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Bamboo Report

bambooのつれづれ日記
小さな山荘の四季をメインに書いてみましょう

さようなら山荘

2015年07月31日 | 小さな山荘から
7月29日(水)~ 7月30日(木)

31年間、楽しかった時、悲しかった時、苦しかった時、いつもいつも迎えてくれた花いっぱいの山荘、ありがとう、そして、さようなら!


居間の窓から眺めた建物北側・山荘入口階段付近  八重桜、山椒、ハコネウツギ、アジサイ、ノリウツギ、シモツケ、ジンチョウゲ、ササユリ、シャクナゲ、ずっとずっと咲いていてね!


和室の窓から  高い木々が葉を落とした冬の和室はお日さまポカポカ、炬燵に足を入れてお昼寝、大好きな寛ぎの場。


居間からベランダを  ベランダから山の大自然を独り占め。ご来光、雲海、空、雲、風、光、空気、夜空、夕立と虹、小鳥たち、セミやトンボ、ホタル、雪景色、若葉、夏、紅葉、麓の町の打ち上げ花火・・・・・


ヤマガラたち  ベランダのテーブルにヒマワリの種を出す。お互いがけん制しながら種をついばんでは飛び去り又やって来る。お別れだよ、元気でね!


浴室窓から  大きく立派な木になったホンシャクナゲを見るのが何よりも楽しみだった。土手のアジサイたちも本当に綺麗だった。冬でも窓を開けて半露天風呂だと喜んでいたね。


居間の天井とロフト  太く立派な大梁が山荘をしっかり支えています。梯子階段の上はロフト。娘たちの、お客様の部屋でした。横の小部屋には山荘に定住した時に読むつもりだった本が沢山収まっています。高い天井の下20畳の居間、何と心地よい空間だったことでしょう。


建物下の作業所  大変な工事でした。若かった主人が設計・施工を頑張りました。一輪車の上でコンクリートを捏ねたり、コンクリートブロックを運んだりと、私も一生懸命働いた。娘たちも協力したね。


建物下の作業所  山荘の建物の下半分の広さ。道路工事、道路の土止め用木材、杭、花木をささえる支柱、防獣ネットの補修用具、腐葉土作りのピット等々、ここにはなんでもあります、思い出が詰まっています。



最後の収穫・青紫蘇  崩れた小道を小さな畑まで下る。雑草の海の中で雑草然とした青紫蘇の綺麗な葉を摘む。


青紫蘇ジュース  琥珀色の青紫蘇ジュースの完成です。先に山を下りたお隣の陽さんに頂いたワイングラス(私のイニシャル入り)で乾杯です。


西隣前の道路より見る山荘  今は寂しいアジサイの土手、でも緑の中の山荘は素敵です。ここを姫ボタルが乱舞していたね。


入口階段より山荘を  いつもワクワクしながら(後には猪鹿被害をドキドキしながら)階段を段を下りたよ。


さようなら、ありがとう  入口階段の上に立つと、快晴の日には山荘屋根の向うに赤穂の山並みと瀬戸内海・淡路島が見えたね、私たちの山荘は防獣ネットの向う側。さようなら、そして、ありがとう!!!


もうすぐお別れ

2015年07月25日 | 小さな山荘から

7月24日(金)

もうすぐお別れ、いつもの花たちを
山荘入口階段付近  階段左側は桜とアジサイの土手で、葉ばかりのアジサイと白いノリウツギが元気です。アジサイの葉陰にササユリが、そしてアジサイのずっと左に初めて花を付けたアジサイ・墨田の花火がいます。階段ではホトトギスが頑張っています。階段の右側はシャクナゲの茂み、手前にアベリアが写っています。


ホトトギス  階段を埋め尽くすように甦ったホトトギスに蕾が見えてきました。鹿が来なければこの辺りはいったいどんな景色になるのでしょう。


ノリウツギ  すごく立派な木になりました。でも私の乱暴な剪定がなくなったらどんな姿になるのかな?


アベリア  鹿に食べられても平気、また元気に復活します。いつまでのこの調子でね。


ササユリ  アジサイの葉に隠れて、さく果が成長して膨らみをましています。山荘で一番好きな山野草でした。


アジサイ・墨田の花火  もう枯れているかと思っていたのに、二つの花は散らずに待っていてくれました。何年も山荘の庭にいたのに、花を咲かせたのは初めてだね。きっとお別れだからと頑張ってくれたのね、ありがとう!


