映画『Zアイランド』

昨日は映画『Zアイランド』を観てきました。

この作品は、哀川翔の芸能生活30周年を記念したオリジナル作品で、映画『ドロップ』の品川ヒロシ監督のメガホンにより、謎の病気が蔓延した島を舞台にヤクザたちの抗争とゾンビが引き起こすパニックを描いたアクション娯楽作です。
主演は哀川翔。他には鈴木砂羽、鶴見辰吾、中野英雄などが出演しています。


宗形組組長、宗形とその弟分、武史が敵対組織に襲撃され、武史がムショ送りになってしまう。10年後、武史は出所の時を迎えるが、組を解散した宗形は落ちぶれ、武史の娘、日向は家出していた。やがて武史は元妻や宗形とともに、家族の思い出の島に向かうが・・・といったストーリー。

あくまで個人的な意見ですが品川ヒロシの監督作としては『ドロップ』『漫才ギャング』『サンブンノイチ』に続いて4作目。
アクションシーン、BGMの使い方などは過去の作品の中でも1番良かったかなと思います。
笑いの部分は好みになってしまうので意見は分かれると思いますが個人的に好きでした。
ですがヤクザ、ゾンビ、アクション、ユーモアなど様々な要素がありますがどれも中途半端だったように思いますし、無理に笑わせようとしたり感動を誘うような作りになっている感じに思えるシーンもあり少し冷めたりすることもありました。
まぁ、監督が品川ヒロシなので芸人を起用するのは分かるんですが、個性が今ひとつ活かしきれていなかったように思います。
芸人を起用したから笑いにできた部分もあったとは思いますが、どうせ活かせてないならちゃんと俳優を起用していた方がもう少し上手くできていたかも知れません。
とはいいつつも個人的に楽しんで観られたので良かったです。
品川ヒロシ監督の過去の作品を観て笑ったり楽しめる方にはオススメです。


そして今日は映画『駆込み女と駆出し男』を観に行きます。