鬼笑で行こう。

おいしいものの話や、まじめでいい加減な不定期評論など…

しょうもない。

2007年07月01日 | 鬼笑が語る
また久間防衛相がすごい発言をやらかしましたね。
しょうもない大臣。いや、しょうもない人物、か。

それにしても、松岡前農水相問題、年金問題、情報保全隊、などなど……落ち目のときってこう続くもんなんですね。

なんだか、景気循環の上昇局面と下降局面を見ているよう。

小泉さんのときは、何をやってもうまくいく、どんなドジを踏んでもたいした問題にならないうちにつぎの局面にうつる、と、景気がいいってこういうことなんだなあという感じがありました。
「人生いろいろ」みたいな国民を愚弄する不謹慎発言さえもが、彼の「陽」のキャラクターづくりに一役買っていました。

安倍さん、景気が悪いっていうのを体現されてます。もともと「陰」のキャラがますます不景気面になってきて、どんどん運気が落ちていってる感じです。

ウラから頼んで本州越えのミサイルでも打ち上げてもらうぐらいしか、流れを変える策はなさそうですが、それでもこの下降線を反転させるのは難しいでしょう。

小泉さんのときは、長年つづいた自民党政治の矛盾が限界近くまできていて、「自民党をぶっこわす!」という威勢のいいかけ声が共感を呼んだ。
やったことの中身はひどかったし、実は矛盾をいっそう深化させたのだけれども、とにもかくにもそれまでのものを事実ぶっこわしたし、「いまの痛みに耐えればよりよい明日がくる」という言葉に国民は期待もした。

それを受け継いだ安倍さん、もうぶっこわしには国民もあきてきて、痛みも限界、よりよい明日っていつくるの?、それはどんな明日?、と期待が不信にかわってきた。
そこに、いろんな問題が露呈してきて、実は大切なものがぶっこわされ、よくないものが温存、拡大されていたことが見えるようになってきた。

蓄積されてきた矛盾のエネルギーが解放されつつある、といったところでしょうか。
「陽」のキャラクターがためこんできた矛盾のエネルギーが、「陰」のキャラクターのもとで解放されつつある。
歴史的にみて興味深い構図です。


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4 コメント

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小沢さんが裏から (俊平太)
2007-07-02 09:42:09
ダブルを話し合いでやろうよと声かけているかも知れませんよ。
安部も小沢も同じ党に切りたい面子がいるので、ここで一気にがらがらポンしようと持ちかけられたら安部も乗るかもしれないというのが僕の“カン”です。
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Unknown (鬼笑)
2007-07-04 15:55:47
政界、何があるか分からない。
人間、追いつめられると何するか分からない。

冷静に考えれば衆院の圧倒的多数を捨てるようなことはしないだろうけど、再編後の目処がある程度たったら苦し紛れにやる可能性もなくはないかも…。
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今日国会が閉幕しますが。 (俊平太)
2007-07-05 09:00:15
ダブルにしようとすると、今日解散しかないと思いますので。流石にないですかね。
明日1日だけの臨時国会開催したら間に合うけど・・・・

任期満了に伴う衆議院選挙(三木内閣のとき)は国会開いていないと思いますが、国会開かずに解散ってできたかな?
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できます。 (鬼笑)
2007-07-05 09:24:12
内閣総理大臣が解散させることができるので、閉会中でもできます。
政治的・道義的にどうかという問題はありますが。
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