不登校 きっとこれから…

小6登校渋りから始まった不登校。中3は完全不登校だった息子は、現在、大学1年生になりました。

「大丈夫」と思えた瞬間 2

2017-04-01 23:35:15 | 不登校の末っ子くん
息子は幼い頃からおしゃべりだった。
幼稚園から帰ってきても、たくさんおしゃべりしてくれた。
小学生になってからもおしゃべり。
私は聴いてあげることがだんだんと面倒になり、心の中で
「こんな態度を続けたら、息子はしゃべらなくなるかも…」なんて呑気に考えていた。

息子はいつの頃からか、学校から帰ると
「ママー、足の指の皮が剥けちゃった」
「○○くんとぶつかって、ココが痛い」
「ころんでひざが…」
「なんか靴を履くとさー、かかとが…」
「階段でこけて、なんか痛い」
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
などなど毎日のように私に訴え続けていた。

息子が五月雨登校になっていくときも、完全不登校になってからも毎日ではないもののその訴えは続いた。

息子が不登校になり、私は不登校サイトやブログ、本などからいろんなことを学んできた。
特に「子どもの話を聴く」は、一時期の日記に毎日「聴く!」と書いてました。
身体の不調を訴えるようになったのは、私が息子の話に耳を傾けなくなってからだなあ。たぶん「身体の訴えならママは聞いてくれる」と思ったからだろうなあ…と気がつくまで、時間がかかってしまった(ToT)

現在は…卒業式あたりまで、「足の爪が…」「ひざが…」「歯が…」と毎日ではないけれど、訴えていたので、「春休み中に病院に行こうね」と話していた。
卒業式が終わり、部活の三送会を終えて、痛みを訴えてこないので、ちょっと聞いてみた。
私「足の爪は?靴を履くと痛いんじゃなかった?」
息子「え?あー、もう大丈夫」
私「歯は?」
息子「うーん、痛くない」

春休みになってから、思えば一度も訴えてこない。
この事も、私を「息子はもう大丈夫!」と思わせる出来事の一つである^_^

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