木下小校長ブログ

木下小学校校長が担当しています。

三校合同地区パトロール

2007年07月27日 | 校長室
 例年実施している三校(印西中・大森小・木下小)合同の地区パトロールを7月26日行いました。木下駅北口に午後5時30分三校の職員と保護者が集合し、大森地区方面と木下地区方面の2方面に分かれパトロールをしました。
 私は皆さんと木下駅をスタートし、駅前のお店数カ所に伺い、子供たちの様子をみたり聞いたりしました。そして、木下小の周辺から公園・空き地・比較的子供たちが出入りする所など見回りました。夏の夕方6時頃、まだまだ明るいのですが、今回は公園や空き地で遊んでいる子供たちには出会いませんでした。夏休みに入ったばかりです。多少子供たちも生活面には気をつけて過ごしていると思いますが、長い休みの間には気もゆるみます。保護者の皆様・地域の皆様にもご協力いただき、子供たちを見守っていただきたいと思います。

二日間の職員作業から

2007年07月24日 | 校長室
 23日、24日の二日間、全職員で1階から4階までの廊下・階段の清掃作業をしました。今回は、剥離剤をつかって、いったんワックスをはがし、きれいにしてから、ワックスをかけるという作業です。23日は、まる1日剥離剤をつかっての作業となりました。ここ何年か、ワックスはかけても、剥離剤を使用していなかったことが、作業を手間取らせました。一回ポリッシャーをかけても、後から後からワックスのかすがでてきて作業に時間がかかりました。また、階段は手作業となりますので大変でした。しかし、仕事を終えた後は、見違えるほどのきれいさになりました。特に階段は目立ちます。全職員で行った校舎の美化作業は、心を一つにさせてくれました。
 2学期、気持ちよく子供たちが過ごすために計画したことが一つ終了しました。

一学期終業式

2007年07月20日 | 校長室
 無事、一学期終業式を迎えました。終業式では、子供たち354名に伝えたことは、全校で4月から目標を立て取り組んできた、歌声・挨拶・チャレンジタイム、この3つをみんなが心を一つにして目標を持って頑張ってきたことを話しました。それは、きょうの子供たちの作文にも表現されていました。今回は、3年生と6年生代表4名が「一学期を振り返って」の作文発表でしたが、自分の考えがしっかり持った発表でした。また、印旛高校の先生方に授業をしていただいた子供たちのお礼の感想も紹介しました。
 二つ目に話したことは、夏休みに入ってのことですが、8月6日は原爆記念日、8月15日は終戦記念日、平和の尊さ・命の大切さを話しました。
 最後に、命の大切さから、「いのちのまつり」と言う本を紹介し、その中の一部分を読みました。
「ぼうやに命をくれた人はだれね~?」
「それは・・・お父さんとお母さん?」
「そうだねえ。命をくれた人をご先祖さまと言うんだよ。」
「お父さん、お母さんって、ぼくのご先祖さまなの?」
途中ページをとばしますが、
「ぼくに命をくれた人、2人」
「お父さんとお母さんに命をくれた人、4人」
「おじいちゃんとおばあちゃんに命をくれた人、8人」
「ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんに命をくれた人、16人」
「そのまた上に、32人」
「そのまた上に・・・」
「数えきれないご先祖さまが誰ひとり欠けても、ぼうやは生まれてこなかった、ということさあ~。だから、ぼうやの命は、ご先祖さまの命でもあるわけさあ~」

 夏休み、一人一人の命を大切にしてください。そして二学期元気に会いましょう。

1年生と語る

2007年07月19日 | 校長室
 1年生が校長室を訪問しています。毎日3名ずつ昼休み見えるのですが、1年生は実に校長室に飾ってある物、おいてある物を敏感に受け止めます。壁面に1年生の入学式の記念写真をみて、自分の顔を確認すると、
「校長先生、僕のお母さんここ、隣、お父さんだよ。」
と、満足した表情で話してくれます。
 水槽でタナゴをかっているのですが、水槽に目がいきます。
「魚いるんですか。」
「今は、石の裏に隠れているかな。でもね、タナゴは、給食の時間に放送で音楽が流れると、必ずきまって表に現れて、楽しそうに上に行ったり下に行ったり、仲良く泳いでいる姿みせてくれるよ。不思議だね。約束したように給食の時間なの。」
「ふーん、あしたまた校長室にきていいですか。タナゴみたいから。」
思わず、「どうぞきてください。」と言うと、
3人の1年生は、やったと言わんばかりに、にっこりと、うれしそうに校長室を出て行きました。

