始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 6月18日放送のメモ (生活支援型ロボット普及へ)-2

2008-06-19 23:36:49 | WBS

     トヨタは織機に始まり車へそしてロボットメーカーへ

静岡、沼津市の介護施設で行われた“介護支援ロボット”のデモンストレーションは、福祉ロボットの普及・啓発活動の一環として実際の現場で使ってもらおうという試みである。

デモを行った神奈川工科大学が研究しているのは、以前番組でも農作業支援として紹介した空気圧で肘、膝、腰の関節を支える“パワーアシストスーツ”。
実際の半分の力で人を抱え上げることができる。

東京理科大が研究する“マッスルスーツ”は、人工筋肉を使って重い物を持ち上げる手助けをする。現在重さは10kgあるが、半分以下に軽量化できるという。

介護の現場では、職員の7~8割が腰痛に悩まされており、人を抱えて動くことはやはり大変な労働といえ、介護支援ロボットの完成に期待を寄せている。

一方、トヨタは生活支援ロボットを将来の中核事業に育てようとしている。

渡辺社長は、人の活動を支援する「パートナーロボット」は、「次世代電池」「バイオ技術」とともに車から送出する新しい分野で、進化のひとつの柱として位置づけていると発表した。

そのパートナーロボットは、高齢者の移動や介護を支援するロボットで病院での実証実験を検討中で、2010年代の早い時期に実用化を目指すという。

政府でもロボット技術の開発を後押しする動きが始まった。

福田総理を議長に、“総合科学技術会議”は生活支援ロボットを日本が世界をリードできる「革新的技術」と位置づけ開発資金を投入する方針だ。

ただ、より高度な生活支援ロボットを実現するには、資金だけでなく開発メーカーの連携が欠かせないとも言われる。

現在各社が単独で独自の技術を開発しているが、今後は各社が得意分野に集中しロボット構造を分業化、それを結集することで一体のロボットを完成させる方法が有望視されているようだ。

Omnibot 17ミュー i-SOBOT BLACKversion

タカラトミー

このアイテムの詳細を見る


ペット用品 オリジナル首輪   起業情報 セカンドステージへ


WBS 6月18日放送のメモ (生活支援型ロボット普及へ)-1

2008-06-19 08:51:24 | WBS

     ロボット商品化の課題

18日、ロボット開発を行うベンチャー企業4社は、次世代ロボットの市場化に向けて決起集会を開いた。

家庭向けのロボット製品の種類は増えているが、現状ではまだマーケットが小さく一般家庭にまでロボットは普及していない。

医療、介護、サービスといった生活支援型ロボットの開発は日本のベンチャー企業が世界をリードしているにもかかわらず、資金がないため商品化まで進まないという問題がある。

日本のロボット研究は大きな研究所、大企業が予算をとってしまうため、どうしてもより高度な機能を目指しさらに研究を続けてしまうため、商品化がなかなか進まない。

福岡のロボットベンチャー「テムザック」は、韓国政府と生活支援型ロボットの開発と普及に関する連携協定を結んだ。ロボットの貸し出しと引き替えに韓国政府から開発資金を得るというもの。

韓国では9月から“ロボット特別法”が施行されるが、日本では安全規準の規格が優先してなかなか法整備が進んでいかないのが現状のようだ。

実際、数字で見てもロボット技術の特許出願数や、産業ロボットの稼働台数はダントツで世界一である。そして、次世代ロボット技術として期待されているのが、生活支援ロボットだ。
高齢対策にも有望といわれ、その市場規模は2010年には65億円となり、2006年の3.2倍になる。



ペット用品 オリジナル首輪   起業情報 セカンドステージへ