アジサイ  可哀相なほど寂しい土手のアジ、サイたち。そんな中に優しい薄ピンクの花のアジサイが見えました。名前は?ごめん、思い出さない、でもとても綺麗! ずっと離れたところにいるのでズームして見たよ。


一週間が過ぎて

2015年07月09日 | 小さな山荘から
一週間前の山荘の庭です。誰も顧みない庭は今頃はさらに廃墟のようになっているのでしょうか。
山荘の売却がアッという間に決まりました。7月末で31年間愛しんだ山荘とお別れです。引き渡しを延ばすことも出来たのですが、これ以上雑草にまみれた庭を見たくありません。別れは潔くです。

入口階段を埋め尽くすホトトギス  我が物顔に繁茂していています。でも鹿が来ると丸坊主だね。


初めて咲いた墨田の花火  山荘に来て何年たったことでしょう、鹿にいつも食べられて、それでも小さな葉だけで生き続けて、お別れの今年に花が付いた!今頃は綺麗な花を開いているでしょう。自宅マンション・ルーフバルコニーには、去年挿したこの子の挿し木苗が見事な花を咲かせてくれました。


大好きな青色ガクアジサイ  下枝は鹿の食害でボロボロながら上に上に伸びて今年も大きな美しい花をいっぱい咲かせました。この青ガクも自宅マンション・ルーフバルコニーでこの子の挿し木苗が豪華な花を咲かせました。



アジサイの隣にノリウツギ  この子もノッポで鹿の食害を逃れています。今はまだ蕾の状態、もうすぐ大きな白い穂状の花が咲くでしょう。7月末までに花を開いてね。山の庭でいつまでも咲いてね。挿し木苗は作りませんでした。


アジサイに守られてササユリ  さく果が大きくなっています。種が完成するのは11月、見届けることは出来ないけれど、アジサイの葉陰で上手に身を隠して鹿に食べられないように祈っているよ。


ヤブカンゾウ?ノカンゾウ?ヘメロカリス? 猪が掘り返しボコボコになった小道はミントや雑草の下に埋もれています。よほど注意深く歩かないと転倒してしまいます。やっと小さな畑から果樹園まで下りてきました。鹿に食べられて全滅し去年も姿が無かったヤブカンゾウ?ヘメロカリス?が一株、蕾を付けて伸び上っていました。この辺りは一面ノカンゾウとヤブカンゾウとヘメロカリスの花畑だったね。きっとサヨナラを言うために姿を現したのね。ありがとう!


皇帝ダリア  皇帝ダリアも2株、お別れをしに背伸びしています。信じられないほど元気に葉を茂らせています。長女のお婿さん・頼もしいアメリカ人のジョシュが4月に帰国した時山荘に一泊し防獣ネットの補修をしてくれた。それで今日まで鹿の来ない平和な山荘だったの。皇帝ダリアの花も11月、それまで・・・大きくなってね!


ナツツバキ  ナツツバキはずっと花を咲かせ続けています。大きな木になりました。ベランダから見下ろす初夏の花、忘れないよ。


梅雨の晴れ間に

2015年06月21日 | 小さな山荘から
ササユリのさく果  さく果「熟すると下部が裂け、種子が散布される果実」が完成していました。中の種が完成するのは11月、頑張ってね!


ジギタリス  ホタルブクロかとみるとジギタリスでした。山荘を売却されたお隣のYさんの庭から来た子です。強靭なジギタリスもたった一株になってしまいました。


ヒイラギ南天の実  春に咲く黄色い花を見落としたの、綺麗な時を撮らずじまいでゴメンネ。


アジサイ・青ガク  淋しいアジサイの土手、花はほんの数えるほど。そんな中でこのガクアジサイは周りのノリウツギや仲間のアジサイに紛れて上手に身を隠して枝を伸ばし花を沢山付けています。でも素敵な青色は薄く花も小さくなっています。


熊イチゴ  熊イチゴが元気です。


  いろんな山荘:

K山荘  真下のK山荘が解体されたと聞いて現場に確かめに行きました。台風被害も受けた山荘は、まるで放棄されたみたいな状態で何年間も立っていました。木立の中に哀れな廃墟は残骸を晒していました。最近の建物解体の様子と比べると唖然とするような解体跡でした。元気な男の子たちの声が懐かしいK山荘です。


天体観測  最近の転売で持ち主が変り、隣接地に小さな倉庫が置かれたと思っていたら、なんと今日は倉庫の屋根が二つに割れて、中から天体望遠鏡大小2台が青空に向けられていた!


アマチャ無線  この山荘、自力で大工事をされてとてつもなく大きな電波塔を二つ完成させている。いささか目障りな建築物であり、ほとんど裸状態になった全敷地も周囲の環境からはみ出し気味に感じているのだが・・・



おまけ:
父の日お祝いメニューに使う我が菜園(マンション・ルーフガーデン)から収穫したナスビ、枝豆、トマトで~す


ササユリ咲く庭

2015年06月09日 | 小さな山荘から
6月8日(月)

主人の山のゴルフに便乗して山荘へ。ササユリ、咲いているかな。

防獣ネット  鹿メのお仕事
あ~あ~あ、鹿メッ!金網ネットを引きずり下ろして・・・鹿メの食への必死さも判らんではないが・・・道路側から金網ネットを下げて、後ろに張られた大きな網目ネットに頭を突っ込んで、庭のアジサイやユキヤナギ、ウツギなどを食べるのです。以前から金網へのアタックはあり、ピンと一直線だった金網上部は波打つ状態に変わっていたのだが、ここまで酷くなると何とも見栄えが悪い。もう猪公鹿メの後始末は一切しない、の決意を翻意し、2か月過ぎても治らない右手首の捻挫をかばいながら一人防獣ネットを補修しました。


