Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
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映画『一週間フレンズ。』

2017年02月20日 | 映画
この作品は、ベストセラーを誇る葉月抹茶のコミックを実写化した青春ロマンス。
月曜日になると友人に関する記憶の全てを失くしてしまう女子高生と、そんな彼女に心を奪われたクラスメートの男子が織り成す恋模様を映し出す。
メガホンを取るのは、『7月24日通りのクリスマス』『赤い糸』などの村上正典。『好きっていいなよ。』などの川口春奈、『orange-オレンジ-』などの山崎賢人が主演を務める。
切なさとときめきが詰まった物語に、胸が締め付けられる。


クラスメートの藤宮香織にひそかに思いを寄せる、高校2年生の長谷祐樹。彼女との距離を縮めようと友達になってほしいと声を掛けるが、香織はどんなに仲良くなってもその相手を毎週月曜日には忘れてしまうという記憶障害を抱えていた。それでも彼女の記憶がリセットされる1週間ごとに声を掛け、交換日記もスタートさせる祐樹。ところがある日、香織の過去を知っている生徒が転校してきて…。


この作品を観る前に予めアニメ版を観ていたのである程度のストーリー、展開は分かっていましたが、微妙だと思います。
原作は未読ですが、アニメ版では単純に藤宮香織と長谷祐樹の“友達”としての距離感を交換日記を通じてどこまで縮められるか、その過程が見所だと個人的には思っているんですが、これら要素よりも恋愛要素が強く感じられる内容になっていてせっかく面白い原作があるにも関わらず勿体ない気がします。
仮に完全オリジナルのストーリーだったら、もう少しマシに感じられたかもしれませんが、原作に演技力以上に人気重視にも思えるキャストと恋愛要素を少し強引に捩じ込んだ感じだと最初から割りきって、キャストのファンならそれなりに楽しめるかもしれません。

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