レッスンにて、
いまひとつ足台にのせた足が安定しない生徒さん。
「あれ~、おうちで足台つかっているかな?」と聞いてみました。
生徒さん
「うん。 ロディ にあしのせてる~♪」という答えが。
ロディ、ロディ?
「えっ!! ロディ~??」
↑
これしか浮かばなかったので生徒さんに聞いてみました。
「もしかして、ぴょいん、ぴょいん とはずむロディかな?」と。
「うん。そう!!」
びっくりしたのと、おもしろいのとで大笑いしてしまいましたが・・
ピアノを弾くにあたって、「下半身は支え、上半身は脱力して自由に」←とても大事です。
支えのためにも、足の かかとはしっかり床、または足台についていることが必要。
ためしに、あしを宙ぶらりんにして弾いたときと、しっかりついたときで、腕の重さをかけた後にその重みが腕や手首から(逃がせるか)抜けるかを比べてみてください。
足の支えがない場合、抜きにくくなります。(グラグラして安定が悪いので、鍵盤にしがみついちゃう感じです)
小さいお子さんの指はまだ細く、大きい音をだそうとしたときに重みが使えないと・・
無理に力が入って指が反ってしまうか、手首をふって出してしまうか、
どちらにしても、これからしっかりした手(指)の支えをつくろうとしている時期に、悪影響があります。
手首がさがって弾いてしまうのも、指で支えられていないことが原因のひとつだと思います。
そのようなことをお母さまにお伝えしたら、即☆足台を購入してくださいました。
これから生徒さんの音がかわってくるのが、楽しみです。
余談ですが、付き添いでいらっしゃっている、おばあさまが、
「歯医者さんでも、歯並びのために食事時にきちんと両足をつけるようにといわれたのですよ」とおっしゃっていました。
歯並びも、身体の軸とのバランスが大事なのでしょうね。
足がつくと、姿勢も悪くなりにくいですし。
なるほど~と思いました。
ロディちゃん、おつかれさまでした♪