ササユリはここにいます  アジサイは鹿に花芽も葉芽も食べられながらも、こうして葉を茂らせササユリを守っていました。山を下りたNさん夫婦が《桃源郷》と称賛してくれた6月の庭、100株のアジサイの土手に沢山のササユリ・・・今は猪鹿が荒らした土手に枯れたアジサイと雑草繁茂の荒れ庭・・・Nさん、こんな庭は悲しいよ・・・


ササユリ  花を落とさず、きっと私が来るのを待っていてくれたのでしょう。最高に綺麗な時は過ぎていたけれど、小さな体にいい香りの大きな花、会えてよかった!


山の西洋アジサイを代表して  枯れてしまったアジサイ、枯れかけのアジサイ、そんな中にポツンポツンと緑葉が茂り花も見える。山荘のアジサイの色!本当に綺麗。


山アジサイ・クレナイ(紅)  ほぼ全滅と思っていた緑陰・山野草コーナーの山アジサイが細い葉を出し花まで咲かせた。クレナイ、久しぶりに見る素敵な花です。


山アジサイ・アマチャ(甘茶)  青い花のアマチャ、今はまだ白花だけど完璧な姿でしょ。


山アジサイ・シロタエ(白妙)  白からピンク、さらに紅色に変わるシロタエはアジサイと沈丁花の茂みの中から頂部に花を沢山付けて姿を見せる。去年山荘の庭の西洋アジサイ4種を挿し木したが、自宅マンションのルーフバルコニーで育てるには環境順応が難しいと思い山アジサイの挿し木は断念したのだが、山アジサイもルーフで育てるつもりになっている私。


シモツケ・ライムマウンド  何故か鹿メはこの株だけをお目こぼし。大きな株で沢山の花が見事です。挿し木で育ったルーフの子供たちもこれぐらいの大株にしたいなあ。


キレンゲショウマに蕾み  毎年虫だらけになって葉が無くなるキレンゲショウマ。今年は一度だけ殺虫剤を散布した。毛虫がいっぱいなのに、キレンゲショウマに付く小型バッタみたいなのは少なかったのかな? 花が咲くまで頑張ってね。


金梅花  ハクモクレンの樹下で金梅花が賑やかに咲いている。ヤマボウシの下では種が飛んで発芽した株が花をいっぱい付けて見事に独り立ち(鹿は金梅花を食べない)。


ラムズイヤー  あちこちで開花。仲良く並んで、親子4人の行進みたいなのも、みんなユニーク。


ミニバラ  雑草に埋もれて・・・白とピンクのミニバラが淋しそう。


ネジキ  木の幹が捩じれているからネジキ。白い花はアセビみたい。


ナツツバキ  咲き始めが大好き。ナツツバキの鑑賞もネジキと同じくベランダから見下ろして。


ヤマボウシ  ベランダ前のヤマボウシの大木が元気がない。一方こちらの木は青年期? ぐんぐん伸びてお日さまをいっぱい浴びて、物凄い数の白花がピンクに変化中。赤い実が沢山出来るといいね。


ハコネウツギ  下枝は鹿の食害でボロボロ。でも高く高く枝を伸ばし八重桜の枝に上手に隠れて花が沢山さいて、今日はハコネウツギの特徴ある花色が離れた場所からも良く見えます。


初夏の山荘

2015年05月24日 | 小さな山荘から
5月22日(金)

3月は連続で鹿の食べ荒らしを見つけた。それから2か月間、鹿メと猪公の侵入の形跡はナシ。今日は平和で美しい初夏の山荘でした。

ササユリその1  蕾が大きくなっている!あと2週間、花が咲くまで奴らに見つからないでね。


ササユリその2  こちらは蕾が無い!鹿?じゃない、虫でした。虫は全株を食さない、それだけマシです。


クレマチス  木漏れ日の中に白いクレマチス発見!ここにいた子、名前は何だっけ?


アルペンブルー(星桔梗)  雑木に隠して見守っていました。これだけで全員です。


ジャーマンアイリス  ジャーマンアイリスの色違いが生きていた!


シャクナゲ  日本石楠花の一種で、いつも庭のシャクナゲの最後に咲きます。


ラムズイヤー  猪公が暴れ回った跡に健気に生きているラムちゃんたち。この3株のラムシちゃんそれぞれに虫が付いている。今年は虫の当たり年?庭中の花木が虫に食われている。歩けば毛虫が目の前にユ~ラユラ、背中がモゾモゾ。


ベニバナトキワマンサク  自宅に持って帰ろうかと悩んでいるうちに、まず鹿メの食害にあって、今度は虫に食われ可哀相な姿に・・・いつまで山の庭で命永らえることやら・・・ゴメンネ


