たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★サンフランシスコ訪問記 その2 サンフランシスコ禅センター

2013年02月22日 | まなび
サンフランシスコに到着して3日目の1月22日(火)は自主研修日。
ひとり早起きをして、ケーブルカーに乗りに来ました。





ここはサンフランシスコ市内のユニオンスクエアにほど近い
パウエル&ハイド線のパウエル通り停車場、
ケーブルカーの終端で、ターンテ­ーブルがあります。






ケーブルカーは、地中に埋設されたケーブルによって推進力を得ていますが、
ターンテーブルを回転させる動力は“人の力”です!






さあ!フィッシャーマンズワーフを目指して進んで行きましょう!





ケーブルカーの車内には、ギア操作をする乗務員さん(?)。
地中のケーブルをつかんで、スピード調整をしているようです。





こんな風に、ケーブルカーの進路を塞いでしまう車もたまにあります(^_^;





終点でケーブルカーを降りてフィッシャーマンズワーフまで来ました。





帰りは2本目のケーブルカー、パウエル&メイソン線に乗るため、
パウエル通り停車場に来ました。ターン­テーブルはやはり人力です。








朝の散歩を終えてホテルに戻ると、
サンフランシスコ禅センターに行く時間にギリギリ間に合いました。





希望者のみの自主参加でしたが、一人も欠けずに行くことになりました。
現地まで世界中の路面電車が使われているFラインに乗っていくはずが、
運行ダイヤの都合でバスに乗って向かいます。





無事、目的地に到着しました。
煉瓦の建物が、サンフランシスコ禅センターです。





まずは当地のご本尊さまの御前にて、ご挨拶の拝登諷経。
その場の様子で般若心経を唱えることとなりました。





拝登諷経の後、堂頭(住職)さまたちのご挨拶を頂戴し
サンフランシスコ禅センターの概要を説明していただきました。





センター内をくまなく案内していただいています。





“木版(もっぱん)”です。
日本であれば、表面に「生死事大 無常迅速 各宣醒覚 謹莫放逸」と書かれていますが、
ここではそれが英文で記されています。

Great is the matter of
Birth and Death

Life is fleeting,gone,gone.

Awake Awake,each one.

Don't waste this life!





階下には坐禅堂があります。
禅センターに生活している人だけでなく、
早朝の坐禅のみに参加するゲストもいるそうです。





センター内のライブラリー。充実しています。





屋上に出て来ました。
ミニ菜園、養蜂ばかりか、現代的な太陽光発電も取り入れています。
抜群の景色!市内全域が見渡せる所に初めて来た気がします。





お茶をご馳走になりながらの質疑応答。
暖かな日差しが差し込んでくる明るい部屋です。





かんのんさま





ちょうどnoon-service【日中­諷経;正午の法要】が営まれる時間となり、
私たち日本からの一行も参列させていただきました。

読経­は「参同契」。日本語発音のままローマ字が当てられていましたが、
回向・略三宝は英訳­されたものをお唱えしております。






禅センターの帰り道、禅センターが関与するホスピスの前を通りました。






今回の視察研修の中に入れることは出来ませんでしたが、
次の機会かあれば、ラグーナホンダ病院と共に訪れたい所です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★サンフランシスコ訪問記 そ... | トップ | ★サンフランシスコ訪問記 そ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

まなび」カテゴリの最新記事