印旛高校へお礼の手紙

2007年07月17日 | 校長室
 今学期、6月下旬、全学年が印旛高校図書館へ行って、図書館についてお話を聞いたり、高校の先生方から授業をして頂いたり、本を借りたり、等々、大変お世話になりました。子供たちは、今学期の楽しい思い出の一つに、印旛高校との交流をあげていました。そこで、子供たちにミニ感想を書いてもらった中から紹介します。
1年 いんばこうこうのとしょかんには、ほんがいっぱいありました。むしのほんきょうりゅうのほん、さかなのほん、おおむかしのいきもののほん、とてもたのしかったです。ありがとうございました。
2年 いんばこうこうで本をかりました。かりた本の名前は「クレオパトラ」れきしの本です。おもしろくて、すぐ読み終わりました。うたの時、「ハッピーちゃんにいいことありますように」という歌がたのしかったです。また、高校へ本をかりに行きたいです。
3年 わたしはこん虫はあまりすきではありませんでした。でも、こいけ先生にナガサキアゲハのことをおしえてもらって、こん虫の図かんがだいすきになりました。とても楽しかったです。
4年 矢作先生、サハラ砂漠やカスピ海のことを教えてくれて、地球の温暖化がよくわかりました。地球の温度のことが気になります。私はいつも電気をつけっぱなしにしないように気をつけています「不都合な真実」の映画をぜひみたいと思いました。
5年 6月20日はありがとうございました。木下の街の歴史や文化をとてもくわしく教えてくださってありがとうございました。「屋根の上のサワン」のお話は、とてもよかったです。私は、木下の歴史や文化をもっと勉強して大切に守っていきたいと思いました。
6年 「一筆書き」についてとても興味を持ちました。奇数点、偶数点の関係で一筆書きができるかできないかがわかるのでとても驚きました。説明がとてもわかりやすくて、学んだことがすらすら頭に入っていきました。ありがとうございました。

学級の「朝の会」から

2007年07月13日 | 校長室
 今週最後の金曜日の「朝の会」は、4年1組に入りました。本校で一番若いフレッシュな学級担任(新採用の先生)です。いつものように朝の会が始まりました。日直さんは、「朝の挨拶」「今月の歌」「健康観察」「先生の話」となりました。 私が健康観察で一人一人名前を呼ぶと、元気に明るく返事が返ってきます。欠席者なし。みんな一人一人が生き生きと目が輝いています。欠席者ゼロの学級の雰囲気が伝わってきます。嬉しい限りです。
「先生の話」では、いつもの担任の先生の話ではなく、私からです。こんな話を4年1組の子供たちにしました。
 
 担任の先生は、始めて木下小学校に来ました。どんな子供たちと出会うのかおそらくワクワクしながら4月出会ったことでしょう。一人一人まず名前を覚えることから始まり、一人一人の性格や、得意なことや苦手なことは何か。家族は、兄弟は、地区はどこか。そして、素晴らしい4年1組をみんなと共に作ろうとスタートしてきました。いけないことをしたときは思いっきりみんなを叱ってくれる先生でもありますね。先生は、いつもみんなのよいところを見つけ、引き出してあげようとしています。
 素晴らしい4年1組をこれからもつくってほしいのです。最後に、楽しいクラスをつくっていく秘訣を話します。
・話すときは、相手にはっきり伝わるように話すこと。
・相手の話は、わかろうと意識して聞くこと。
・4年1組話し合いのルールや仕方を身につけること。
・「なぜ、どうして」を意識しながら、友達のよいところは自分の中にもとり入れ ること。
・何でもやるときは、徹底的に最後までやるクラスであってほしい。
こんなことを話して、4年1組の教室を去りました。 
 

学期末に思うこと

2007年07月11日 | 校長室
 一学期もあと残すところわずかとなりました。いつも思うことながら、4月スタートしたときの学級と4ヶ月過ぎた現在の学級では、明らかに変化していることを14学級から感じます。実に担任の先生(小学校は特に)の学級経営が忠実にあらわれることを感じます。

 7月にはいると、朝の会をどのように過ごしているか学級を訪問するのが楽しみになります。学級のスタイルができていて、それは見事に一つの城でもあることを感じます。私は14学級を朝の会に訪問することはできても、担任の先生方は、他の学級の朝の会の様子をみることはできません。そこで、今回は、教頭先生と私で朝の会の時間にそれぞれ学級に入り、担任の先生は、朝の会の25分間、他のクラスの朝の会を訪問するということをしています。
 自分流(そのクラス流)のよさもつかみながら、他の学級のよさもつかんでほしいと考えてのことです。また、そのクラスの鍛えられた子供たちをみてもらいたいからです。