ハコネウツギ (鹿が下枝を折るので)高い枝の白い花を見落としかけた。白・ピンク・赤と綺麗に咲いてね。


エゴノキ  一番綺麗な花の時期は終わり、白い花がまばらに揺れていた。


元気なエリゲロン  石の階段道を覆い尽くすようにさいているエリゲロン、『鹿メに負けないで!』と声援を送ります。いま山荘の庭は鹿メが大好きなギボウシやホトトギスなどの山野草の緑葉があちこちで目立つようになっている。このエリゲロンも鹿の好物、これだけたくさん咲いていても、1回の鹿メの侵入でみんな食べられてしまうのです。


ときめかない山荘

2015年05月12日 | 小さな山荘から
5月11日(月)

主人の山のゴルフにくっ付いて山荘に行きました。一人山荘に残り、新緑の庭で誰にも邪魔されない静かな時間を過ごしました。今日も鹿の食害にめげず健気に生きる花たちの記念写真を撮りましょう。

ササユリに蕾1  5月2日にササユリを見つけて大喜び、そして今日は蕾!鹿さえ来なければ。


ササユリに蕾2  ササユリ2にも蕾、3本目は蕾なし。でもね、散歩で4本目を見つけたのよ。


ヤマボウシ  南側ベランダから見るヤマボウシが主役だったのに、この東側ベランダから見るヤマボウシが主役の座を取ったみたい。身長は劣るけれど若い分勢いが違います。凄い花数です。


オガタマノキの花  ノッポ過ぎて花が上にばかりに見えて撮影がし難い。蕾がいっぱい。2種類の大木から庭中にバナナのような甘い香りが満ちるのはこれからです。


ハクサンボク(白山木)  例年名前が判ったような気がするのに今年も迷う。ハクサンボク?


ジャーマンアイリス  こちらは鹿より猪の掘り返しで群生がめちゃくちゃになっています。あちこちに葉だけが生き残っています。色とりどりのジャーマンアイリスの花園は無くなったけれど、木洩れ日の中で一人スックリと立っている姿は印象的です。


シャクヤク  こちらも猪のおかげで一家離散の憂き目にあっています。鹿が食べないと安心していたら、ありゃアリンコがワンサカ。どんな顔で花開くのだろう。


ベニウツギ  ウツギの季節ですね。道路沿いの防獣ネットの外から撮っています。下の枝は鹿に折られて上に上に伸びています。剪定もされず花は少ない、満開になればもう少し見栄えがするでしょう。


コガクウツギ  緑陰の白い花はいいですね。(私だけなのか)臭いは嫌い。


ツクバネウツギ  ウツギは種類が多い。毎回ウツギの同定には苦労させられています(すぐに忘れる)。


皇帝ダリアとエリゲロン  画面左にチビの皇帝ダリアが見えます。少し上にはもう一株復活です。エリゲロンはとても強い子、庭のあちこちに広がって生きているようです。


コオニユリ  花後見捨てられたクリスマスローズの中からコオニユリの葉がのびてきました。繁茂すると煩い花です。鹿が適当に間引いてくれるといいのですが、全滅は可哀相。


アメリカノウゼンカズラ  これも鹿に間引いて欲しいアメリカノウゼンカズラ。今年は又勢いを取り戻してきて庭中に繁茂の気配。ますます荒れ庭になりそうです。


これは何でしょう?  入口階段割れ目で生きるホトトギスです。いつも鹿の餌食になっています。


さて庭中に鹿の餌が増えてきました。しばらく平和な庭が続いたけれどぼつぼつ奴の出番かな?

執念で見つけたリンドウ  散歩で見つけました。この辺りに3株、雑草はそのままにしておこう。


『綺麗だな、とてもいい気持ち』 新緑の庭で誰にも邪魔されない静かな時間、いつもの大好きな山荘、でも何かが違う・・・ワクワクしない・・・そう、ときめきがないのです。こんなの初めて、ショックです。
アメリカのタイム誌が毎年独自に選出している「世界で最も影響力のある100人の人物」の2015年版が公開され日本からは村上春樹さんと近藤麻理恵さんの2名が選ばれています。その近藤さんが著書[人生がときめく片付けの魔法]で言っています。『ときめくものだけを残しましょう。残りはすべて思い切って処分してください。そうすることで、人生をリセットして新しい生き方をスタートできます』 「ときめかない山荘の庭」、大好きな庭の大好きな花々の中を歩きながら何か物憂い私です。

5月2日の山荘

2015年05月03日 | 小さな山荘から
しばらく鹿メが来ていない山荘、ウグイスとキビタキが美しい声を競っている平和な山荘です。新緑の中で山野草が健気に生き返っていました。せっかく出現した綺麗な姿を撮りましょう。鹿の背の届かないノッポの花木はいつもの花々が青空をバックに伸びやかに咲いていました。

ササユリ1  ササユリ見つけた、去年と同じところに!まさか山荘の庭に再びササユリを見るなんて!


