います。
ただ私はアマ碁界にあまり関心がないので、アマプロの置碁はそんなに興味がない。
一応、歴史的背景を感じたりしながら並べたいというのがあります。
となると、かなり入手できる解説付き棋譜は限られます。
「必勝の置碁」もブックオフや古書店で良く見かけますが、一応絶版。
山海堂の「プロ・プロ置碁実戦譜」だと盛りのプロ同士の棋譜なので、バランスが悪い感じがします(下手が勝つに決まってる)。
現在、入手可能な本だとオススメは新・木谷道場入門「石の威力」(河出書房新社:武宮正樹著)ですかね。
若き日の武宮先生の打碁集です。ちょっと収録数が少ないですが、その分解説は詳細。
お父さんに9子局を打ってもらった時の棋譜をみると、プロでもこんな時があったのだとホッとします。
もっとも8歳の時の棋譜ですが。
戦前はコミなしの黒を勉強するなら秀策、白を勉強するなら秀栄と言われていたそうです。
戦後に入って先日書評で紹介した高川秀格先生、大竹英雄先生の黒番、武宮正樹先生の白番などがお手本として有名になりました。
総じてケレン味がなく、すなわち本手(本当の手)が多いので筋が良くなるのだそうです。
私はそれとは別に、棋譜並べに慣れるための棋譜並べとして置碁の棋譜並べを勧めたいと思います。
あるとき「名局と戦略」「必勝の置碁」(日本棋院:石田芳夫著)という二冊の打碁集を図書館から借りてきたのですが、前者は名局には違いないが難しくて並べていてやや辛かった。
一方後者もプロプロの置碁の本なのですが、下手は若き日のプロ。石田先生や大竹先生が10代の頃です。
そういえば先日NHK囲碁講座に出た、大竹-木谷戦も収録されています。
さすがにまだ実力が伴わないうちは小難しい技を使うことがないし、我々でもその心情がわかりやすい。
加えてどこか一ケ所は必ず星打ち。星打ちは難しい変化が少ないので並べるのが楽です。
部分の難しい変化に煩わされることなく盤面全体を見て楽しむことが出来るのは大きい。
加えてヨセまでいくことも少ないから手数が短いですし…。
江戸時代の古碁でも、置碁なら定石布石の古さをあまり気にせず並べることができます。
結局、前者はホッポリだして、後者ばかり並べていました。
棋譜並べ入門としては秀策以上に入りやすいのではないかと思います。
ただ私はアマ碁界にあまり関心がないので、アマプロの置碁はそんなに興味がない。
一応、歴史的背景を感じたりしながら並べたいというのがあります。
となると、かなり入手できる解説付き棋譜は限られます。
「必勝の置碁」もブックオフや古書店で良く見かけますが、一応絶版。
山海堂の「プロ・プロ置碁実戦譜」だと盛りのプロ同士の棋譜なので、バランスが悪い感じがします(下手が勝つに決まってる)。
現在、入手可能な本だとオススメは新・木谷道場入門「石の威力」(河出書房新社:武宮正樹著)ですかね。
若き日の武宮先生の打碁集です。ちょっと収録数が少ないですが、その分解説は詳細。
お父さんに9子局を打ってもらった時の棋譜をみると、プロでもこんな時があったのだとホッとします。
もっとも8歳の時の棋譜ですが。
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