アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年・全11話)

この作品は、2011年4月から6月までフジテレビ・ノイタミナ枠などで放送されたA-1 Pictures制作のアニメ作品(全11話)。略称は『あの花』。


宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道の6人は、小学校時代に互いをあだ名で呼び合い、『超平和バスターズ』という名のグループを結成して秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、超平和バスターズは決別、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた仁太達は再び集まり始め、関係も少しずつ修復されていく。


各話のサブタイトル
1話『超平和バスターズ』
2話『ゆうしゃめんま』
3話『めんまを探そうの会』
4話『白の、リボンのワンピース』
5話『トンネル』
6話『わすれてわすれないで』
7話『ほんとのお願い』
8話『I wonder』
9話『みんなとめんま』
10話『花火』
11話『あの夏に咲く花』


普段、あまりアニメに興味がありませんが、タイトルくらいは聞いたことがあったし、去年観た映画『心が叫びたがってるんだ。』も良かったし、監督：長井龍雪×脚本：岡田磨里×キャラクターデザイン：田中将賀は元々この作品で集まっていて、『心が叫びたがってるんだ。』同様の埼玉県秩父市を舞台にしていることもあっていつか観てみようと思っていましたが、人気作品のためか1巻から6巻のうちいくつか歯抜けになっていてまとめてレンタルできる機会がなかったですが、たまたま全部そろっていたので劇場版も含め全部借りてきました。
最初は興味本位で観始めたはずが、1話からハマって猛スピードで観ました。
少しベタな展開ですが、作画は綺麗だし、仲間の心理描写など上手く描かれていて解りやすく全体的に完成度が高い作品でした。
劇場版も楽しみです。