ササユリ2  更に2株見つけた、こちらも去年と同じところに!去年の3株は、次に山荘を訪れた時には鹿メに食べられて消えていた。同じところに同じ姿であらわれた3株、まさか再会できるとは・・・嬉しいけれど、次には消えているのかな・・・でも鹿で良かった、猪公なら根ごと掘り返し食べるから絶対に再生しないから。


スズラン  あちこちで生き残っているスズラン、ほんの数株に可愛いベル花が並んでいた。


アジュガ たった一株です。仲間が増えるといいね。


ナルコユリ(orアマドコロ)  花のついた株がいたよ!


クレマチス  この子には支柱が必要、でもどこかに巻き付いて一人で立ち上がってね。


アカンサス  凄い生命力が地下の根にあるのでしょう、あの濃いつやつやの緑葉が出現!


アスチルベ  この辺りのアスチルベの生き残りは友人の庭に移したつもりだったのに、一株居た!


モミジの赤ちゃん  山荘の上の方から種が飛んできたんだね。ここにモミジが育つといいなあ。


クリスマスローズ  鹿が食べないクリスマスローズは群落をつくり、また種を付けて更にテリトリーを広げている。咲き始めから最後までの花色の変化が楽しめる良い子です。この色、素敵でしょ!


黄色モッコウバラ  大きなヒイラギの頂部で賑やかに咲いている。『Nさん、お元気ですか?今年も綺麗に咲いたよ』


モチツツジ  あちこちでモチツツジが咲いています。優しい良い香りがします。


ヒラドツツジ満開  4色のヒラドが豪華な花の競演です。後ろの若葉はハクモクレン、綺麗!


コデマリ  ヒラドツツジの横で滝のように枝垂れて満開です。鹿の届かない大きな木が数本います。


コデマリアップ  地味な感じのコデマリ、でも一つ一つのお花はこんなに素敵。


ウノハナ  何本もあったウノハナがひっそりと生き残っていた。花も終わり、気付かずでゴメンネ。(いつも書くのだが、この子は♪夏はきぬ♪で知られる佐々木信綱さんの庭出身という由緒正しい出自、と聞いています)


ベニバナトキワマンサク  鹿の食害で酷い姿になっていたトキワマンサクに花が咲いた!掘り起こしてマンションに連れて帰ろう!


スモークツリー  この季節の庭の花木にこのスモークツリーは欠かせない。うちでは花よりこの葉の色を楽しんでいます。

花盛りの山荘・山野草編

2015年04月27日 | 小さな山荘から
4月25日(土)

一番綺麗な山荘の庭を見に行こう、と若葉の美しい里山風景を楽しみながら車を飛ばし山荘へ。大好きなこの季節、大すきな山荘のいつもの景色、毎年これが見納めかなあと思いつつ・・・
前回の泊り山荘の時、青い目のお婿さんが下の境界線の防獣ネットの破れと崩れを土嚢と石を積みなおして補修してくれました。『有難うジョシュ、猪公も鹿メも入っていなかったよ。山野草たちが生き返ってたよ。』また猪公が掘り起こしてメチャクチャにされていた石積み階段も直してくれました。今日は何度もその階段を下って花の写真を撮りました。

花盛りの山荘・山野草編:青い目のお婿さんが破れた防獣ネットを直してくれがお蔭で、猪公も鹿メも来ない平和な庭でした。鹿に食べられて消えたと思っていた山野草があちこちで復活していました。いつもながら強い生命力に驚かされます。この後は花が咲くまでには至らずとも、少しでも葉を茂らせ地下の根を太らせ、山荘の庭に生き続けるでしょう。

補修なった防獣ネット  ジョシュが頑張って大穴を塞いでくれました。前の緑の広がりはツルニチニチソウ。


ツルニチニチソウ  山荘の下部はツルニチニチソウの大群落になっています。鹿は時たま気まぐれにニチニチソウを食べます。強靭ですぐ繁茂するので困ります。ツルで足を引っ掛けるし。でも青紫の花は素敵。


ショウジョウバカマ  若い幼い葉がとても綺麗! 生きていたなんて感激です。


レンゲショウマ  去年株の周囲を囲ってやりました。鹿には食べられなかったけれど虫が沢山ついて花は咲かず。今雑草に埋もれています。


キレンゲショウマ  大きな株になったのに、いつも鹿メにボキボキに折られ、でも負けない子です。チビチャン二株も元気に生きていました。頑張ってね!


肥後スミレ  スミレはみんな好き、でもこの肥後スミレは葉の形が最高、キッと花を咲かせるでしょう。


ヤブレガサ  美味しそうには見えないのに鹿は食べる。沢山生きててよかったね。


コゴミ  こちらは美味しいコゴミ、若葉はやはり食べられて二株のみ生きていた。


ギボウシ  よく見ればあちこちに小さな葉が出現。マンションに持ち帰り損ねた斑入り葉ね。


キエビネ  4つ並んで花が咲いて、綺麗!  次の時に掘り上げてマンションに持って帰ろう。友の庭にもね。


エビネ  いろんな地名の付いたエビネ2種です。お友だちの庭でも咲いていることでしょう。


斑入り葉ツワブキ  いつ見てもこの状態のツワブキ。鹿メに敢然と立ち向かっています。


スズラン  スズランも鹿の食害が酷い。でもシャクナゲの茂みに群生して生きていたのには驚いた。


入口階段のホトトギス  ホトトギスはこんな階段隙間にいます。鹿に食べられても食べられても負けない。


クレマチス  階段横の雑草の中からなんとクレマチス2種が伸びていました。美味しそうな葉です。


プリムラ  階段横に小さなプリムラ一株見つけた!階段沿いにズラッとそれは見事に咲いていたね。



花盛りの山荘 花木編

2015年04月26日 | 小さな山荘から
4月25日(土)

