Kids-na*絆

2小サポーター Kids-na*絆の活動報告です。 コメント(ご意見・ご要望)お待ちしています!!

7/16(土)流しそうめんレポート

2016-07-18 | イベント
7/16(土)、1週間延期して無事に開催、大成功でした。

ご参加くださったみんな、保護者の皆様、手伝ってくれた
先生方、PTAの方、絆のみんな、ありがとうございました。

めっちゃ長いので、覚悟してご覧ください
お忙しい方はスクロールして画像のみお楽しみください


最初は7/2(土)に開催しようとしましたが、2小交流DAY
と重なるため、9(土)に決定しました。

流しそうめん大会は、4〜5年前にオヤジの会さんが始めた
イベントです。
私は昨年初めてPTAとして、お手伝いで参加しました。
「オヤジ魂」を背負った、黒いTシャツ姿のオヤジ達が
やけにカッコ良かったのを覚えています。

今年はオヤジの会さんの都合が良くなかったようで、我々
『絆』が中心になって行うようにと引き継ぎました。

以前にも3階の家庭科室でそうめんを茹でたことがあった
そうですが、1階(屋外)に設置した流しそうめんのレーン
まで持って降りるのがたいへんだったそうです。

昨年は1階に特設した大きな鍋で大量に茹でていました。
ですが、大量のそうめんはなかなか冷めません。

家庭科室なら普通サイズのコンロも鍋もたくさんあります。
3階で茹でて、それでいて運搬が楽な方法を・・・と、
無い知恵を絞って出てきたのこれ。



アルミ箔でできたチューブですので、衛生面でも重量面で
も優れもの。
でも、ジャバラになっているので、そうめんがバラバラに
なるかも知れないと、予定日の1週間前の週末に試験流し。



そうめんは千切れることなく、きれいに流れ出てきました

小さい子用に、フォークでも取れるか試し中。



3階から落ちてきてこの傾斜だと、あまりの速さにそうめん
をキャッチどころか視認すらできませんでした
何度も水量を調整して漸くキャッチ。

そして当日のレーンをどうするか検討しました。
チューブの本数は?直径は?レーンの長さは?竹の本数は?
脚(ハードル)の数は?給水は足りるのか?ホースは?

経験したことのない人数に対応するために考えることは
山ほどありました。

でも、あんまり考えたところで確証はないので、適当にする
ことにしました。直感優先です
衛生面と安全面だけは念入りにしました



このスロープの傾斜を利用して、ハードルを置いて竹製の
レーンを設置します。
オヤジの会さんからのナイスプランです

そうこうしているうちに、申込み書の締切日が迫ってきま
した。

最後に大量の申込み書が持ち込まれ、お手伝いの方々を
入れて320名ほどの規模になりました。
昨年の3倍近い人数です。
だ、大丈夫か?

しかし!



台風が近付いていて、雨の確率が非常に高くなりました。
当日朝に、開催か延期かはこのブログでお知らせしますと
していましたが、320名以上に周知できるとは思えません。

先生方と協議して、前日のうちに『延期』を決めました。
校内放送で延期を伝えて頂き、各教室でも担任の先生から
延期なので来ないようにと伝えて頂きました。

当日、晴れたら嫌やなあ〜と思いながらも、万が一誰か
来てしまったらいけないので、学校に行きました。
電話での問い合わせがあるかもと、校長先生も早朝から
来てくださっていました。

そして、1週間後。
最初は再度の申し込みはやめておこうと話していました。
きっと半数以下になってしまうだろうから、そのつもりで
いればよいかなと。
でも、対応に抜かりがあっては迷惑を掛けてしまうので、
再度申込み書を提出してもらうことにしました。
月曜配布で、木曜締め切りというタイトさです。
それでも、前回同様、たくさんの申込み書が集まりました。
とても嬉しかったです。

気を引き締めて、300名に対応する準備を始めました。

この流しそうめん大会は体験型で、竹の伐り出しから皆で
一緒にやっていこうという趣旨です。
ですが、この人数に対応するレーンを作るには当日だけ
では無理と判断しました。

