ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて17年を過ぎました。今でも一番の読者は私です。

スキー場に行く(2) ~ニューチャレンジコース~

2013-02-24 07:26:28 | PiTaPaより遠くへ

  伊吹山の真下、姉川に沿って道路を上りはじめると、ソフトバンク携帯は圏外…のはず。これまでは圏外だったのですが、今年は基地局が新設された模様です。スキー場に到着するまでにいくつかの集落を通過しますが、どの集落でも電波が確認できました。ソフトバンクも頑張りましたね。そしてゲレンデでもokです。ドコモは早くから電波が来ていたのですが、やっとソフトバンクも使えるようになりました。もっとも、電波が来ないほうが、遊びに行った者としては幸せかも知れません。基地局は駐車場の隅のあれかな?
  駐車場に着いたのは11時前。今日はクルマも多く、遠い駐車場に案内されました。板を担いで歩きながら駐車場を眺めてみると、かつてスキーブームの頃は、パジェロなどのクロスカントリー車に、縦積みのスキーキャリアが流行でしたが、今やそんなものは絶滅してしまった模様です。そもそも屋根の上のスキーキャリアもレッドデータブック入り。かつては用もない夏場にも、スキーキャリアをつけたまま走っているクルマも見かけましたが、時代は変わりました。スノーボードではわざわざ屋根に乗っけなくても車内に収まりますからね。スキー板も短くなりました。クルマの足回りはほぼ100%スタッドレス。


  午後券が販売される時間になると、売り場前に並びができます。この光景もハイシーズンの休日ならではでしょう。ほんの数分の並びでしたが、私もその一人となりました。リフトは5分から10分くらいの並びでした。かつてのブームの頃は、厳冬期に並んでいる間に体が冷えてしまい、リフト上で風に吹かれて身震いするというようなこともありました。


  気がつくと、天気が回復して青空も見え始めました。ラッキーです。撮影日和。少し滑っては手袋をとってカメラ(コンパクトカメラ)を取り出して、シャッターを押し、また少し滑って…という繰り返し。滑って…というより移動してというほうが正しい。この記事のタイトルを「滑る」とせず、「スキー場に行く」としたのは、そういう事情です。体を動かさないので手が冷たい。


  ニューチャレンジコースという大変デンジャラスなコースが2010~2011シーズンにオープンしました。最大斜度46度、平均斜度43度の未圧雪バーン。パトロールも助けに行けないかもしれないと断りつき。スキー場いわく、日本で2番目に急なバーンだそうです。私のような永遠の初級者は、「上から覗くだけ、下から見上げるだけ」ですが、誰かが滑っているのをいっぺん見てみたいと思っていました。私がノコノコやってくる春先にはゲレンデコンディションも悪いのでクローズされています。今ならきっとゲレンデはオープンのはず。


  いました、いました。雪煙を上げながら滑っている人がいます。よっぽどの達人か命知らずなんでしょう。ヘルメットを被っていますよ。危険は承知の上なんでしょう。


  ニューチャレンジコースの入り口に立って、恐る恐る覗き込んでみました。まずは馬の背のような細いところを何十mか下りていかなければなりません。死んでもこんなところへは行けないと震え上がっていたら、小学校の高学年か中学生かくらいの男の子とその父親らしき二人がやってきました。父親は息子に2,3点アドバイスをしていました。が、息子はそのアドバイスを聞くか聞かないうちに、その馬の背に滑り込んでいってしまいました。ギャラリーの一同が、「あんな小さいのに全然恐れてない!」と感心していると、父親は、「大きいほうは引けてますけどね」と言葉を残して息子を追っかけていってしまいました。むちゃくちゃ格好いい親子でした。

YouTubeにニューチャレンジコースの動画がありました。

 

(つづく)


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1 コメント

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斜度46度 (MORITA)
2019-08-31 19:42:30
 これはもう自力滑走型ジェットコースターですね。

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