一番綺麗な山荘の庭を見に行こう、と若葉の美しい里山風景を楽しみながら車を飛ばしました。大好きなこの季節、大すきな山荘のいつもの景色、毎年これが見納めかなあと思いつつ・・・
前回の泊り山荘の時、青い目のお婿さんが下の境界線の防獣ネットの破れと崩れを土嚢と石を積みなおして補修してくれました。『有難うジョシュ、猪公も鹿メも入っていなかったよ。山野草たちが生き返ってたよ。』また猪公が掘り起こしてメチャクチャにされていた石積み階段も直してくれました。今日は何度もその階段を下って花の写真を撮りました。

ベランダから若葉のパノラマを  左前はハクモクレンの若葉です。間もなく眼下に点在する別荘が濃い緑の下に隠れてしまいます。


ベランダ前のヤマザクラ  大好きなピンクのヤマザクラの大木が枯れかけています。樹皮に虫が入ったみたい。


居間から山荘入口をみる  西洋シャクナゲが満開です。右下に見えるロープはセントポーリアと洋ランが夏越しする場所の鹿除けロープです。左下の寂しいポツポツ緑はほぼ全滅状態のアジサイ。


お風呂場からみるホンシャクナゲ  大きな木です。本当に綺麗!満開で迎えてくれました。


八重桜・紅吉野  八重桜3種の花は終わり、最後の1種・紅吉野が高い梢で揺れていました。


補修なった階段  左から右へ下ります。斜度は40度ぐらい。階段横の茂みはヒラドツツジ、根元は猪公のお仕事で大きな穴が開いたまま。


ヒラドツツジ  自宅近辺ではヒラドがほぼ満開ですが、山ではやっと白花が咲きだしたところ。次の機会の楽しみ。


ヤマツツジ  山の自生種のツツジはみんな大好き、とりわけこの赤い山ツツジが大好き!


オオデマリ  白い花よりこの色の時期のオオデマリが好き、何とも言えない色の妙。


シロヤマブキ  鹿の食害が酷くもう会えないと思っていたのに・・・花も葉も、とても綺麗!


モッコウバラ  満開のモッコウバラに会うつもりが、まだまだこれから。次の楽しみが増えた。


ハナミズキ  ノッポになり過ぎて、周りの木が育ちすぎて、下から見上げて後ろ姿をやっと撮影。


山椒  黄色の小花が咲いている。夕飯のタケノコの煮つけの彩りに使うつもりが又山荘に置き忘れ。


四月の庭 花木編

2015年04月18日 | 小さな山荘から
4月15日(水)~16日(木)

今回はアメリカ・コネチカットから帰国している長女夫妻と一緒の山荘滞在です。3月27日の日帰り山荘から3週間ほどたちました。山荘の庭の主役たちが入れ替わり庭の色が一段と華やかさを増しています。そしてたった一日の山荘滞在だというのに、山の色が変わっているのに驚かされます。次に山荘を訪れる頃には山は新緑になっているのでしょうね。

4月の庭:花木編  花木は下枝を鹿に折られています。花は高い梢に咲きます。今年のアジサイは殆ど全滅の状態です。

八重桜・楊貴妃  我が山荘の看板娘


八重桜・白妙  堂々たる大木 庭の八重桜の中で一番早咲きで今満開です。


八重桜・松月  一番好きな八重桜 綺麗に咲きそろうのはこれからです。


石楠花2種  石楠花も山荘の評判娘。手入れを怠った今年は花付きがとても悪い。

蕾は赤、開花時はとてもきれいなピンクです。


花桃  花桃以下の花木は鹿の被害甚大で本来の美しさはないけれど、みんな頑張っています。


枝垂れ花桃  この木は根元を猪公に掘り返えされています。


箒桃  下枝ボキボキ折られ、辛うじて高い上枝に花が咲いています。


黄花ソケイ  こちらは鹿の食害何のその、早春から元気いっぱい咲き続けています。


白花ハナズオウ  ここも根元を掘られています。半分の枝が枯れかけています。


ミツバツツジ  庭中で満開、綺麗!


八重ヤマブキ  細々と生きていました、これで全部の花です。


ベニバナトキワマンサク  鹿の食害でもう枯れると思っていたのに花らしきものが出現


山椒  若い山椒の葉を摘んで、長女の誕生日のお寿司に散らすつもりだったのに、摘み忘れたぁ。


レンギョウ  これだけ花芽が残っただけで幸い。


桃  果樹園の桃は枯れてしまい、シャクナゲ園の傍の桃がかろうじて生きています。小さな実が成ります。


姫リンゴ  果樹園は猪の掘り返し被害が酷くて、よくぞ生きていることよ、と思います。


リンゴ・陸奥  もう一本のリンゴ・フジは辛うじて生きている状態、花は無理ね。


梨  ナシは元気です。いま正に満開、とても綺麗!