前日に、非番の警備員さん、介護員さんと一緒に竹の伐り
出しを行いました。



熟年パワーに脱帽です



300人が並べるレーンに必要な竹を伐り出しました。
曲がっていたりするので、ロスも考慮しなければいけません。

もちろん、当日みんなに伐り出してもらう竹は残しています。

校長先生、栄養教諭の先生と相談して、そうめん以外に流す
ものも決めていました。

校務員さんも手伝ってくださり、20缶ほどのみかんの缶詰を
シロップごと凍らせました。

そしていよいよ当日。

先週から人権文化センターさんに借りたままの寸胴鍋一式。



ガスの接続、安全対策は第一中学校のPTA会長さん(本職)が
無償で行ってくれました。
途中も何度も様子を見に足を運んでくださいました。

流しそうめんの中枢部、家庭科室はこんな感じ。



ここには女性陣が6〜7名詰めて、効率よく参加者の皆さんが
持ち寄ってくれたそうめんを茹で、冷ましてゆきます。
休日なのに来てくれた先生方、おはなしたまごの方、PTA運営の
方とOGの方、絆メンバーには学生さんも。

9時過ぎからちらほらと校門を入ってくるこどもたち。

9時半開始の受付の頃には、玄関前ピロティはたくさんの人

元気な子どもたちは校庭で走り回っています。

受付を担当してくれた方々は手際よく、参加者の方々もマナー
よく、淡々と申込み書との照合とそうめん束の受け取り。
自身分のそうめん束、つゆ、箸などは持参してもらっています。

そして、開始時刻の10時。

簡単な説明と、生徒指導の先生に開会の挨拶をむちゃぶり(事前
承諾なし)して、流しそうめん大会開始。

1・2年生はそのままプールへ。
プールは先生方有志にお任せしました

3-6年生は絆の男性陣と一緒に裏山の竹林へ。



伐採した竹、前日に準備しておいた竹を、みんなで会場まで運搬。



自発的に指導にあたってくださった保護者さんも



2つに割いた竹の節をハンマーで叩き飛ばし、着々と大量のレーン
を作ってくれました。
竹工房(島本を代表するボランティア団体)の代表さんも顔を出し
てくれたのですが「こんなことなら道具持ってきて手伝ったらよかっ
たな〜」と言ってくださいました。次回はぜひお願いします!

警備員さんはじめ、保護者のパパでサンダー(危険な電動工具)を
使える方が残った節を整えてくれました。

それをみんなできれいに洗浄。

そうして出来たてほやほやの竹製レーンを、スロープに置いた
ハードルに設置していきます。

こちらもみんなで竹を押さえ、ハードルを適切な位置に動かし、
道具を運んでくれたり、一致団結の作業でした。

その頃、3階廊下で作製していた、そうめん流しチューブも完成。
窓から出すと「おお〜」とどよめき



流し始める予定時間を少しオーバーしてしまっていましたが、不満
の声もなく(多分)、みなさん好意的にお手伝いしてくださって、
流しそうめん大会の会場はどんどん完成に近づいてゆきます。

スタッフ側は明らかに人数不足でした。
でも参加者の大人も子どもも、積極的に加担してくれたので立派な
レーンが完成しました。

チューブ部分9m×3の27m
30mちょっとの竹レーン×1の30mちょっと
20mちょっとの竹レーン×2の40mちょっと

合計なんとOVER100mの流しそうめん

多分110mくらい






ひとつの流れでは、どうしても一番上流で奪い合いをしてしまう
子どもがいるので3レーンに分けました。
2レーンだと長さが必要ですが、竹にはねじれがあって、あまり
長い距離だと途中で溢れてしまいます。



3階から直接レーンに繋ぎたかったのですが、それでは300人
対応のそうめんは量的に流しきれないと、3階からは1階に流す
だけ、ザルで受けて、改めてレーンに流そうと考えていました。

