Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『WE ARE X』

2017年03月03日 | 映画
この作品は、日本が世界に誇るロックバンド、X JAPANの軌跡に迫る音楽ドキュメンタリー。
世界への挑戦やHIDEとTAIJIの死など数奇な歴史を映し出すと共に、マディソン・スクエア・ガーデンの公演や舞台裏に密着する。
メンバーのYOSHIKIたちはもちろん、スタン・リーやKISSのジーン・シモンズらが出演。
監督は、ジャコ・パストリアスや BACKSTREET BOYS などのドキュメンタリーを手掛けてきたスティーヴン・キジャック。
世界を興奮させる圧巻のパフォーマンスに目がくぎ付けになる。


『紅』『Forever love』など数多くの名曲を世に放ち、世界的なロックバンドとなった、X JAPAN。世界への挑戦、メンバーの脱退やバンドの解散、HIDEとTAIJIの死、そしてToshlの洗脳騒動など、X JAPANには多くの悲劇が降り掛かった。その後、2007年に再結成を遂げて以降、精力的な活動を行い、2014年にはアメリカのマディソン・スクエア・ガーデンでの公演を成功させる。その公演の様子や舞台裏を追い、バンドの歴史や音楽性についてメンバーや関係者が語る。


X JAPANが好きで公開されるのを楽しみにしていた分、十分に楽しめたし期待以上の素晴らしい作品でした。
ただ、僕がX JAPANやメンバーのHIDEを好きになったのは2007年の再結成後。
この作品ではデビュー以降のX時代も含めてメンバーはもちろん様々な人のインタビューを中心に振り返ることで僕の知らなかった部分や出来事がしっかりと描かれていたし、Wikipediaなどネットで読んだことのある、知っていた出来事などを当時の映像と本人たちのインタビューでより鮮明に知ることができて良かったです。
それにToshlの洗脳や脱退、解散、HIDEやTAIJIの死などの様々な出来事の裏でメンバーたちがどのように悩み、葛藤し、何を感じていたのかなどが知ることが出来、とても新鮮で分かり易かったです。
インタビューだけでも十分に見応えがありますが、当時のメンバーのすっぴんやテレビ越しでは観ることの出来ないプライベートな素の部分などの貴重な映像だったりライブ映像、マディソン・スクエア・ガーデンの公演や舞台裏などの映像も沢山あり、96分の中にX JAPANの色んな面が詰め込まれていて見応え十分の作品になっています。
往年のファンからすると振り返りたくない出来事も含まれているとは思いますが、ファン歴の浅い僕にはX JAPANとしての歴史や音楽性をより知ることの出来る作品になっていました。
単に過去を振り返るだけでなく、それらの過去があって今のX JAPANがあり、そしてこれからの活動が楽しみに思えるような感じでした。

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