キムの上海日記 (外伝)

2004年10月から上海に赴任。中国でのExcitingな生活を日記として掲載。

塩焼き

2005年07月29日 23時38分40秒 | Weblog

立派でしょ?30cm強のキスちゃんは内臓を抜いて丸ごと塩焼きに。これがまたなんとも新鮮な香りがして旨いのよね。小さな魚の癖に骨が凄く堅くて。その横にあるのが、その骨の大群。天ぷら用に捌いたお魚さんの残りです。これを何するか?っていうと、この骨にかる~く小麦粉をまぶして、骨が茶色になるくらいにじっくり揚げてあげるわけよ。んでもって、かる~く塩を振ってやれば、これまたビールのつまみに最高ってわけ。

天ぷら

2005年07月29日 23時35分06秒 | Weblog

これが天ぷらさん用に捌いた所です。
なかなかな感じでしょ?最初はねー、釣ってきても卸すのが大変で大変で。折角釣ってきた魚を存分に食ってあげられなかったんだよね。でも魚を卸すの久しぶりだったんで、ちと腕が鈍った気がします。まあ、そんな事は天ぷらになっちまえば関係ないけどね。

釣り

2005年07月29日 01時10分30秒 | Weblog

釣りが好き。
前々からその傾向があったけど、2,3年前から自分の竿やらなにやら買い出したりして、今では一通りの道具は揃ったかなって感じ。元々温泉が好きだったこともあって、本当は山の中での川釣りから始めたんだけど、これが結構難しいのよね。誰も居ない温泉に浸かりつつ、傍を流れる川で岩魚を釣り、夜は星を眺めつつ塩焼きを頬張るってのがベストなんだけど。その後サーモンに挑戦したり、何したりとしてたけど、最近は海釣りが多いかな。しかも美味しい魚が大好き。海釣りも、もともとどうしても新鮮なカワハギの肝合えが食いたくて始めたの。市場で買っても新鮮なカワハギは高いからね。だったら、自分で釣っちゃえってことで。だから秋から冬にかけてはカワハギ釣りが多いかな。

では夏は何かっていうとキス。
これがまた綺麗なお魚で魚の女王って呼ばれているの。つりたてのキスにはうすーいピンク色の縞がはいっているように見えるんだよね。このキスがまた絶品。25cm強のビックサイズは塩焼きかお刺身で。お刺身は塩とレモンでキュっとしてやるわけよ。これが日本酒にも焼酎にも最適。そして、中型から小型のキスはもちろん天ぷら。天ぷらは海老だ!とか、言ってる奴は一度釣りたてのキスの天ぷらを食ったらいいよ。言葉をなくすよ多分。近頃じゃスーパーに行くと天ぷら用キスなんて、パックに入ったのが売ってるけど、まるで別物だからね。あれはタイあたりで採れたのを現地で卸した上に冷凍して日本に持ってきているのよ。魚の味も香りも有ったもんじゃないよ。

今回貴重な日本の休みだったけど、2日間連続で釣りにいっちゃいました。舟釣りはいいんだよね。早朝5時過ぎに起きて、一路港へ。途中コンビニで朝食と昼食を買い込んで、7時半に出船するの。潮風を浴びながらの早朝の出船はなんとも気持のいいもの。基本的に海の上では自分1人。だーれとも話す事無くひたすら魚との知恵比べ。1人になりたい時や、何か考え事したい時にも最適だ。ただ、不思議な事に、物思いにふけりながら釣り糸垂れれてても全然釣れないんだよね・・・・面白いもんだ。船の上では無心になっていろいろ考えられるからね。気付くと餌だけ取られちゃってるの。疲れたら波に揺られながら一休み。

初日は潮が悪かったのか、考え事が多かったのか全然駄目だったな。気付くと餌ばーかりとられちゃってね。二日目は結構連れましたね。天気も曇り空でいい感じ。流石に炎天下で朝から夕方までは辛いからね。結局朝から途切れることなく50匹強を釣り上げました。30cmクラスのビックキスも数匹ゲット。あの何ともいえないキスの当りが好きだなあ。途中、サメなんかも連れたのはお愛嬌。

