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終末のイゼッタ

2017-02-17 19:04:06 | アニメ
昨日から終末のイゼッタをまた1話から観だした(夕飯時に家族と一緒に)

改めてみると本当にお手本のような第1話だ

オリジナルだから観る方は先が全くわからない状態で始まる

まず夢でさわりを見せた後現実に戻る
敵兵が中立国で発砲も辞さないくらいヒロインが重要な皇女である事を示し向こう側の人間に大公一族の気高さを口にさせる
国名や地名などから明らかに第二次世界大戦をベースにした架空の物語であると説明
そして姫様は本人自ら先頭に立ち危険を顧みずどんどんと行動していく姿を描く
カプセルを躊躇なく開ける所など全くの怖い物知らず過ぎるだろうというくらいに過剰に……
紳士っぽい出だしだった少佐の冷静で冷酷な行動
そして戦争なんだから誰が死んでもおかしくないぞと姫野側近を殺しさらに姫が本当に臣下を思っていることを表現
改めて戦況などを説明しなおしてAパート終了

湯気の少ないシャワーシーンとかもあるよ
……じゃなくて結構大きな傷跡があるよ

魔女が一人で一個中隊を壊滅?
伝説?
老婆が渡るのをきちんと待つゲルマニアの車(銃を撃ちまくったのは本当に特別な事だったんだよ)

エイルシュタットの国民も凄く国を愛している
白き魔女?(どんな魔女が出てくるんだろう?)
国のためなら嫁ぐ事も辞さない姫

ゲルマニア帝国にはゲス将校とかも結構いる
カプセルから直立のまま起き上がる事で「魔女」を強調
「姫様」「イゼッタ」と呼び合う事で最初の夢が現実の過去であったと
「私の白き魔女」といいながらイゼッタさんは真っ赤っか(白くないじゃん!)
そしてほうきの代わりに大型ライフルに乗る事でこれは魔女と姫様と戦争の物語なんだという事の再確認
空中で手を取り合う二人のアップで「いやこれ実は百合物語だから」という

ちょっとばかり詰め込みすぎ感もあるけど
昨今の「どうやって視聴者を騙してやろう」「何をしたら話題になるか」ばかり考えて作られたものとは違い古典的な美しさまで感じられる

素晴らしい
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