I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

新規開拓 その1

2006年10月16日 | 五島のお話

               旅の途中で出逢ったわんこ

先日友人のチハルちゃんが来島した際、彼女のリクエストで「すし春」へお昼を食べに行った時のこと。午後から時間があるのでドライブに行こうと二人で話をしていたところ、店の大将が「きんなご網代」「間伏(まぶし)」という場所を薦めてくれました。聞いたことのない名前に興味津々の私たちは、早速まだ見ぬこの二つの場所へ向かって車を走らせました

まずは県道162号線にのって奥浦方面へ向かいます。堂崎天主堂の手前まで来たら、天主堂の方へは行かず戸岐大橋の方へ。さらに道なりに進んでいくと、岐宿方面へ向かう道と半泊方面へ向かう道とに分かれるので、半泊の方へ進んでいきます

                   

細い道をくねくねと上っていくと、民家も何も無い所にポストが立っていて、そこで海の方へ下る道と山の方へ上る道とに分かれていました。看板が出ていないのでどちらに行くか迷ったのですが、とりあえず海の方へ下ってみました。行き止まりだったので車を降りて辺りを散策しようとしていると、どこからともなく一匹のわんちゃんが猛ダッシュで私たちのところへ向かってきました。どうやら遊んで欲しかったみたい

                   

 

小高い場所に一軒だけ家があったので、どうやらそこで飼われてるわんちゃんだったようです。とっても人なつっこくて可愛かったですよ ここは行き止まりだったので、少し散策してわんちゃんとお別れした後、山の方の道を上ってみました しばらくまた細い道をくねくねと上っていくと、ステキな看板が私たちの視界に飛び込んできました

                   

「魚」に「長い」と書いて「きんなご」と呼ぶようです。辞書で調べてもそのような漢字は見つからないのですが、地元の人が言うのだから間違いはないと思います 文字も看板も手作り感たっぷりなところがいいでしょう(笑)?

                   

矢印の通りに左に下っていくと、現れたのはエメラルドグリーンのきれいな海 確かに看板の絵にあるような魚がたくさんいそう!

                   

 

ここが噂の「きんなご網代」のようです。やっぱり看板の絵にあったように小さな魚たちがたくさん泳いでいました。中には青く光っている魚もいてとってもきれいでしたよ くらげもフワフワと浮かんでいました。

 

                   

「きんなご」とは「きびなご」のことで、こちらでは「きびな」という小さな魚のことを言います。この中にきびながいるのかどうかは分かりませんが、多分いたんじゃないかなぁ? 写真じゃちょっと分かりにくいですね でも本当にきれいな場所でしたよ

                   

「きんなご網代」を出てさらに半島の突端にある「間伏」を目指します。途中で見える海はまさに絶景でした 珍しい形をした島も見つけましたよ。なんと島の真ん中に穴が開いているのです。その名も「ホゲ島」。「ほげる」とはこちらの言葉で「穴が開く」という意味。つまり「ホゲ島」は「穴の開いた島」ってことです。わかりやすいっ!

ホゲ島を左手に眺めながらさらに進んでいくと、ようやく終点の「間伏」に到着します。大将の話では灯台があるということだったのですが、それは見つけることができませんでした 車で行ける所までは行ったんですけどね

                   

こちらがまぶしの小さい方の浜です。ここは下りにくくなっていたのですが、反対側の浜は広くなっていて、波打ち際を歩くことができました。

                   

堤防では釣りをしてる人もいましたよ。何が釣れるんだろう?

                   

ここはきれいな玉砂利の浜で、静かに耳を傾けてみると、玉砂利が波にさらわれる時にぶつかり合ってきれいな音を奏でます これは砂浜にはない玉砂利浜の良さですね!

                   

よくよく見ると小さな貝殻がたくさん落ちていました。これらは旅の思い出にチハルちゃんにプレゼント。浜に咲く花もきれいでしたよ

 

ドライブはまだまだ続きます


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