ですが、当日、その時に、やっぱり繋ごうと、手間を惜しまない
声が挙がり、3階からの特大レーンを作ることができました

3本のアルミチューブ、両端はドサっドサっとそうめんの塊が
流れ落ちてきて、それを受けたスタッフや、当日手伝いを買って
出てくれた子どもや保護者さんたちが、レーン途中あちこちから
流してくれました。
そうしないと、争奪戦が熾烈でなかなか全員に行き渡りません



上流に陣取る高学年の子どもと、堰き止めるなと叫び続ける絆の
スタッフ(笑
大きな背中は、第一小学校のPTA会長さんです。
他の学校でもこういうイベントができるといいですね



スロープは幅が広いのですが、さすがにこの人数だと狭かった

レーンを作っている段取りで、ほとんどの子どもはプールにも
行っています。
プールとの入れ替えで、流しそうめん会場がなるべく混雑しない
ようにはしましたが、そんなにうまくはいきません



舌が飽きてきたかなって時に、冷凍みかんとパンナコッタ投入



こんなに食べれないだろうと思っていた大量のそうめんも全部
流し切り、それでも元気な子からは足りないという声も



春には桜のトンネルになるスロープが、涼しい木陰を作ってくれ
て、とても良い流しそうめん会場です



慌ただしく楽しい時間はあっという間に過ぎました。

そうめんを1〜2束持参としていましたが、多く持ってきてくれる
子も。
また、予備として50人分用意していたのですが、スタッフには
残りませんでした…食べたかった…(笑

こうして、どうなるかなと思っていた、流しそうめん大会は無事に
終了しました。

ほんとによかった



予想外に熱く、サウナ状態の家庭科室で頑張ってくださった人たち。

プールで子どもたちを見守ってくださった先生たち。

最後まで掃除を手伝ってくれた人たち。

準備段階からあれこれ心配し、手伝ってくれた人たち。

一度は延期になったけど、それでも参加してくださった人たち。

行き当りばったりの進行に愚痴も言わず、一緒に盛り上げてくださっ
た人たち。

駐輪場の関係で迷惑を掛けてしまいましたけれど、気良く協力して
くださった少年野球の人たち。

主催者としては手落ちだらけでした。
それでも、こんなに上手くうまくいったのは本当にみなさんのお陰。
ひとりひとりが、お客様ではなく、『自分たちの流しそうめん大会』と
いう気持ちで参加してくれたからです。

本当にありがとうございました。

今回は参加できなかった人たちも、また一緒に楽しいことを考えて
行っていきましょうね


最後に。

営業ではないので不要なのですが、念の為に保健所に届けも出し、
安全面での講習を受けてきました。
ポリ手袋も大量に用意しました。

レーンは当日割いた新しい竹。
給水関係はホース、ジョイント、分岐と、すべて当日おろした新品。
アルミのチューブも新品で、当日作製しました。
ちなみに試し流しに使ったアルミチューブはその日に廃棄しました。

一部で心配されているようですが、PTA会費は一円も使っていません。


これからも子どもたちにいろんな体験をさせてあげられて、我々大人
も共に思い出を作っていけたらよいなと思っています

保護者や地域の大人からなる絆のメンバー、共感して手伝ってくれた
方々のお陰で無事に終えることができました。
それも学校の施設があってのこと、そして、校長先生はじめ休日に
でてきてくれた先生方の強い責任感と指導力、そして大きな理解が
あっての活動です。
そして何より、好奇心旺盛で元気いっぱいの子どもたちと、それを
見守り支える保護者の方々が賛同してくれてこそ。
みなさん、本当にありがとうございました。


  *絆に興味を持ってくださった方は、ぜひご参画ください。
   時間的、金銭的負担はありません。
   メンバーの半数が持っている絆Tシャツが2千円。
   強いて言えばそれくらいですが、それも自由です。
   私は不審者と思われないように着ています(笑
   参加を断りにくい雰囲気も全くありません。
   今回参加した絆メンバーは4分の1ほどだけ。
   時間と興味が一致した時だけの参加で十分です。
   多くの心意気と、いろんな人がいてるということこそが
   大切だと思っています

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