社長のわくわく日記

名古屋の仏具屋社長の風変わりブログです。

仏花は造花でもOK?

2006年04月27日 | 社内にて
よく聞かれる質問です。
まずお答えはOKです。

仏花にはお寺でも飾られていますが木花(木で作った花)、金物の花、紙の花、そしてシルクの花。
しおれて情けない花より、花立に何もないより、仏花はお詣りの儀式としての形ですので、造花(シルクの花)のある方が良いです。
もちろん生花が生花らしく飾ることができれば、これにこしたことはありませんが。
それ以上に大切なことは、毎日手を合わせることで、形として造花はOKです。

※写真はシルクの花(造花)です。

お客様の驚きの声!

2006年04月26日 | お仏壇クリーニング
変身したお仏壇を狭い階段から上げる時、仏壇の外の扉をはずして現場で組み立てる方法を取りました。
そしてお客様にお披露目です。

「エッ金仏壇だったの?」
「こんな紋飾りがあったの?」
「こんなにきれいになるとは!」

どれもこれも我々にとってはうれしい感動の声でした。

もともと金仏壇はスス、ヤニで100年も積もれば黒い仏壇のようになってしまいますし、紋様も全く分からないくらいです。
こうしてお客様からの生の声を帰社してそのまま、職人たちに伝えます。
職人にとってはこの声が何よりも励みになる上、喜びでもあります。

私もまさにこの仕事が天職と実感するひと時です。
新品に買い換えるのは、簡単です。古い身近な歴史を感じながらよみがえらせる仕事に感謝感謝です。


100年前の仏壇をクリーニング?

2006年04月25日 | お仏壇クリーニング
先日、老舗料亭のお仏壇をクリーニングさせてもらった時のことです。

普通より大きいお仏壇を仏間から、料亭の狭い廊下や階段を通り運ぶ時、バラバラと一部分解してしまいました。
聞くところによると、100年以上昔のお仏壇で、見事に歴史を感じ、文化財では?と思うほどの状態でした。
これくらい古いと通常では昔から洗濯といって全部塗り替えますが、今回はご希望が納期と、ご予算が半分以下、のクリーニング(汚れを落とし、一部塗り替え)ということでした。

職人たちは唖然として顔を見合わせましたが、我が社には不可能の文字はない、チャレンジ精神です。
やさしくやさしく壊れないように、全部分解し、手作業で汚れを除去していきました。

そしてお約束通り1ヶ月(洗濯の場合は3ヶ月)で見事文化財並み?の古いお仏壇が、新調品のように変身いたしました。

掃除に学ぶ会の波動

2006年04月24日 | トイレ掃除に学ぶ!?
この度、鍵山秀三郎相談役の主催されている掃除に学ぶ会の全国世話役員会に参加し、気付いたことです。

全国から120箇所の世話人代表が集まり、全国どころか世界大会への話も進んでいました。
しかし、なぜか空気が穏やかで、淡々として皆さん意見も飛び交うのですが、思いやりのある意見でスムーズな総会でした。
やはりこれは日ごろ、鍵山相談役の提唱されていることを実践されている人たちの集まりだとよく理解できました。
掃除に学ぶ会の目的は5つ、

●心磨き
●謙虚
●気付き
●感動
●感謝

この5つの実践を地道にしておられる人たちばかりでした。

掃除に学ぶ会ホームページ

初めての靖国参拝

2006年04月21日 | 出張先で
昨日機会があり、初めて靖国神社参拝をしました。

私は団塊の世代、戦後急速な民主主義(アメリカ)教育を受けたものにとっては、靖国神社はどちらかといえば正直あまり関心がありませんでした。
しかし一度機会があったら、お詣りしたいと願っていたので、昨日は感謝しています。
予備知識は十分でしたが、やはり垣内参拝し、厳粛な気持ちでお詣りできたことは、何か違う感動を得、やはり動いてみることだと実感しました。
そして特攻隊だった22歳の方の遺稿の最後には親への感謝が詠まれており、ジーンと来てしまいました。

今我々がこうして幸せに生かされているのも、全ての先人達のおかげと深々と頭を下げてお詣りしてきました。

新芽の息吹

2006年04月20日 | 健康・食について
つい先日まで桜に気をとらわれていた公園も、桜が終わると、一斉に新芽の息吹を感じるのは自分だけでしょうか?

冬には枯れ木のように、葉っぱひとつ付いていなかったものが、今やまぶしいくらいの新緑が…。

公園の木々は青々と(緑なのに青々というから面白い?)深呼吸すると新鮮な活力がいかにも皮膚からも入ってくるようです。

友人が入院生活していますが、こうして散歩し身近な新芽に感動できる、健康のありがたさに感謝です。
この匂い、この空気を一枚のハガキに載せて、お見舞いのハガキを出すことにしました。

子は親の言うとおりにならず、親のやる通りにやる?

2006年04月18日 | 大切なこと
友人の娘さんに、つい親の思いを伝えるのに、説教になってしまい、口論となってしまうという友人がいます。

私も年頃の娘と息子がいます。
私の判断基準は、私が逆の立場(子供)になった時、親からどういわれたら嬉しかったか?
これしかありません!

何か相談すると、よく聞いてくれたし、決して親としての意見を押し付けられたということはありませんでした。
それだけに信頼を裏切ってはだめという気持ちが強くありました。
私の娘や息子には、青春をしっかりエンジョイしろよ!
それしか言いません。
夜は何時に帰ろうとどこへ外泊しようと。
私の分身と思っている子供を100%信頼しているので。

仏壇より仏像が先?