塩焼きも天ぷらも最高でした。


刺身

2005年07月28日 02時42分26秒 | Weblog

どれもこれも綺麗な色でしょ?右手奥にあるのが、本日の一番いなだです。どうです、この油の載り具合。もうワラサかブリと呼んでも差し支えない感じでしたね。手前に乗っているタコの煮付けみたいのが、またホッとする味で気に入りました。

鯵フライ

2005年07月28日 02時39分30秒 | Weblog

下田「遊亀」の鯵フライです。他にも金目鯛の釜飯、煮付け、鯵のタタキなんか頼みましたが、どれもこれも旨かったです。ただ、ちと高かったかな・・でもまあ、これが食いたかったからしょうがないかな。

日本の海

2005年07月28日 02時29分39秒 | Weblog
キムです。
ご無沙汰しております。先日出張ついでに日本に戻ってきました。海の日の連休は、海へ、その翌週の週末は2日間釣りに出かけました。やっぱり自分は海が好きなんだな~ってしみじみと感じたね。海の日の連休は例年通り下田の吉佐美へ。まさか今年は来る事無いだろうと思ってたけどね。この翌週に日本出張が入っちゃうってのもやはり運命なんだろうかなあ。ここ数年いや10年くらい。海の日はほぼ毎年この下田にやってきてしまいます。今年は予定を決めたのが非常に遅く出発時は僅か3人での出発。しかも、仕事の関係で出発したのはなんと連休初日の10時過ぎって言うんだから、驚きでしょ?それでもなんと頑張って運転して3時半には吉佐美の海に辿り着いて一泳ぎした俺らは結構偉いよね。今年は例年以上に水が冷たく感じたけど、やっぱり海はいいな。

この日は海も早々に引き上げてちょっと山奥の温泉へ。大沢温泉っていうんだけど下田から大分松崎よりに行った方かな。かなり山の中で行くと中の川添いには河津桜が植えてあり、もうちょっと早い時期なら蛍の乱舞が見られたのにね。湯は熱めの力強い湯だ。ちょっと油断すると蚊に刺されれてしまうけど、風情のある良い湯でした。昔は混浴だったのにね、今は板で仕切られておりました。目の前の川にはかなりの魚影。竿が欲しくなりますね。

夜は俺のたっての願いでアジフライを食える店に。下田の漁港近くの「遊亀」に辿り着きました。いやあ、旨かったな~アジフライ。泣ける。アジの叩きもまた泣ける。一生懸命お店を探してくれたアフロ君、ありがとう。金目鯛の煮付けも絶品だったね。

程よく気持ちよくなって、夜のお酒を買い出したらいつもの定宿へ。そう、吉佐美浜だ。昼間の喧騒が嘘のように広い砂浜にはだ~れも居ないの。好きなところにテントを張れば、あとはもう酔っ払って寝るだけ。満点の星を眺め、波の音を聴きながら。本日のお酒は屋久島名産の「三岳」。いやあ、ウマイ!。直ぐに酔っちゃうのよね。前日寝てないし・・

翌日は朝早く起きて、ヒミツの岩場へ。前日一足先に来ていた最強レディース軍団も合流。久しぶりに会った通称あまえんぼちゃんにはちょっと照れちゃいました。みんなお変わりなくお元気そうです。ビールを沢山買い込んで、いざ出発へ。今日は岩場でシュノーケリング(俺の場合は素潜り+漁)です。中木という場所から船にのってその浜まで渡してもらいます。別に島になっている訳じゃないんだけど、陸地からはアクセスできないよね。9時過ぎにはいったんだけど、もう浜は人で一杯。狭いってのもあるんだけど、びっくりしました。ここも大分人気出ちゃったんですね・・・残念。普段だと透き通るような水で怖いくらいの水も台風の影響か、ちょっと濁り気味で残念。なんとか場所を探してテントを立てたら、用意をしてすぐ漁に出発。生憎とこの日は潮が悪く、あんまり収穫は良くなかったけど、小さなアワビ、トコブシ、赤ウニなんかが収穫できたんで、その場で刺身にしたりBBQにしたりで味わいました。お昼ご飯は沼津で買った干物さんです。これがまた最高にウマイ。幸せだ。

