
この春から、学生を卒業して社会人になりました。
以前に比べてフィールドに出る機会は減りますが、生き物を追い求めることは、もちろん続けていきます。
これからも、当サイトをよろしくお願いしますね!

オガワコマドリ(Luscinia svecica svecica) Bluethroat
毎年、春のこの時期になると、
渡り鳥でもないのに心が落ち着かず、居ても立ってもいられなくなってしまいますね。
というわけで、明日から少し島に行ってきます。
【Chiba-pref.(千葉) Japan/09th April, 2012】

スズメ(Passer montanus saturatus) Tree Sparrow
シジュウカラ(Parus major minor) Great Tit
【2011/12/08/神奈川 Kanagawa, Japan/Dec. 2011】

オグロシギ(Limosa limosa melanuroides) Black-tailed Godwit
日曜日。うららかな春の日差しに誘われて、干潟を訪れた。
この日は小潮で、満潮の時に到着したにもかかわらず、干潟の一部は既に露出していた。
脛まで浸かる水位を優雅に歩くセイタカシギ達は、今年は少し多めに渡来しているようだ。
思い返せば、大学に入って最初に先輩に連れて行ってもらったのはこの干潟だった。まさにこの時期、このセイタカシギ達が歩く区画で、目の前で美しく結ばれたセイタカシギのペアを見て、心底感動した記憶が蘇る。
潮の動かない間、シギチ達は皆休息中のようで、無数のハマシギの群れやダイゼン、メダイチドリ等のほとんどは僅かに露出した干潟部に集合して、顔を背中にうずめていた。
一方、一匹狼のホウロクシギは満潮でも構わず歩きまわっている。
私はまず、逆光で強風の吹きつける岸から水面を見て、採餌中のコガモを片っ端からチェックした。
この条件化での捜索はなかなか困難なもので、風でぶれるスコープや双眼鏡を見過ぎてめまいを起こした。こうして船酔いしたかのように気分が優れなくなってきたところで、やっと側胸に縦白線がビシッと入る亜種アメリカコガモを見つけた。
これを見つけると、不思議と優れなかった気分が回復するものだ。
潮が引き始めて干潟部がどんどん広がり始めると、さっきまで休んでいたハマシギやダイゼン達が分散して採餌し始めた。
しまった、早くしないと。干潟部が拡大すればするほど鳥が探しにくくなる。
今までどこへ行っていたのか、6羽ほどのオオソリハシシギが姿を見せた頃、干潟部はもうかなり拡大していた。澪の側に佇むさっきのホウロクシギも、満腹だといわんばかりに休息体勢をとった。
スコープを使って遠くばかりを探した後に、ふと手前側を見ると、換羽中のユリカモメが飛び交う中に1羽のシギが顔を隠して休息していた。
見た瞬間、すぐさまピンときた。コイツだ。
するとまもなく目を覚ましたそのシギは、まっすぐにシャープな嘴を見せてくれた。
今日一番見たかった鳥、オグロシギだ。
まだ冬羽のオグロシギは、嘴の形や尾の色もさることながら、体形がオオソリハシシギに比べて明らかに華奢で、特に頸は際立って細長い印象を受けた。
オグロシギが飛翔時に見せる白い翼帯もはっきりと見ることが出来た私は、満足して家路についたのだった。
【2012/04/01/千葉 Chiba,Japan/Apr.2012】

タカサゴモズ(Lanius schach formosae) Long-tailed Shrike
飛行機の関係で皆が先に帰り、私だけが空港で1時間ほどの時間をもてあました。
空港内のお土産店を見てまわっても良いのだけれど、せっかくなら鳥を1種でも増やしたい。
そこで私は、空港から出ているバスに乗り込んだ。このバスは桃園国際空港と高鐵桃園站を結ぶものだ。
私はこういう事もあろうかと、あらかじめGoogleマップの航空写真を使って、空港周辺で何か鳥が居そうな場所を探しておいた。すると高鐵桃園站の周辺は高鐵嘉義站周辺同様、荒地になっているようだったのだ。
バスが站に着いた。
街路樹で居眠りをしているベニバトの雄を横目にこの荒地に向かうと、想像通りの光景が広がっていた。
あまり手入れのされていない草地に点々と葉の無い木が立ち並ぶ、絶好の狩り場。その木の梢には、獲物を探して辺りを見回すタカサゴモズがいたのだ。
タカサゴモズは、時折獲物を見つけては草地に舞い降り、そしてまた次の見晴らし場にとまる。飛んだ時には特徴的に長い尾羽が美しく流れ、大した存在感を放つ。
しばらくすると、縄張りに侵入してきた別個体を追いかけて行ってしまった。
【2011/12/29/台湾 Taipei, Taiwan/Dec. 2011】










