今日は、とてもいい天気。暖房が入った教室で、陽が当たると、暑いほどでした。道路もカラカラで、快適です。体調も良くなってきました。しかし、校内では、インフルエンザが流行り出しました。
図書館で借りて、湊かなえの「白ゆき姫殺人事件」を読みました。知らずに読みましたが、なかなか変わった趣向の本でした。前半三分の二では、いろいろな登場人物が語る、会話文のようなくだけた感じで、話が進み、後半の三分の一には、関連資料として、チャットや、週刊誌の記事や、ブログが載っています。
殺人事件ですが、全体に軽いトーンで進み、噂話や嫉妬といった、本人に罪の意識がないままに、他人を傷つける。そして、そのことにも気づかず、それが、チャットを通して、瞬時に垂れ流され、なんだかなあ、と思っている間に、事件は、思わぬ方向に展開する。不思議な話でした。話題になっていたし、図書館で借りて、気軽に読むのに、ちょうどいい本でした。