お昼過ぎにはレディースは退散、我々も3時過ぎには撤収開始。この日駆けつけてきたキャップAとは観音温泉で待ち合わせです。驚きました。一番最初にこの温泉にいったころは小さなホテルだったんですが、これが大拡張されちゃってるの!!どうやらここの温泉水が売れに売れているらしい。元手は無料だからね。そりゃ儲かるは。温泉も綺麗になて、建物の増えて、いい商売です。

夜はお楽しみの大和寿司です。その昔、近所で聞き込みしてこのお店に辿り着いたときも実は同じメンバーだったかも。あれはMの下見で着たときだからかれこれ5年以上昔の話。俺らもそろそろ常連さんだよね。大将も俺らのことちゃんと覚えてくれていたしね。むかし俺が採ったホラ貝を持ち込んで、調理してもらったこともあったなあ。下田の地の魚を食わせてくれるいいお店なんだよね。今回の一番は文句無しで、鯵とイナダだね。イナダって言ってもあの油の乗りはもうブリかハマチに近いものだと思う。うーん、旨かった。運転しなければいけない二人を尻目に、俺とおばさんは本気飲み。かなり酔いまちた。

この日も吉佐美にテントを立てて、宴会開始。っていっても開始前から酔ってるけど。後発のAちゃんには申し訳ないけど、直ぐに潰れてしまいました。いやあ、気持ちよかった。


写真

2005年07月07日 01時30分19秒 | Weblog
「ナイトサファリ」で見かけた蝙蝠ちゃんです。ドリアンかなんかにぶら下がっておりました。舌まで出しちゃってちょっと可愛い感じでしょ?およそ10cmまで近づいて接写可能です。もちろんフラッシュは使っておりません。目をやられちゃうからね。

チリクラブ

2005年07月07日 01時26分33秒 | Weblog
これがシンガポール名物のチリクラブで~す。なんだかとっても旨そうでしょ?カニは所謂ガザミの一種なんだけど、日本じゃ見たこと無いくらいでかいの。そして殻がまた堅い。カニさんって美味しいのねー。でもやっぱり冬の毛蟹には誰も勝てないけど。手をソースでぐちゃぐちゃにしながら身を頬張った後には、ちょっと甘めの揚げパンで残ったソースを掬いながら食べるのです。これまた旨い。一度で二度美味しいとはこのことかな。

写真

2005年07月07日 01時23分36秒 | Weblog
これが激旨のスープ!向って右側が「売り」の豚のスープです。基本塩ベースで、こってりとしつつも胡椒が効いており結構飲めてしまいます。身も中々美味。お代わりしたいくらいでした。

シンガポール

2005年07月07日 00時05分04秒 | Weblog
いやあ、暑い日が続きますね。
今日の日中は上海はどしゃ振りの雨でした。昨日の深夜から空襲されているかと思うような雷の音と稲妻の光が眩しいくらいでしたが、ようやく先ほどあがって、街もちょっと綺麗になったかも。日本も水不足のようだけど、中国にも水不足ってあるのかな?

ところで、実は昨日までシンガポールに行ってました。もちろん、仕事で。土曜日の朝8時出発ってことで、家を6時に出る羽目に。んで、結局プレゼン用の資料がつくれず朝まで一睡もせずにタクシーに飛び乗って空港へ。飛行機の中は飛び立った事も気付かずに熟睡。飛行時間約5時間でシンガポール到着です。シンガポールエアラインでやってきたんだけど、実にサービス良いね。やっぱり、中国国内の航空会社とは偉い違いだよ。噂に聞いていた制服は確かに可愛かったけど、着ている中身は噂程ではなかった気がします。いずれにせよ、ちゃんと時間どおりに到着するところも立派。さすがに赤道に近づいただけあって、日差しが熱い。でも不思議なことに体感気温は上海の方が断然上。今も家にいるけど、クーラー無しでは過ごせない感じです。

