プラナカンを確かめに、マラッカへ(長文・ＰＣでどうぞ）

プラナカンとは・・・・・。
ココではすご～く簡単に説明しますネ♪

マレー半島のマラッカ、ペナン、シンガポールで、うまくマレー文化を受け入れながらも中国の伝統を守った中国系の人々の総称。
１５～１６世紀、マラッカ王国にやってきた中国系移民の子孫で、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれ、その総称がプラナカン。
ニョニャ料理とか聞いたことある人もいると思うけど、その人たちの作る料理、作った料理が、まさにニョニャ料理なのです。


興味のある方は、ぜひコチラを↓
プラナカン・シック

で、今回はこのサイトを運営している著者の書いた本を頼りに
旅してきました。

今まで、中国本土や、香港、台湾を旅してきて、
インテリアや雑貨、料理などなど。
すっごく好き！ではあるんだけど、なんか違う。
ちょっと違う。
ドギツイ感じがするんです。

でも、この本を見たときに、私の好きなのってコレかも？？！！！
と。
もうゾクゾクしてしまって、これはこの目で確かめようと。

マラッカ。
クアラルンプール（以下ＫＬ）から長距離バスで２時間～３時間。

このマラッカでは、Ｈｏｔｅｌ　Ｐｕｒｉに宿泊。
なんとなんと１８２２年に建てられた建物をプチホテルとして改造して使っているのです。
う～ん、１８６年の歴史。

予想通りの雰囲気で大満足でした。
（もちろん古い建物なので、水周りはよくないし、窓はすごく小さくてお部屋はかなり暗いんですけど、そこはしょうがないですね！）



基本的に、中国系の人々は風水を大事にするので、
この建物もすごく風水を意識して作られているのです。
中庭には心地良い光が燦々と差し込み、風通しも良く、（気の流れも好くなるように作られているそうです）、お茶はもちろん朝食も食べられます！



いるだけで心地よい。
って、素敵ですね。

五つ星ホテルの心地よさとは全く違うけれど、
優しい気の流れの心地よさ。
体感しました。
今回、のんびり気の向くままに眠り、気の向くままに食べられたのはこのホテルのおかげかも？！（言い訳です）

もう、この通りにズラっと並ぶ、この建物群を見れただけで、私の目的は果たされてしまったのでした。

細かく言うと、この前の晩に泊まったＫＬのホテルが最悪だったってことも、
このホテルをレベルＵＰさせている要因かもしれませんがね・・・。

明日は、お料理と美味しいお菓子をご紹介しますね。（たぶん明日）