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ルパンの曲がジャズでなければならない理由

2005年03月06日 | 本・映画・音楽レビュー
ふと思い出した。
中学生の頃、将来ルパン3世みたいになりたいと本気で思っていた事があった。
何故かは分からないが、ルパン3世に強い憧れを抱いていた。

今、25歳になり、いまだにその思いが多かれ少なかれあると感じている。

よくよく考えてみると、ルパン3世は男の理想的な生き様が描かれているように思える。

クールでありながら意外と熱い。
大胆でありながら繊細。
女ったらしのようで紳士。

自然体で無理なく自分の信じる道を進む、そんな生き様に憧れを感じるのかもしれない。
ここらへんはOCEANS 12と共通点が多いかもしれない。










以前のBLOGでも紹介したが、ルパンの曲は大野雄二という人が作曲している。大野雄二は言わずと知られたジャズピアニスト。当然、ルパン絡みのCDをも手がけている。このCD、私も数枚持っているのだが、ルパンの聞きなれた曲が完全にジャズアレンジされていて、たまならなく心地良く、手放せないCDだったりもする。

前置きが長くなったが、ルパンの曲はジャズしか有り得ないと思っている。これは、先日始めてジャズライブを聞きに行った時に強く感じた。

先日のBLOGでも少し書いたが、ジャズというものは、それぞれがかなり強い個性を持ち、自由度の高い演奏をする一方で、バランス良く、みんなで息を合わせながら一つの完成された曲を作り上げているのだ。

これはルパンにおいても同様だ。
活躍をしているのはルパンだけではない。
ルパンというピアノ、次元というベース、五右衛門というドラム、不二子というボーカルがそれぞれ活躍し、それぞれが自由度高く、スクリーンを所狭しと暴れまわり、ただ全員の行動がバラバラなわけではなく、絶妙な調和を図る事により、ひとつの完成された芸術を作り上げているのだ。

宮崎駿作品の曲が久石譲でなくてはならなかったと同様に、ルパンの曲も大野雄二でなくてはならなかったのだ。

ああ、ルパン3世・・・。
かっこよすぎる。
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