もうすぐ木次小の学習発表会「木次っ子発表会」です。各学年で最後の仕上げや追い込みをしているところです。
この学習発表会は、どの学校にもあるかというとそうではありません。昔は、学芸的行事「学芸会・学習発表会」としておそらくどの学校にもあったと思います。学校の授業時数が増えたときに、学校行事の見直しがなされ、なくなった学校や「校内音楽会」「総合的な学習の時間の発表の場」として、縮減されたり、全校でなくて学年別に開催される学校もありました。
木次小の場合は、学習発表会としてずっと継承されてきました。子どもたちの学習の成果を発表する場、子どもたちを成長させる場として大切にしています。体育館の大勢の前で発表するという貴重な場であるからこそ子どもたちは張り切ってがんばります。教員にとっては、子どもを動かし、参観者に見せるという演出力を試される場にもなっています。これは、教師にとってはエネルギーのいることです。学習発表会のない学校では経験しないことです。
台本を書き、子どもと練習をしながら演出を加え、よりよいものに仕上げていく。毎年、この時期の先生たちの頑張りはすごいです!子どもたちの成長や内容も日に日に進化していきます。苦しみながらも子どもと共に楽しんでいるようにも見えます。(本音はわかりませんが…。)
5年前から体育のダンスの指導に三瓶先生に授業に関わってもらっています。運動会の色別応援合戦のダンスでも指導してもらっています。プロ(専門家)の指導を受けて、子どもたちの体を使った表現力やダンス能力は確実にアップしてきました。その三瓶先生の指導の影響で、先生たちも演出力や指導力が向上してきました。かなりのレベルのパフォーマンスを見せてくれます。
最近は、練習をタブレットで動画撮影して指導に役立てる学年も多くなってきました。
11月11日(土)の「木次っ子発表会」 どの学年も子どもたちと先生たちが最高の演技・パフォーマンスを見せてくれることでしょう。