2006年04月17日 | 社内にて
あるお客様が、まずお位牌をご購入され、次にご本尊になる仏像をお求めになられました。
そして期日をかけ納得のいく仏壇を(新マンションにあう)お申し込みされました。

すばらしいご購入の手順かもしれません。
亡くなられたご両親のお位牌を、そして数十万円の本物志向の総白壇仏像を。

仏壇の買い替えはあっても、仏像の買い替えはあまりありませんので。

お参りの対象は仏壇というケースでもなく、お位牌でもない。
本来はご本尊(仏像)ですので。

早朝の元気な仲間

2006年04月15日 | 朝起きの秘訣!?
私は毎週一回以上、倫理法人会主催のモーニングセミナーに参加しています。
ここでは目先の利益より、経営者のものの考え方や見方を学ぶ会、そして実践→実証することのできるわかりやすい会です。

早朝の6時から一時間、ホテルで会う経営者仲間(異業種で会社の大小問わず)との元気な朝食会、これが私の元気な秘訣かもしれません。

この仲間を誘って(6名)、今朝はさらに早朝の5時~5時45分までの、おはよう倫理塾に参加しました。

一般では寝ている時間ですが、元気な私や、私の仲間は朝が大好きです。
おはよう倫理塾は経営者以外一般主婦も含め、誰でも参加できる、毎朝5時~の会です。
宗教とは一切関係のない、純粋に元気な会です。

私は毎朝参加して健康で、若さも保て、元気になれます。興味のある方はお問い合わせ下さい。

㈱クマダ 社長 熊田栄宛

公園の花見で短歌を…

2006年04月14日 | 私の短歌(しきなみ短歌)
先日久しぶりに鶴舞公園をじっくり散策しました。

朝からビニールシートを敷き、宴会で盛り上がっているグループや、密着して桜の花びらを激写?しているカメラマン達、様々です。
私は紙とペンを手に、じっと見つめて短歌を一種ずつ。
全部で八首ほどでき、持ち帰ってそれを今度は推敲(見直す)します。
この推敲がまた楽しみで、あれこれと捨てる実践です。
つい感動を説明しすぎたり、一首二感動になりがちですので、本当にシンプルに…。
余分な言葉を捨てる実践です。



名古屋商法はすごい?

2006年04月13日 | 出張先で
今月は、わが仏壇業界で展示会の多い時期です。

特に地元名古屋では、仏壇問屋最大手の会社が毎年春秋に実施され、全国からの業者が集まり成果を上げているようです。
私も色々展示会に参加していますが、この会社は年々新作を積極的に発表していると同時に、参加者への配慮が格別です。

遠方からの宿泊サービスはもちろん、参加者にはもれなく立派な、お土産、昼食に
は大満足の高級弁当、飲み物は飲み放題と至れり尽くせりです。

平生は細かい地味な商いをしておられますが、出す時は思い切って出す。まさに名古屋商法の手本では?


新鮮朝礼の秘訣?

2006年04月11日 | 毎日の朝礼での一こま
朝礼は弊社でも毎日行われますが、ややもするとマンネリしがちなものです。

ところが弊社の朝礼は約20分ですがマンネリを感じません。
少なくとも社長の私自身は感じません。
毎日新鮮で楽しみです。

それもある一つのことを取り入れてから。

毎朝、リーダーが交代で、職場の教養という日替わり小冊子の感想発表をやってくれます。
それを聞いて、必ずワンポイント感想発表の中から長所(良かった点)を見つけ、それを皆の前でメッセージとして伝えます。

それも長くて3分以内にまとめます。
今日はどんな感想発表が聞け、何を発表するか楽しみにしていると新鮮でわくわくしてきます。




月参りの楽しみ?

2006年04月10日 | 大切なこと
両親の月命日がちょうど、6日と7日ですので、7日に毎月お寺さんに来ていただき、おまいりしています。

我が夫婦と、嫁いだ姉も熱心に来てくれています。
お経の後、お寺さん(住職)に仏事のこと、お寺さんの事情、はたまたお経の解説など、何でも気楽に質問します。
またそれに丁寧に答えていただけるので、次回の時までに質問をまとめておきます。
また仏壇の両親の前で夫婦と姉の3人で昼食をゆっくりとり、昔話をするのも楽しみです。こういう空気が続いているのも、仲の良かった両親のおかげと感謝です。

お仏壇の引越しもインターネットで

2006年04月07日 | お仏壇引越し
先日もインターネットを見られた方から、お仏壇の引越し依頼があり、

名古屋市北区から隣接の春日井市まで引越し作業をしてきました。



手際よく細かい仏具類を一つ一つ包み、

お仏壇と一緒に車に乗せます。

所要時間30分。



そして引越し先で包みをとり、

まずお仏壇内を柔らかい布で何度も掃除をし、

キレイにします。

最後に仏具を正しい位置に並びそろえて約40分で終了です。



お仏壇は意外とほこりを静電気で吸いつけてしまいます。

そこで業務用布でやさしく丁寧にふき取ると、

ピカピカ!

お客様にはとても喜んで頂き、

また感謝していただけるので、

まさに感謝感謝です。


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古い仏壇も新築と同時によみがえる

2006年04月06日 | お仏壇クリーニング
3ヶ月前のお客様からのご依頼です。

「新築の際、仏壇もきれいにしたいので、仏壇の洗濯をお願いします。
予算がないので通常の半値でできませんか?」

我が社は工場があるので、どんな方法でも可能で、ご希望に沿って特殊クリーニングという方法でよみがえらせることができ、本日の納入させていただきました。

新築の仏間に50年前の古かった仏壇が、ピカピカの新品同様に。
また今後50年この家を守っていかれる仏壇かと思うと、仏壇も生きているように感じられます。

物も生きているといわれますが、それを実感できた日です。