きがむ記

気が向いたときに
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珍品 スプリングリバーブ搭載の小型ギターアンプ

2018年01月17日 | 色々なこと

気がつくと長期間放置状態でしたので久々の投稿です。

今日はスプリングリバーブ搭載の小型ギターアンプを紹介してみます。

日本ハモンド(株)の「OZ−320」です。

見た感じはなんの変哲もない、ありふれたギターコンボアンプです。

サイズは横30センチ、縦32センチ、奥行21センチ、重さ5〜6キログラムくらいの小型アンプです。

 

 

 

 

製造年は不明ですが1970年〜1980年代頃ではないでしょうか??

 

 

もう3〜40年は経っていると思いますが、意外と綺麗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまみはVOLUME(GAINですね)、MASTER(今の製品はこっちがVOLUMEになっているものが多いですね)

TREBLE、BASSと

珍品の理由のREVERBです。「ぱっ!」と見た感じではなんの変哲もないREVERBですが、

中身はスプリングリバーブです。

REVERB最大でアンプの上部を「コンコン」と叩くとスプリングがジュワワワwwwーーーーーー」

と振動して、叩いてもエコーがかかりました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

差し込みはOVERDRIVEとNORMALで

VOLUMEを上げるとOVERDRIVEの歪が強くかかります。

REVERBはMASTERを上げたほうが強くかかりました。

2本差しでも使えるようですが機器への悪影響があるのか?無いのか?はわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘板はアルミの削り出しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピーカーは約18センチです。

7インチということでしょうか。

小型ギターアンプにしてはひとまわり大きなスピーカーがついています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろはヘッドホンとLINE OUTがついています。

ギターアンプは後ろを閉じないものが多いでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの諸元銘板もアルミ製です。

今の製品はシールが多いでしょうか?

型番がOZ−320なのでアンプ出力20Wと思ったのですが

消費電力が19Wなのでアンプ出力は10W〜15W程度でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なかなかおもしろい絵入りのスピーカーです。

インピーダンスや耐入力が書いていません。

回路につながった状態なのであまりあてにはならないと思いますが、

テスターをあててみたところ6Ωを指しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OZシリーズ(シリーズがあったかどうかは定かではありませんが)専用の

スピーカーですね。

 

またがっているのがほうきではなくエレキギターです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランスが回路ケースの外側についています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

購入した時に「音でません、ジャンクです」だったのですが

音がでない原因が、マイナス側の黒いコードのハンダ外れのみだったので

ハンダを付け直して修理完了です。(笑)

値段は1000円でパン1〜2個買えるくらいのお釣りが返ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

スプリングリバーブ付きという今時珍しい仕様ですが、3〜40年前の製品なので

何千円も出して買う品物では無いと思いますが、今のように仕様を削って価格を抑えるという

時代ではないので各部の細かい部分が凝っていますね。

表側の「OZ」銘板のアルミ削り出しは今時の入門用のギターアンプではありえませんね(涙)