対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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新刊棋書情報「大模様が恐くなくなる本」

2010-04-24 23:00:37 | 棋書
今月はGW前だからか、棋書もちょいと早めに発売。
MYCOMからの新刊のうち一冊は林海峰プロ著「大模様が恐くなくなる本」。

序章でまず「模様が恐くなくなる6つの法則」を挙げ、
第1章~第3章の次の一手問題で実習というよくあるスタイル。
構成は伊瀬英介。

法則とは

法則1 囲えば囲われる
法則2 模様は移動する
法則3 模様は引きつけて消す
法則4 できるだけ攻められないように消す
法則5 模様のキズから入る
法則6 相手の弱い石を攻めて消す

のこと。

うーん、わかりやすくまとめているけれど、
副題の「誰も教えてくれなかった」というほど目新しくはない。
書き方は違えど、これまでに刊行された本で、
必ずいずれも見聞き知ったことだと思う。

みんなその6つの法則を知ってはいるのだけれど、
何となく焦って、慌てて深く入っちゃうんだよねぇ。



例えば慌てて消さなく手いい一例として、
上の図を挙げて「これで白優勢なんです」と言っているが、
それに読者が「うん、そうだ」と肯けるかどうか。
それが解決されないと焦りは解消されないし、
せっかく法則もタダの標語に終わってしまう可能性がある。

ともあれ「ついつい深入りして苦しくしてしまう」誰かさんには、
考え方を変え一皮剥けるために、一読の価値はあるかも。

尚、問題図までの手順もキチンと記されているのは嬉しい。
デフォルトになりつつあるかな?


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2 コメント

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Unknown ()
2010-05-03 11:07:39
5の星の石が、28のところにあれば郵政でしょうが、黒はコリガタチですね。
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仰ることは (GO!)
2010-05-05 20:51:38
理屈ではわかるんですが、
何だか単調な形でどちらも持ちたくないです(汗)。
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