対局日誌

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新刊棋書情報「傑作詰碁事典 改訂版」

2010-03-06 14:02:07 | 棋書
dasさんが「購入する」と宣言し、
asutoronさんも購入したという傑作詰碁事典
気になって本屋を捜索。
【2011/2/23追記】改訂に伴い、「辞典」から「事典」に名前が変更されたようだ。

現物をひと目みた感想は
ブ厚っ!」
全400ページ。
何度か古書店、古本市で見かけた旧版と表紙は一緒。
もっともこの旧版も1986年に改訂されたもので、
初版は箱入りだった。

事典というタイトルだが、
中身は関山利一プロ、関山利夫プロ、関山利通プロ3人の
創作詰碁を集めた詰碁集だ。

問題が1ページに3題掲載され、
その次のページから解説が1題あたり1ページ、
大体4図を用いて解説するというレイアウト。
黒先統一。

まえがきに
「約1000題を再検討して、関山利通プロ作38題を追加した」
とあるが、この本に1000題掲載されているというわけではない。

具体的には

詰碁の部1(C級) 51題
詰碁の部2(B級) 69題
詰碁の部3(A級) 66題
詰碁の部4(特A級) 21題

手筋の部1(C級) 9題
手筋の部1(B級) 24題
手筋の部1(A級) 30題
手筋の部1(特A級) 6題

計276題。
旧版に約1000題掲載されているのか、
それとも「関山利一プロ、関山利夫プロ、関山利通プロの創作した詰碁約1000題」
を再検討したということだろうか?
ちょっとタイトルと共に紛らわしい。

章の間に利一プロ、利夫プロ、利通プロの他、
利一プロの弟子、梶原武雄プロのコラムが挿入されている。

C級ならば私でも十分解けるレベル。
最初の第1問に脱字があったので、
「をいをい」
と最初の印象は良くなかったが、
コラムが中々面白かったので印象が向上。
ただやはり基本的にはマニア向けと思う。


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