手足口病の患者数、過去最多 西日本で増加
子供を中心に夏に流行する「手足口病」の患者数が、10日までの1週間で3万人を超え、過去30年間で最も多くなっていることがわかった。
国立感染症研究所が約3000か所の小児科からの報告をまとめたところ、手や足、口などに湿疹ができる「手足口病」になった人は、10日までの1週間で3万人を超えた。一医療機関あたり9.7人と82年の調査開始以来最も多く、佐賀県、福岡県など西日本で増加している。
手足口病は、主に4歳くらいまでの子供がかかるウイルス性の感染症で、多くは数日で治る軽いものだが、まれに髄膜炎や脳炎などで重症になることもある。
例年、4月頃から患者が増え、7月の中旬か下旬が流行のピークとなるが、国立感染症研究所は「今後の推移を注意深く観察する必要がある」と話している。
ヘルパンギーナは過去最高
今年は例年に比べヘルパンギーナと手足口病が大変流行しています。ヘルパンギーナは過去最高、手足口病は2番目の報告数となっています。
ヘルパンギーナは突然38度以上の熱が出て、口の中に小さな水ぶくれができます。水ぶくれは上あごからのどの奥のほうにできます。熱は2~4日でさがり、他の症状も一週間ほどでおさまりますが、口の中の水ぶくれが破れると痛みがでて食事や水分が十分にとれなくなることがあり、脱水症状を起こしやすくなります。
手足口病は手のひらや足の裏、口の中、おしりなどに白っぽい水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みがあり食欲がなくなることが多いのですが、体にできた水ぶくれはかゆみや痛みがなく、しばらくすると破れることなく乾燥し消えていきます。熱が出ることもありますが、それほど高くはなりません。
これらのウイルスは主にお腹の中(腸管)で増えますが、治った後も1~4週間はウイルスが便の中に排出されるので、排便後やおむつ交換後には手洗いを徹底しましょう。予防方法は石けんでの手洗いとうがいをしっかり行うことです。
RSウイルス感染症が過去最多、早期に多発-03年の調査開始以来最多のペース
冬季に流行するRSウイルス感染症の患者報告数が、例年より早い時期から増加している。国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、RSウイルス感染症の小児科定点医療機関(全国約3000か所)からの患者報告数は6月下旬から増加傾向が続き、調査を開始した2003年以降で最も多い値で推移している。同センターでは、「今後、冬季に向けてさらに報告数が増加するとみられる」と注意を呼び掛けている。
同センターが9月27日に公表した速報値では、12-18日の週の報告数は1414人。同時期(第37週)で過去最多だった08年の993人を大きく上回っており、同センターは、「例年であれば、10月中旬から11月下旬に認められる水準」としている。RSウイルス感染症の流行のピークは、例年12月か翌年1月で、冬季に向けた報告数の増加が懸念される。
都道府県別に見ると、大阪の205人が最も多く、以下は、宮崎160人、東京126人、福岡100人などと続いた。
RSウイルス感染症は、呼吸器感染症の一つで、上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。乳幼児の肺炎の50%、細気管支炎の50-90%がRSウイルス感染によるものとの報告がある。新生児や乳幼児が重症化しやすく、低出生体重児や、心肺系に基礎疾患のある人が特に重症化しやすい。主な感染経路は飛沫感染と接触感染で、同センターは、せきエチケットや手洗いの徹底が感染予防として重要だとしている。ただ、感染力が強く、またRSウイルス感染症だと気づかない軽症例も存在することから、保育園などでの流行を抑えることは難しいとしている。
マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり―被災地も要注意
例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が今夏急増し、高止まりしていることが29日、分かった。国立感染症研究所(東京)に毎週報告される患者数は6月下旬に過去最多となった後、9月に再び更新。現在も昨年の2倍で推移している。東日本大震災の被災地でも増えた県があり、同研究所は早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止を呼び掛けている。
マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもある。30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いという。
全国約500の病院から同研究所に報告される1週間ごとの患者数は、6月20~26日に昨年同期比1.7倍の355人と過去最多に。その後も300人前後で推移し、9月12~18日は同2.3倍の397人(速報値)。8月上旬以降は2倍を上回ったまま高止まりしている。
1月から今月18日までの累計は同1.4倍の8528人で、記録の残る1999年以降で最多だった昨年1年間の1万333人を上回る勢いだ。
同研究所の安井良則主任研究官は「通常は夏に増えても秋には減るのに、むしろ増えており注意が必要だ」と指摘する。
自分の考えとしては
この秋から冬にかけてインフルエンザを始めとした
呼吸器症状を主体とした疾患が東北を中心に大流行すると予想していたので
夏に手足口病が流行ったぐらいからこの手のニュースは常にチェックしている。
今のところ放射線被曝と関連して報道しているところはないが
上記のニュースを並べてみてどう思うだろうか?
これがオカルトか?