人生二回目のシンガポール。印象よりもちょっと明るいイメージです。早速空港で両替(1SGD=66円)しました。どれくらい遊ぶか分からなかったので、とりあえず3万円ほど。タクシーに乗りさっそくホテルまで。今回のホテルはConradホテルです。流石にHilton系の最高峰だけあって、部屋の造りもなかなかです。それにしてもこの街は綺麗だよね。以前きたのは10年以上前だったからそんな記憶もあまり残っていないけど、今回中国から来た為か、この街の綺麗さには本当に驚きました。車もルールを守ってるし、クラクション鳴らさないし、道端にゴミは落ちてないし、痰も吐かれてないし。同じ中国系民族がメインなのにどうしてもこうも違うんだろうね?やっぱりこれを見れば教育の影響力と大事さってのが分かるよね。ただ、俺からすると、ちょっとこの街は綺麗過ぎて面白みが無いってのも一面だね。初日は夕方に着いたので、まずは買い物ってことで高島屋を覗きに行きました。なんでもここの本屋が凄いとか。実際問題ここの本屋は凄い!3Fに紀伊国屋が入っているんだけど、これがまた半端無い広さ。英語、マレー語、日本語、中国語の本が所狭しと置いてあるの。素晴らしいね。普通旅行でシンガポールを訪れるような人は本屋なんかには全く用事無いだろうけど、俺らみたいな駐在者(しかも中国)にとっては、日本の本がこんなに簡単に手に入る場所は無いからね、とんでもなく貴重な場所なのです。他のフロアも丁度今の時期サマーセールらしくて、結構いろんなブランドが大安売りしてるのよ。俺も気にいった靴を手に入れちゃいました。夕食は直ぐ横のレストランでチキンライス(海南鳥飯)です。蒸鳥にニンニク、チリ、醤油ベースのタレを付け合せて食べるんだけど、結構美味いの。米をチキンスープで炊いたご飯が一緒に出てくるんだけど、これがタイ米じゃなきゃ俺も好きなんだろうなって味。勿体無い。

翌日、その日に届けられた新聞を見ながら(これまた画期的!)、シンガポールで何するか?ってことで早速RuRuBuを調べてみたけど、あんまり特筆するようなことって無いのね。今日はたまたま同じ時期にスキー部の後輩のK嬢が来ていたので、昼から一日デートに付き合って頂くことに。とりあえずお昼ご飯を食べに連れられていった場所は超ローカル色の強い「黄亜細肉茶餐室」って名前の半屋外のお店。客層は完全にローカルチャイナかベトナム系っぽい人ばかり。どこでこんな店をしったのか訊いてみると、タクシーの運転手に聞いたんだって。恐るべし。恐る恐る注文してみると、これがまた何とも美味いのよね。やられました。これは地元の人が一緒じゃないと難しい場所だったかも。運ちゃんに感謝。その後リトルインディアを回り、疲れたところでリッツカールトンでAfternoonTeaとやらを楽しむ事に。中国に来てからはすっかり中国茶に慣れてしまった今日この頃だったけど、久しぶりに飲むイングリッシュTeaは中々のお味でした。流石にこのあたり、昔イギリスの植民地の下であった影響が出ているんだろうね。

その後、まあ見ておくかってことでマーライオン見学。数枚写真を撮って退散。その後リヴァーサイドに移動して、少し早い夕食を摂る事に。これがまた結構旨かったな。シンガポールでどうしても食ってみたかったChiliClub。これをここで食ったのだ。1kg強はあろうかというガザミを丸ごと茹でた後、チリ+かに味噌で味付けしたソースをたっぷりと絡めて食べるのだ。見た目は結構辛そうだが、ソースには卵を一緒に混ぜており、辛味も和らぎ良いお味になっている。その鋏みだけでも結構食べ応えがありました。今度はペッパークラブってのも試してみたいね。

その後、シンガポール唯一くらいの売りである「ナイトサファリ」へ。動物園なんて久しぶり。しかも、夜の動物園なんてちょっとお洒落じゃない?タクシーに乗ること30分程で動物園に到着。7時半開始だっていうのに結構多くの人が集まっている。早速チケットを買って入場だ。基本的にはトレイルに載って、ガイドさんの話を聴きながら一周するってのがコースなんだけど、途中歩いて回ったり、動物のショーを見たり出来る。動物園、結構馬鹿にしてたけど、思った以上に動物が近くに居て楽しめました。キリンはやっぱり大きかったし。俺はやっぱりサイが一番好き。いやあ、楽しい一日でした。k嬢さんきゅー。

でも、「ナイトサファリ」があるなら「Night Aquarium」があってもいいよね。俺はこっちの方が断然興味あるけどね。