カリン  蕾が沢山。今年の果樹園の花はナシを除いて蕾のみの鑑賞で終わりそう。みんな綺麗に咲くといいね。


満開の八重桜・関山  幹線道路の関山が満開です。走る車の中から大慌てでピンボケ撮影。



四月の庭 山野草編

2015年04月17日 | 小さな山荘から
4月15日(水)~16日(木)

今回はアメリカ・コネチカットから帰国している長女夫妻と一緒の山荘滞在です。3月27日の日帰り山荘から3週間ほどたちました。山荘の庭の主役たちが入れ替わり庭の色が一段と華やかさを増しています。そしてたった一日の山荘滞在だというのに、山の色が変わっているのに驚かされます。次に山荘を訪れる頃には山は新緑になっているのでしょうね。

カエルの合唱に迎えられて

側溝の割れ目にカエルたちが棲息しています。山荘を建てたころ(30年以上前)からずっとここに居ついています。カエルの寿命って何歳?とにかく何世代にもわたって住みついているみたい。姿を見たことはないけれど、大声で元気な鳴き声を楽しんでいます。

ジジちゃんの歓迎をうけて

ヤマガラ・ジジちゃんです(何羽もいるけれど全てジジちゃんです)。山荘の雨戸をあける音がするとすぐに飛んできます。長い腕の青い目のお婿さんの手からヒマワリの種を取ります。

ヤマザクラの赤い新葉と紅葉の若緑

和室からの眺めです。見るだけで幸せになる春景色です。

   庭の花:山野草編  鹿の食害にもめげず再生する健気な子たち

スズラン

鹿の食害で全滅?と思っていたけれどスズランは強い子。あちこちに小さな緑葉が見えます。いま蕾が付いているのはこの子だけ。きっと次々と咲くだろう、頑張ってね。

スイセン

いろんな種類の西洋スイセン、みんな鹿に食べられて・・・でもこちらも強い子。
葉が元気よくのびて地中の球根を太らせていることでしょう。でもまた鹿メにやられるかな?

ハナニラ

この子も強い子、庭中に散らばってポツポツながら綺麗な花を咲かせています。

ラムズイヤー

鹿に食べられ猪に掘り返され、それでもあちこちで再生してます。

チゴユリ

緑陰にいます。この辺りの山野草は軒並み鹿の餌食になって消えました。チゴユリはやっと一株見つけました。花はなかったけれど、会えただけで嬉しい。

アマドコロ

チゴユリの傍にアマドコロが生きていました。如何にも美味しそうな葉で心配です。

エビネ

沢山あったエビネの数株を掘り上げてお友だちの庭に移しました。エビネの葉はあまり旨そうに見えない、で生き残っているのかな、かなりの株数のエビネが健在です。特にキエビネが元気。

クリスマスローズ

鹿が食べない希少種です。山荘の緑陰で大威張りでテリトリーを広げています。
クリスマスローズの季節も間もなく終わり。最後の花の競演です。

スミレ

大好きな肥後スミレの姿が無いのは寂しいが、このスミレだけが元気にしていました。

スノーフレーク

春一番に咲くスノードロープは完全に姿を消した(鹿メ!)大振りで情緒にないスノーフレークは鹿が食べないのでますます株を広げています。

見つけた!ムスカリひとつ!

この春、山荘の庭全体で3本のムスカリを発見。これはラストワン。(ムスカリの後ろは鹿に齧られたジャーマンアイリスの葉)

山荘の春

2015年03月28日 | 小さな山荘から
3月27日(金)

ハクモクレン  花数がとても少ない。山荘から帰る頃には蕾が膨らんで今にも咲きそうになった。次に山荘に来るころにはもう花は終わっているでしょうね。


ベニバナシデコブシ  これも花数が少ない。自生種のタムシバも同じ。今年はコブシたちの花は裏年なのでしょうか。


キバナソケイ  黄色が鮮やかです。


ヤブツバキ  山荘には自生のヤブツバキが10本以上あり、今その花盛りを迎えています。ヤブツバキ、私には椿のナンバーワン、素敵な花です。


侘助ツバキ  椿園のツバキも次々と花をあげている。大好きな侘助(名前忘れ)を椿園の椿代表でアップします。


ピンクの花梅  猪公が根元をざっくり堀返している。その性かしら、花がとても少なくなった。


満開の白梅  白梅4本は全員元気。今年は見事な花付きです。でも梅の実はいつも利用価値なし。


ミツマタ  親の種から芽生え、鹿の目を逃れたミツマタの二年目の姿です。立派な花でしょ。


ジンチョウゲ  満開です。あの香りが庭中に漂っています。


ヒイラギ南天  ジンチョウゲの木立の中からヒイラギ南天が顔を出し、黄色の花枝をウンと伸ばして大いに自己アピールしています。


西洋スイセン  前回アップしたティタティタは鹿メに徹底的に齧られ地上部から姿を消しました。
そして庭中の西洋スイセンと葉だけの日本スイセンは目茶目茶に食い荒らされました。そんな中で何故かこの子たちだけが生き残って春のお日さまの下で嬉しそうに揺れていました。