真相を理解してくれるのは
このブログを読み続けている皆さんぐらいだろう。
子供を中心に夏に流行する「手足口病」の患者数が、10日までの1週間で3万人を超え、過去30年間で最も多くなっていることがわかった。
国立感染症研究所が約3000か所の小児科からの報告をまとめたところ、手や足、口などに湿疹ができる「手足口病」になった人は、10日までの1週間で3万人を超えた。一医療機関あたり9.7人と82年の調査開始以来最も多く、佐賀県、福岡県など西日本で増加している。
手足口病は、主に4歳くらいまでの子供がかかるウイルス性の感染症で、多くは数日で治る軽いものだが、まれに髄膜炎や脳炎などで重症になることもある。
例年、4月頃から患者が増え、7月の中旬か下旬が流行のピークとなるが、国立感染症研究所は「今後の推移を注意深く観察する必要がある」と話している。
ヘルパンギーナは過去最高
今年は例年に比べヘルパンギーナと手足口病が大変流行しています。ヘルパンギーナは過去最高、手足口病は2番目の報告数となっています。
ヘルパンギーナは突然38度以上の熱が出て、口の中に小さな水ぶくれができます。水ぶくれは上あごからのどの奥のほうにできます。熱は2~4日でさがり、他の症状も一週間ほどでおさまりますが、口の中の水ぶくれが破れると痛みがでて食事や水分が十分にとれなくなることがあり、脱水症状を起こしやすくなります。
手足口病は手のひらや足の裏、口の中、おしりなどに白っぽい水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みがあり食欲がなくなることが多いのですが、体にできた水ぶくれはかゆみや痛みがなく、しばらくすると破れることなく乾燥し消えていきます。熱が出ることもありますが、それほど高くはなりません。
これらのウイルスは主にお腹の中(腸管)で増えますが、治った後も1~4週間はウイルスが便の中に排出されるので、排便後やおむつ交換後には手洗いを徹底しましょう。予防方法は石けんでの手洗いとうがいをしっかり行うことです。
RSウイルス感染症が過去最多、早期に多発-03年の調査開始以来最多のペース
冬季に流行するRSウイルス感染症の患者報告数が、例年より早い時期から増加している。国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、RSウイルス感染症の小児科定点医療機関(全国約3000か所)からの患者報告数は6月下旬から増加傾向が続き、調査を開始した2003年以降で最も多い値で推移している。同センターでは、「今後、冬季に向けてさらに報告数が増加するとみられる」と注意を呼び掛けている。
同センターが9月27日に公表した速報値では、12-18日の週の報告数は1414人。同時期(第37週)で過去最多だった08年の993人を大きく上回っており、同センターは、「例年であれば、10月中旬から11月下旬に認められる水準」としている。RSウイルス感染症の流行のピークは、例年12月か翌年1月で、冬季に向けた報告数の増加が懸念される。
都道府県別に見ると、大阪の205人が最も多く、以下は、宮崎160人、東京126人、福岡100人などと続いた。
RSウイルス感染症は、呼吸器感染症の一つで、上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。乳幼児の肺炎の50%、細気管支炎の50-90%がRSウイルス感染によるものとの報告がある。新生児や乳幼児が重症化しやすく、低出生体重児や、心肺系に基礎疾患のある人が特に重症化しやすい。主な感染経路は飛沫感染と接触感染で、同センターは、せきエチケットや手洗いの徹底が感染予防として重要だとしている。ただ、感染力が強く、またRSウイルス感染症だと気づかない軽症例も存在することから、保育園などでの流行を抑えることは難しいとしている。
マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり―被災地も要注意
例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が今夏急増し、高止まりしていることが29日、分かった。国立感染症研究所(東京)に毎週報告される患者数は6月下旬に過去最多となった後、9月に再び更新。現在も昨年の2倍で推移している。東日本大震災の被災地でも増えた県があり、同研究所は早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止を呼び掛けている。
マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもある。30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いという。
全国約500の病院から同研究所に報告される1週間ごとの患者数は、6月20~26日に昨年同期比1.7倍の355人と過去最多に。その後も300人前後で推移し、9月12~18日は同2.3倍の397人(速報値)。8月上旬以降は2倍を上回ったまま高止まりしている。
1月から今月18日までの累計は同1.4倍の8528人で、記録の残る1999年以降で最多だった昨年1年間の1万333人を上回る勢いだ。
同研究所の安井良則主任研究官は「通常は夏に増えても秋には減るのに、むしろ増えており注意が必要だ」と指摘する。
自分の考えとしては
この秋から冬にかけてインフルエンザを始めとした
呼吸器症状を主体とした疾患が東北を中心に大流行すると予想していたので
夏に手足口病が流行ったぐらいからこの手のニュースは常にチェックしている。
今のところ放射線被曝と関連して報道しているところはないが
上記のニュースを並べてみてどう思うだろうか?
これがオカルトか?
真相を理解してくれるのは
このブログを読み続けている皆さんぐらいだろう。