人生は上々だ

釧路のアイスホッケーチーム「ノーススターズ」の14番、「kin」のブログ。ホッケーや趣味、日常に関するよもやま話。

IIHF世界選手権ディヴィジョン1

2008-04-14 22:48:05 | ホッケー
普通の人はあまり知らないかもしれませんが、
アイスホッケーの世界選手権が札幌で開催されています男子の世界選手権が日本で開催されるのは実に25年ぶりのことだそうで。
札幌開催となると33年ぶりだそうです。

「ディヴィジョン1」といったらトップリーグみたいに聞こえますが、
その上に「トップディビジョン」が存在するので、
実質的に2部リーグ相当ということです。
サッカーのイングランド1部リーグの上にプレミアリーグがあるようなものです。
トップディヴィジョンに16チーム、
その下にディヴィジョン1,2,3とあり、
ディヴィジョン1は2つのグループに分かれていて、
日本は現在ディヴィジョン1のグループBに属しています。
このディヴィジョン1の各グループの優勝チームが、
来季トップディヴィジョンに昇格出来ることとなっていて、
このグループBの大会が今回札幌で開催されるということです。

大会は6チーム総当りで日・月・水・金・土の日程で開催されます。
つまり各日3試合行うってことですね。
参加国は世界ランキング順に、
ウクライナ(15位)ハンガリー(21位)日本(22位)
エストニア(23位)リトアニア(25位)クロアチア(28位)
となっています。
この6チームのうち今大会で一位になった国が、
来季トップディヴィジョンに昇格することが出来ることになっています。
自国開催で時差もなく臨める日本としては、
昇格を狙う絶好のチャンスであるため、
日本ホッケー界にとって非常に重要な大会と位置づけられています。

さらに再来年のバンクーバーオリンピック出場を考えたときに、
今年の11月に3グループに分かれて出場予選があるのですが、
世界ランキング19位~21位までの国は、
それぞれのグループでの開催国となることが出来ます。
日本は現在22位であり、
出場予選の自国開催のためには21位のハンガリーとの順位を、
逆転する必要があります。
今大会でハンガリーに差をつけて上位につけることが出来れば、
順位を逆転して出場予選を有利な自国開催に持ち込めるため、
その意味も含めて重要な大会となっています。


では実力的にはどうかというと、
世界ランキングに大きく反映されているようです。
例えばサッカーとかだと、
あまりにも多くの国と地域で盛んであり、
圏域ごとの大会が多いため、
世界ランキングと実力が必ずしも一致していません。
しかしホッケーの場合は、
以前よりディヴィジョン制となっていて、
上位と下位が昇格・降格というシステムが確立しているため、
ある程度世界ランキングどおりの実力となっています。
なので、
グループ最強の敵はランキング15位で、
昨季トップディヴィジョンから降格したウクライナであり、
日本より上位のハンガリーも侮れない相手であると言えます。

日本はリトアニア、クロアチア、ハンガリー、
ウクライナ、エストニアの順で対戦となっており、
まずはきのうのリトアニア戦を5-0の勝利で飾って、
幸先のいいスタートを切りました。

他チームは今日の第2試合まで終了した時点で、
ランキング上位国のウクライナ、ハンガリーがともに2勝をあげています。
日本が今日のクロアチア戦に勝利すれば2勝で3チームが並ぶことになり、
優勝争いはほぼウクライナ、ハンガリーと日本に絞られることになります。

ちなみに・・・すでに時間的にクロアチア戦は終了しているはずですが、
あえて僕は速報をチェックしていません。
HTBで試合の放送予定があるのですが、
なんと夜中の3時10分からの放送予定なのです。
いくら録画放送とはいえいくらなんでも・・・(-"-;)
なので録画して早起きして朝観ようかな~と思っているのです。
さすがに負けたりすることはないと思いますが。
ここでつまずいてるわけにはいきませんからね~。

金曜日無理やり休みを取って、
金曜のウクライナ戦と土曜のエストニア戦を観に行こうと思ってます。
いまものすごく忙しいんですが、
これだけはずっと前から行きたかったもので・・・
日本代表の試合っていうものを応援してみたくて。
サッカーでも日本代表戦好きだしね~。

予想どおりチケットは余裕でとれました。
いかにホッケーが人気ないかってことですね・・。
自由席なら1,800円でしかも一日の3試合とも観れちゃうんですよ?
さすがに3試合観ることはないと思いますが。

いやあそれにしても楽しみだ。
とりあえず最初のヤマ場のハンガリー戦も勝って、
3戦全勝の状態でウクライナ戦を観たいものです。


アゲインスト

2008-04-07 23:44:31 | モノログ
ゴルフ用語で向かい風のことを、
「アゲインスト」と言います。
今僕には、
強烈なアゲインストが吹いています。
といってもゴルフではなく、
仕事の話。
強風どころか、
台風並みの突風が吹き荒れていますね。


4月に人事異動があり、
取り巻く環境が大幅に変わりました。
今までもはっきり言って酷い体制だったのですが、
それでも頼れる上司がいたので、
どうにかやってこれたのですが、
4月からはそれもなくなってしまいました。
いちおう「まっとう」と言える人は自分ひとり。
これは大変です。

何がつらいって、
とにかく責任が重い。
同僚から直属の上司、そのまた上司に至るまで、
仕事を理解している人が誰もいない。
僕の判断がおそらくそのまま組織としての判断になってしまい、
それを是正出来る人は誰もいないという体制。
たかだか異動して1年にも満たない若造に委ねられているって、
いったいどういうこと?と思ってしまいますよ。

しかも問題なのは、
知らないだけならまだしも、
能力的にこれからも覚えられない(覚える気がない?)人たちだということ。
あまり悪く言いたくありませんが、
良くもまあここまで使えない人が集まったものだなあと。
頼れる人は誰一人としておらず、
そんな中でも問い合わせや来客は絶え間なく訪れる。
まさに四面楚歌状態ですよ。

この体制になることが見えてきた時点で、
本気でホッケー辞めようかとも思いました。
とてもまともにやってる余裕なさそうだし、
たまにしか行けないぐらいなら上達も望めないし、
それなら辞めた方がいいかなと思って。

でもやっぱりねえ、
たとえたまにしか行けなかったとしても、
これ以上上達できなかったとしても、
やってれば楽しいし、
辞めるのはあまりにももったいないかなあと思って。
だから続けることにしましたよ、今のところ。

正直言ってこれからどんな風になるか、
自分にも読めない部分があります。
思ったより大変じゃないかもしれないし、
思ってるよりももっと大変かもしれないし、
それは分かりません。
でもどっちにしても、
自分があって仕事があるのであって、
仕事があって自分があるわけではないということを、
なるべく意識するようにしていきたいですね。