パナホームですてきな家

パナホームのソラーナユールキアで建てるマイホーム建築日記です。2008年12月竣工です。

ハウスメーカーめぐり②ヘーベルハウス編

2008年10月10日 | STEP5. ハウスメーカーめぐり
一番初めにお話を始めたのがへーベルハウスです。


「新大地」という寄棟屋根をベースにした量塊感あるシリーズがターゲットです。
生家がへーベルでしたので、ひとつ念頭においていたのが、「陸屋根の防水処理にはメンテナンスコストがかかる」点です。寄棟屋根仕様は願ったりです。もっとも寄棟でも防水シートには寿命がありますが、瓦で覆われる分、陸屋根よりずっともつように思います。


ご担当いただいた店長さんには、適確に仕様の解説や、候補の土地に対する建物提案などをいただきました。特にここに紹介させていただくパースは、土地が決まればこれで決定!という高いレベルの内容のもので、マンション売却のしんどい日々を乗り切る原動力でもありました。

これが一目ぼれした外観パースです。

こちらが1Fの間取り案です。二階リビングプランです。

2Fはリビングと水周りを集中させ、子供部屋をリビングアクセスにしています。

しかし、残念ながら、ねらい目の物件が建売業者に渡ったことで、このプランもなくなってしまい、風向きが変わっていってしまったようです。

期を同じくして、店長さんの展示場も、統廃合されてなくなってしまい、隣市の展示場へと異動されてしまったので土地情報のやりとりは続きましたが、途端に意思の疎通が取りにくくなってしまいました。

5月に今の土地を見つけた際、建物プランを出してもらうように依頼をしたところ、土地の価格が高いことに難色をしめされ、非常に提案しずらそうでした。以降は一週間程度でラフ案のお話がでてくると期待していたのですが、連絡を受けたところ、「何かお手伝いできることがあったら言ってください」って。。。。心の中で、「それはすでに言いました。」とすれ違いです。

他にも色々と案件を抱えられているようで、打合せ設定もままならず、たいてい夕食時間帯になったため、子供達にもしわよせが行ってしまいました。
ただ、当初から相談にのっていただき、家作りの夢を与えていただいた感謝もあるので、7月に土地購入決定となった際に、改めて建築プラン作成を申し入れることにしました。


それから1週間後、へーベルハウスの建築プランをご提示いただきました。

建築プランは一度目にしてはかなりのレベルのものでした。
他ハウスメーカーとの折衝で要件が整理できていたからかもしれないですが、外観・間取り・設備、どれもうまくまとまっていました。

東側正面外観案です。


北東側からの外観案です。


1F間取り図案です。


2F間取り図案です。

ただし、これは仕方がないのかもしれないですが、事前に予算上限をお伝えしているにもかかわらず、500万近いオーバー見積もりを提示され、予算オーバー対処としてローンの組み方で工夫を行えばよい、という内容でした。ローンの具体的なシミュレーションなどはさすがでしたが、もう少しこちらの都合というものをご理解いただいた、現実的な提案にしてほしかった、というのが夫婦共通の見解でした。
あとは、土地の高低差から生じる、斜線規制がプランに反映しきれていないので、提示パース通りには行かないだろうな、という点も気になりました。

やはり、5月の時点でプラン作成に動いていただけなかった、というのが、決定的に仕様詳細や見積もり細部を煮詰める時間不足となったようです。
それなりに協議すれば、建物形状や設備を工夫するなどで、相応の打開案まで到達できたのではないか、と思うだけに残念です。

予選で快調ながら、オリンピック本戦で実力を発揮することなく終わってしまった、日本野球と重なってしまいます。。。


へーベルの強み・弱みをまとめてみますと、

強み
◆構造と施工へのこだわり・・・おそらく世界No.1ではないかと思います。
◆へーベル板・・・床へーベルは特に防音効果絶大。
◆責任あるメンテナンス・・・コストはかかりますが、信頼感は随一と思います。
◆資産価値・・・建物は20年経つと価値ゼロ、といいますが、へーベルは残存価値が高いです。

弱み
◆価格・・・これは品質相応ともいえるかもしれません。むしろ「自分の弱み」でしょうか。。。
◆へーベル外壁塗装・・・最近の建物でも、日当たりの悪い箇所にコケがむしてしまうのが気になります。
◆室内換気・・・標準では壁に穴が空いているだけ。ここだけ進化していない気が。
◆防水処理・再塗装・・・へーベル板を守るためのメンテナンスコストが相応にかかります。
◆設備の基準グレードの不明記・・・仕様カタログは充実しているのですが、「コレが基準」というグレード明記がないため、自分の選択が高価なのかリーズナブルなのか、非常につかみにくいです。

いろいろとありましたが、今でもへーベルハウスは好きです。


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