
昨日は母がやってる家庭菜園のタマネギの収穫を手伝った.
家庭菜園といっても友人三人でちょっとした畑を借り受けているのでかなりの量だ.
その畑は、作っていたおじいさんが亡くなられて遊ぶ事になったので(休耕田みたいなもの)
貸す方(遺族)と借る方(母たち初老三人組)の取り引き成立だ.
こいうのって土地の有効利用だと思うな.
ほっておいたらすぐに荒れ地になってしまうもの.
母は、若い頃農作業が大嫌いだった.
戦中派で、子ども時代に疎開してその頃のつらかった事を思いだすから、一生土はつつきたくないと言っていた.
それが60をこえた頃から、(つまり老眼が進んで大好きな刺繍がぼちぼちとしかできなくなった頃からかな?)土をいじるようになった.
それからが大変身である.
彼女は完全主義者で凝り性の上に『緑の親指』を持っていたのだ.
タマネギだけじゃなく、ジャガイモ、豆、(ニンジンは難しいみたい)葉ものといろいろ作り恩恵に浴している.
収穫ぐらいは手伝えといわれ昨日久しぶりに手伝ったが、いや~農作業はこたえたよ.
晩ご飯は手抜きでカレーにした.
しかし、私は野菜はスーパーで買ってきたので、タマネギがどんな風に畑で出来るのかなんて知らずに生きてきた.
今の若い都会の子たちもそうだろう.
食をみなおす意味でも、エコロジーの意味でもビルの上に畑とかを造ってなるべく子どもたちに農業に触れさせる体験を増やしたらどうかな.
癒しにもなると思うよ.
しかし、手術してまだ2か月なんだからお母さん働き過ぎだよ.
ていっても、完璧主義者の耳には届かない.