 学年会議や生徒指導、その他、先生方同士のコミュニケーションは、子供たちをよりよくしようと全職員で頑張っています。授業研究等でも前向きな姿勢で先生方は意見を言っています。
 しかし、毎日欠かすことのできない朝の会・帰りの会の時間をどのように指導しているか、担任として。ここにこの時期、学級の姿が現れてくるのです。この時間をおろそかにして過ごすと、授業中も同様となることを感じています。
 子供たちをいかに鍛えていくか、このクラスをどんなカラーに染めていくか、担任の心構え一つで、学級経営が変わること感じます。
 ちょうどこの時期、鍛えあがった各クラスを先生方同士が見合いながら、来学期の経営構想を立てていただきたいのです。

山崎市長さんと6年生会食

2007年07月10日 | 校長室
 山崎市長さんと6年生が会食をしながら楽しいひとときを過ごしました。班ごとに分かれてのグループ会食だったので、市長さんと同じグループの子供たちは、より多く会話ができてよかったようです。
 同じグループの男子は、「市長さんが少しご飯が多いのであげる」と言ったのでもらってしまった。ラッキーだった。
 女の子は、「市長さんが見えたら、サインしてもらうんだ」と用意して持っていた本を私に見せてくれました。6年生からは、市長さんへ
「どんな木下の街にしたいと考えていますか。」
「どんな印西市をつくろうと思っていますか。」
「木下小学校に来ていただいて、どんな感想を持ちましたか。」
等々、気軽に子供たちはお話をすることができました。また、間近での市長さんとの語らいは子供たちにとって印象深かったようです。最後に市長さんが、
「市民にとって、住みよい街、これからもずっと住んでいたい街づくりに頑張ります。」というお話に、子供たちは納得していました。

 6年生は昨日も今日もお客様を迎えての楽しい会食続きとなりました。

木下小卒業生大野靖之さんを迎えて

2007年07月09日 | 校長室
 6年生が卒業アルバムを作成するに当たって、本校卒業生の澤野大地さん(日本の陸上競技代表選手 棒高跳び)と大野靖之さん(シンガソングライター)のページも入れたいと言うことが発端となりました。そこで、卒業対策委員の方々にお骨折りをいただいた結果、本日、大野靖之さんが来校と言うことになりました。
 お忙しい中のわずかな時間でしたが、6年生と校庭で写真を撮り、給食を食べながら2時間ほど過ごしました。
 私は、久しぶりの教え子に会い、懐かしさと立派になった姿に感動しました。なぜ感動したかというと、校長室で会話した中でこんな会話がありました。

・歌い手としての自分と仕事を進めるに当たっての相手との人間関係は、今下積みな時だけにいろいろ勉強になります。
・プロ意識を持って仕事をすることは、先生の職業とも同じことですね。
・僕という人間性がにじみ出ている歌を作りたいと思い、作ってきたけど、学校の授業も、その先生の人間性が出ている授業は、すーと授業に入れて、引きつけられますね。
・感動のある授業も、感動のある歌も、共通しますね。
・何事も、継続することって大切。今日は、木下小の後輩にそのことを伝えようかな。
・小学校の時、中学校の時、高校の時、友達とわいわい楽しいことしていた思い出たくさんあるけど、一人でいるときこそ今は自分を鍛える時と思っています。
・25歳の大人だけれど、子供が感じる純粋な感動は、今の大人になっても失いたくないね。等々。

 さりげない会話のなかで、私は思わずメモをとってしまいました。

川村先生と歯科衛生士さんを迎えて

2007年07月05日 | 校長室
 まもなく夏休みにはいる時期となりました。子供たちは家庭で過ごすようになると、規則正しい生活を心がけていても、食べ物がすぐ届くところにあったり、自由に食べることができたり、歯への関心も薄れがちになります。
 そこで、この時期に学校歯科医 川村先生と歯科衛生士さん3名におこしいただき、3年生が正しい歯の磨き方を学びました。
「自分の歯垢(プラーク)をそめてみよう」というテーマのもとで学習しました。各自染め出しを行い、染まったところを観察しました。磨き残しの多いところに子供たちは、自分の歯だけにびっくりしていました。
 正しい歯磨きの仕方等、保護者の方も交えて休みに入る前のよい学習となりました。