『ごくせん・番外編（完結編）』・・・さよなら沢田慎！

≪ごくせん・番外編（完結編）≫


 


★慎とヤンクミのラブストーリー・最終話★

慎の将来を考えて身を引いたヤンクミは！？

父親の反対！そして慎の答えは！？




慎はヤンクミの実家へ行きます。
そこにはうなだれている若い衆が・・・

昨夜お嬢はズタズタボロボロになって帰って来て
沢田とは2度と会わないし名前を口にするな！一生嫁にも行かない。
出家する。と襲われた上に捨てられた女の姿だった。

と慎は殴りかからんばかりの勢いで胸ぐらを掴まれました。
しかしもし自分がそんな事をしていたら自分は無事な訳ないと
言うと誤解が解けます


慎は父親から慎の将来を思うなら2度と会わないよう
ヤンクミに伝えた事をつきとめます。

元々弁護士になろうと思ったのは、ヤンクミが好きだった男が
弁護士だったからで別に高い志とかないしあいつがいないなら
意味はない。

あいつの実家の事で出世に響くとかそんなやわな男じゃねーだろ？
かえってやる気が出るんじゃね？「お・や・じ」と言われ
考え込む父親。

＜ヤンクミは・・・＞

ある組のお姉さん達が失恋したヤンクミを慰めています。
ここの場面が笑えます。

2人の仲を邪魔する慎の父親を誰が殺る（やる）かとか
慎を引っぱって来て・・・○○とか（ここには書けませんが）
かなり面白いです。

白金学院高校

＜教室＞

ヤンクミは魂が抜けたように教壇の机に後ろ向きで座っています。
生徒達が騒ごうが何しようが黒板の方を向いたまま
ボーッとしています。

話しかけても「そうか・・・」としか言わず・・・

さすがの悪ガキ達も心配そうに色々気を引こうとしますが
全く無反応で授業になりません。


＜放課後＞

生徒達が憧れの「伝説の先輩 沢田慎」を発見します

悪ガキ達は、地獄の様に暗く死人の様だったヤンクミの様子を
訴えました。ヤンクミに何かあったのか生徒が訪ねると・・・

慎「・・・さぁ 二日酔いじゃね？ じゃーな。」
と言って立ち去ります。

生徒「かっちょえーなー」
羨望の眼差しで慎を見つめる悪ガキ達

＜教室＞

ヤンクミの肩越しにが飛んできました！
それを後ろ向きで片手でキャッチ・・・あの技は健在です

ヤンクミ「誰だコラアアア！！！」

振り向くと1番後ろの席には沢田慎が・・・
ヤンクミの顔が・・・生徒にイタズラされたのも気が付かないほど
落ち込んでいたのでしょうが・・・愛する人に見せるには・・・

鼻の下には髭男爵の様な立派なお髭、ほっぺには
変なおじさんのホクロの毛が描かれています

ヤンクミ「さ・・・沢田！」
慎「・・・またやられたのか 初めて会ったのここだったよな？」

後ろを向いているヤンクミ
ヤンクミ「さてどうだったかな 」

慎「考えてみりゃ あれからずっと お前を追いかけて来たんだよな俺
この距離縮めるのにけっこう苦労したんだ 」

と言ってヤンクミのそばに行き

慎「やっとつかまえたのに くだらねーことで逃げんなよ 」

とヤンクミの手に触れ

ヤンクミ「くだらね―ってお前の将来だぞ 」

ヤンクミの髭やらホクロの毛で面白くなっている顔を
表情一つ変えずジッと見つめ手で挟み

慎「俺の将来は お前がいりゃいいんだよ」

ヤンクミの顔を引き寄せ・・・真っ赤になるヤンクミ

慎「もう聞いちゃったから『宇宙一好き』ってやつ 」

ヤンクミ「（ぴくっ）ちょっとそのまま待ってろ 」
慎「は？」
・・・・もうちょっとと言う時に・・・


ヤンクミ「何のぞいてんだ！！コルアアアアア！！」

さっきの悪ガキ達が扉にへばりついて中の様子を覗いていました。

慎「そのまま待てってオイっ・・・・・まぁ待ちますけどね」

ヤンクミ「とっとと帰れコラ！！」
悪ガキ「うわああああ！！」
悪ガキ「鏡見て驚くなよ バーーカ！！」

慎の心の声

『俺 白金に来てよかった そして多分あいつらも
お前と出会ったやつらみんな思うだろう
このクズ学校もそんなに悪くねーじゃん・・・って 』


■END■

完結編でも 結婚した訳でも結ばれた訳でもなく
やっと障害を乗り越えこれからって言う感じの
終わり方でなんかホットしました。
クールな沢田慎だから、どんな些細な言葉でも
グッと来てしまいますね

松本潤君の演じた沢田慎がヤンクミと結ばれて
ホントに良かったです

お幸せに


『ごくせん・番外編』(前編)


『ごくせん・番外編』(後編)


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