イエロー・ブライト

マミジロキビタキ(Ficedula zanthopygia)　Yellow-rumped Flycatcher


朝食時で道に人が誰も居なくなった時。
近くの藪の中から「ピッピッピッ...プツツツ」と声がした。キビタキかな、と思って立ち止まると、その声の主が姿を現した。
初列、次列風切などに1Wの羽の残る、マミジロキビタキ雄の第１回夏羽だ。昨年別の島で見た個体は後頭にも冬羽が残っていたけれど、この個体の後頭は黒い。
マミジロキビタキの黄色はレモンイエローというイメージが強いけれど、第１回夏羽は特にそう見える。
ちょうどこの鳥にとっても朝食時だったのだろう。マミジロキビタキは歩道に面した草むらを点々と移動しながら、時おりフライングキャッチして蟲を捕らえていた。







【2011/05/03/石川　Hegura Island，Japan/May.2011】