小説というと、今まで恋愛小説しか読んだことのない
私ですが、今回初めて違うジャンルに挑戦してみようと
思い、手に取ったのが経済小説の「炎の商社マン」でした。
今まで経済小説というと、私の中で専門用語ばかり
出てきそうという勝手なイメージがあり正直読む気に
なれなかったのですが、本書は冒頭部分から内容に
惹きつけられました。
主人公中原信介が愛社精神から上司も先輩も関係なく
怠惰な人間に喝を入れることで己の信念を貫く姿は
とても尊敬できました。
また、中原を取り巻く様々な人たちの視点からも
物語が進んでいくところも本書の面白いところだと
思います。
私は本書を読むことで、会社で働く一社会人として
何を考え、どのように行動していくべきかのヒントを
もらったような気がします。
昨今では派遣切りや内定取り消しなど労働関係に
おいて暗いニュースが多いです。
そんな今だからこそ、やる気に充ちていた新入社員の
頃の初心を思い出すべくぜひ読んで欲しいです!
(20代 女性)
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