フォンドボー

ついに、フォンドボー（洋食のダシ）作ってしまいましたよ。

え？なんでそんなもん作るんだって？
そりゃあ美味しいカレー作るために決まってるじゃないですか。



というわけで材料はこんな感じ。



牛のスネ肉：1kg
牛テール：1kg
あとはタマネギ、セロリ、パセリ、トマト、ニンジン、ワインなどなど。



まずは牛のスネをオーブンで焼きます。





全体的に焼き色が付いたら取り出します。





オーブンで焼いている間に牛テールをフライパンで炒めます。



これもコゲ目が付くまで焼きます。




んで、野菜。





牛テールのフライパンでそのまま炒めます。





次に、牛のスネ肉とテールを寸胴に放り込んで、





野菜を入れたら水をザバーッと投入。



水の量は適当で。
どうせあとで注ぎ足すことになるので。




そいでボコボコ沸騰するまで煮ます。



アクは小まめに取らないと大変なことになります。




アクが落ち着いてきたら、トマト、缶トマト、ワインとかを放り込みます。





パセリとかも入れましょう。



これで、ほぼ完了。

簡単ですね。

あ、ここからは弱火にしておいてください。

弱火のまま10時間煮込みますので。

え？10時間？バカじゃないの？


えぇ、もうね、言われなくとも分かってますよ、正直、自分でもあり得ないと思ってましたから。



それにしてもこの10時間の辛いことと言ったら。

アクやら脂やらを小まめに取り続けなければいけないわけで、ホント、この10時間で何か他に有意義なことが出来たんじゃないかなんて思ったりするわけですよ、10時間あったら、市販のルー使ってカレー3,4回ぐらい作れたんじゃないの？とか。



そんなことを考えながら、4時間が経過。



水かさがだいぶ減ってますね。
これでも随分と水を注ぎ足したんですけどね。



そんなこんなで10時間経過。



もう残ってねーじゃん・・・と思いますよね。

ノンノンノン、骨やら何やらを取り出せばちゃんと残って・・・



えーと、多少は残っているんです！



で、この多少残ったやつを何度かこして・・・



フォンドボーの完成ですっ！



写真だと分かりにくいですが、黄金色で表面がキラキラしています。



正確には黄金色じゃないですね。
どちらかと言うと、黄土色・・・もとい、カレーなだけに・・・おっと、その先は言っちゃいけねぇ。



さて、肝心のお味は・・・うまー。

というか、すんごく濃い。
ほんの少し口に入れただけで、口の中が牛でいっぱいになって、さらに牛の味がしばらくとれない。

こりゃーすげー。
かなり良いダシが作れたぜ。



というわけで、今回は時間の関係上フォンドボーしか作れませんでしたが、近々にこれをカレーに合わせてみたいと思います。

以上、アレを色々とよろしくお願いします。