嵐・初主演映画 『ピカ☆ンチ』 2002年

紅白歌合戦効果で
『5×10 All the BEST！CLIPS 1999-2009 』
が11/9以来再び首位に返り咲きましたね！さすが国民的歌番組です。
ぜひ今年も出場してスマップ、トキオに続く鉄板出場歌手になってほしいです！


この「ピカ☆ンチ」は嵐の初主演映画なのですけが、
松本潤君主役ではなく「新宿少年探偵団」と同じ相葉君が主役で
潤君がそんなにカッコイイ役ではないと言う風の噂で、見ていませんでしたが、
・・・愚かでした。もっと早く見るべきでした。

『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』 2002年

去年《JUN STYLE》で2002年を振り返った時、潤君が屋形舟のシーンで
死ぬかと思った・・と言っていた意味がやっと分かりました。
この映画の撮影時期が《ごくせん》とダブっていて、あの“沢田慎”を
想像して映画の役の“ボン”を重ねて期待してはダメですね。
潤君はこの映画においては徹底的に三枚目を貫き通していますから！

沢田慎⇒ボン⇒沢田慎⇒ボン・・・

と幾度となく繰り返し撮影していたと言う潤君の変身ぶりが凄いです！
真逆な役を見事に演じ分けています。しかも・・・ボンが面白い
でも潤君一生懸命三枚目を演じて面白いんですが・・・
ちょっと油断すると、キレイな顔立ちが邪魔をして面白さより、
うっとりさせてしまいます

“青春とは、ピカイチでハレンチ”そして舞台の団地“ダンチ”から、ピカンチ！
同じ団地内に住む5人の高校生の青春群像劇。

こっちが先ですが、ちょっとHで、甘酸っぱい青春時代を思い出させる
二宮君主演だった“Stand Up！”に似ています。
いくつもの面白いエピソードが描かれていて全く退屈せず
最後まで楽しく面白く見させていただきました。


シュン・・・相葉（普通棟）・彼女が出来、青山学園を目指し頑張る・・が落ちる。

タクマ・・・二宮（貧乏棟）・金髪でスケボーが上手くみんなより少し大人。
父が首つり自殺した現場を5人で目撃する。

ハル・・・大野（普通棟）一目ぼれした娘（タクマが好き）の母親に惚れられ
“男”にされる。

チュウ・・・櫻井（ヤバメな棟）・金髪リーゼントの原チャリ暴走族。鮫津一家
25代目総長で元同級生。

そして潤君の
ボン・・・松本（リッチ棟）・家が高額所得者でボンボンである。
将来の夢は・・・最上階の角部屋に住む事！
髪型は沢田慎とは違ってストレートで黒髪でロン毛・・・オタクっぽい。

ボンはある日両親が、自分を将来経営している店を継がせる為に留学を
させようと相談しているのを聞いてしまいシュン達にその事を話します。

＜舟着き場＞

シュン「留学か・・・」
ボン「おそらく、ホームステイすることになると思う。」
チュウ「それにしてもよう、早すぎじゃねぇかぁ～」
ハル「（泣きながら）明日の朝には、もう行っていなくなっちゃうなんて・・・」

ボン「泣くな！オレ、インターナショナルな男になってきっとこの団地に
カンバックする。そん時は、八潮を変えるタフガイになってるはずだ！
いや、アイ ジャスト、絶対なってやる！約束しよう。アイ プロ～ミス。
全棟全ての階に、エレベーター！」
4人「エレベーター！」

アクセントの付ける場所が違っていて変なイントネーション
（勿論わざとです。）になっている英単語！
余りにおかしくて何度もリピートしまいた。

ボン「八潮に建てるぜ！丸井ヤング館！」
4人「ヤング館！」
ボン「市民プールを使う女は、全員！トップレス」
4人「トップレス」
ボン「いつまでたってもお前達はオレにとってかけがえのない友達だ！
それだけは何があっても変わんねぇ～かんな！」」

5人で大合唱“道”

テクテク歩く道を行く どこに続く道なのか～ そんなの道道考えよう
もしも行き止まりなら 壁をうんしょと越えればいい～

ボン「じゃオレ・・・行くわ・・」

＜ボンの家＞

父親「大事な話がある。」
母親「かけなさい。」
ボン「OK,ダディー。」
この時右の目の下をピクッとさせるんですが・・おかしいです。
潤君笑わそう笑わそうとしているのが分かります。

＜ベトナム人の大家族の食卓＞

ボンがベトナムの傘をかぶって座っています。
ボン「ホーム・・・ステイ・・・？」

ここは団地内の棟違いのベトナム人家族の家で、ボンのお父さんのお店は
ベトナム人の従業員ばかりを使っていて、そこの家族の家らしいです。

シュンは最近出来た彼女とデートです。
彼女「私ね、トリマー目指してるの。」
シュン「えっ！？」
彼女「分かる？トリマー！」
シュン「あ～あ～あ～、ねぎまみたいな！」
彼女「ちげぇ～よ！串さしてどうすんだよ・・」

そして彼女の手前“青山学園”を目指し猛勉強します。
喫茶店でコーヒーを頼むのもブルーマウンテン（青山）です。

こんな感じのコントの様なギャグがこれでもかと出てきます。
笑いっぱなしです。
去年の宿題くんのゲストに出演していた有吉さんが登場するのは
団地祭りのゲストで“猿岩石”が登場すると言うシーンでした。まんまでした・・

そんなこんなで5人は大人になっても目の前の屋形舟で豪遊しているような
大人にはなるのは止めようと誓い合います。

シュンはあの屋形舟に穴を開けてやると言って実行の日、
捕まりそうになった所を間一髪で4人に助けられます。
ここのシーンが凄いです。夜の9時、頭にネクタイを巻いた酔っぱらった
大人達を乗せた屋形舟に4人が次々に橋から飛び乗り
中の大人たちを川へ放り投げます。その中にシュンの彼女もホステスの
バイトかなんかでいましたが容赦なく川へ投げ込まれます。

キリでは穴は開かず、心優しき原チャリ暴走族のチュウが学校の銅像を
クレーンか何かで吊るして舟に落とし大きな穴を開けます。
4人も川へ飛び込んで・・・
潤君この時の事を“JUN STYLE”で死にそうになった！と言っていました。

1人1人の生活が描かれていて退屈させません。漫画の様で
時に人間臭い場面もあったり・・・
タクマの父親の首つり自殺のシーンは一瞬「スマイル」を思い出しました。
櫻井君の金髪のリーゼント・・・原チャリでシュンを受験場所まで送ったりする
優しいツッパリでお兄さん役でイノッチが出演していました。
5人でビデオを見て大興奮の場面もリアルで面白かったです。
ちょっとHなシーンも笑えます。

「ダブル」も近々見ようと思います。


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