ベニバナトキワマンサク  マンションのルーフに持ち帰るには根が張り過ぎて堀上られず、また鹿が食べない常緑樹だと思い山荘の庭に残し花の咲くのを楽しみに待っていたベニバナトキワマンサクなのに、ああ鹿メ、花芽、新葉を丸坊主に・・・枝もポキポキ折って・・・


アジサイも・・・  庭中のアジサイがこんな状態にされました。鹿メはアジサイが大好きです。


シャクヤク  こちらは猪公が掘りまくった地中から芽出し始めたシャクナゲです。鹿はシャクナゲを食べない、でも猪公がシャクナゲたちを離散・消滅させようとする。頑張って生きてね!


いつもの春色が

2015年03月19日 | 小さな山荘から
3月17日(火)

ほぼ一か月ぶりの日帰り山荘です。山荘域ゲートを過ぎると若鹿が白いお尻を振り振り駆けて行きました。山荘の庭には猪と鹿がお出ましでした。メチャクチャに荒らされた庭です。でもいつもの春の色が迎えてくれました。ああウグイス、春の声です。山荘売却を翻意され又山荘生活を楽しんでいられるKさんと久しぶりのおしゃべりをしました。

サンシュユ

うちのサンシュユにしては立派な花付きです(赤い実を未だ見たことなし)。お日さまの位置が悪く綺麗に撮れなかったけれど本当に魅力的な黄花です。

ジンチョウゲ

咲きそうでなかなか満開にならない沈丁花。緑葉が1本と斑入り葉種が2本、大きくなった3本が庭中にあの香りを振り撒くのはもうすぐです。

クリスマスローズ

種類はオリエンタスだけになってしまいました。庭中の木陰で今を盛りと咲いています。鹿が食べない代表種、猪の掘り返しに遭っても種を飛ばして株を増やしていくことでしょう。

ツバキ

椿の花付きが良くない。椿園の園芸品種のツバキも大好きなヤブツバキも今年は寂しい。
全椿を代表して侘助椿ピンクをアップします。

アセビ

ますますノッポになって撮影は頂上部を。何故だか隣のピンクのアセビの花が無い。木は生きているのに・・・どうしたのだろう?

スイセン・ティタティタ

今年は庭中のスイセンが元気に育っていたのに・・・あーあ・・・この辺りのティタティタを除いてみんな鹿メに食べられてしまった。スイセンだけでなく冬を越していたあの子もこの子も食べられた。アジサイの花芽も全滅だ。やはり現実を見るのは辛い。

鹿が齧ったスイセン  齧られても又伸びて、又齧られて、またまた齧られて消えていくスイセン


快晴の日は山荘へ

2015年02月22日 | 小さな山荘から
2月21日(土)

物凄く良いお天気、こんな日はやはり山荘へ。今回も猪公が訪問した跡あり、更に鹿メがアカンサスとハランなどを丸坊主にしていました。驚きはしないけれど悔しく虚しい。地上の山野草類の被害は酷くても、鹿が食べない沈丁花は今にも花が開きそうだし、背の高い花木は蕾が膨らみいよいよ春の到来を告げています。山荘放棄の気持ちは固まっているものの、自然の中にどっぷりと身を置く場、喜びを失くすことはとても辛い。荒らされた庭と春の花、悲喜こもごもの山荘でした。

石堂丸山登山?  久しく山に登っていません。今年の初登山は山荘(標高400m)から歩いて7分の石堂丸山(標高422m)へ。石堂丸山はこの辺りでは一番高い山なんですよ。今日も頂上から南に瀬戸内海、小豆島、四国がはっきり見えます。せっかくの絶景をこの携帯カメラは捉えられず残念です。


クリスマスローズ登場  クリスマスローズがいよいよ開花です。鹿が食べないクリスマスローズです、山荘の庭の緑陰はクリスマスローズの独壇場になりそうです。でもでも猪公に根を掘り起こされている子たちもいて『頑張ってね』と念じつつ土に埋め戻してやりました。
オリエンタス

オリエンタス


白梅が咲いて  猪公が大暴れで道のなくなった斜面を下りると梅林の白梅が咲き始めていました。


西洋スイセンも  果樹園の日本スイセンは残らず猪の掘り返しで姿無し。でもベランダ横・タムシバの下の西洋スイセンはこんなに沢山の葉を持ち上げていました。こちらも鹿の好物、無事に生き延びて育ちますように。


これは誰の仕業?  シャクナゲの葉が齧られている。犯人は誰?鹿は常緑のシャクナゲを食べないはず・・・虫かな?