８・３０総選挙情勢は社会を揺るがしている

どこに行っても、８・３０総選挙の話になります…当然です。「民主党が勝ってよかった～！政権交代バンザイ！」などと言っている人は、私が話をした労働者・商店主・高齢者のなかにはひとりもいませんでした。もちろん、そのほとんどの人が民主党に投票しているに違いないのですが。これが８・３０総選挙に表現された階級的真実じゃないでしょうか。
バイクのオイル交換に寄ったお店でも、しばらくこの話で盛り上がりました。論点①民主党政権はどうせダメだろうから、また自民党政権が復活するんだろうか。論点②民主党政権の政策を実施したら、この社会はどうなってしまうかが不安だ。…ここらあたりが論議の焦点です。あらためてこちらからハッキリさせるべきことは、民主党政権誕生は政治・経済・社会の大混乱をもたらすことになるという点。そしてそれを「よし」とする感覚が必要であり、新しい社会の始まり＝革命にとっては願ってもない情勢であるという点。これまで自分たちを縛りつけていた議会・企業・地域などというものが崩壊したことによる大混乱であり、労働者人民にとっては喜ぶべき状況でこそあれ、不安に思うようなものではないという点。…やっぱりここらあたりがポイントですね。