公立中学校の校長がいかにアホかは大津中2自殺事件をみてもあきらか。それが特別なことではないことが全国津々浦々にある。今回の事案は4年前の自殺の際のアンケートを捨てた校長の話。
千葉県なので教育より恐育、指導よりも調教の風土である。中学校に至ってはなんでも勝利主義。東京から遠くになるにつれて地域とのなれ合いが見られるある意味穏やかな半島気質、なのだろう。
学校の文書はその内容によって永久保存・5年保存・3年保存とかに分かれる。今回のいじめアンケートは、どう考えても3年で済むものだと思うが、自殺に絡んでのモノだから半永久でもよいと前任校長は判断すべきだったろう。自校の生徒がなくっていることの受け止めがあまりに軽い。自分の頭の中のように軽いのだ。
後任の校長に至ってはもっとアホウである。どのような引継ぎをし知らないか、自殺を知らないところにいたとは思えないのに、廃棄していいかどうか逡巡しなかったのだろうか?証拠隠滅を図ったと思われても仕方がない。
ネット上ではすでに学校名も校長名も特定されているようだが、例によって確定していないと判断してここでは書かない。
その昔、管理教育で名を馳せた千葉の田舎の中学校の大きな事件である。
本当に中学校の管理職ってアホしかならないんだよな、教育委員会もその手の阿呆しかさせないのだよ。
中学生の自殺がなくならないのは、その意味で教育委員会の不作為なんですよ!
中2自殺、いじめ調査アンケート廃棄 校長「重要文書でない」 千葉・館山
千葉県館山市で平成20年に自殺した同市立中学2年の男子生徒の父親が今年9月、いじめが原因として市に再調査を求めた問題で、同市教育委員会は11日、学校が全校生徒を対象に自殺直後に実施したアンケート用紙を後任の校長が破棄していたと明らかにした。
市の規定で重要文書は5年間の保管が義務付けられているが、自殺後に赴任した校長が昨年3月に「重要文書には当たらない」と考えて破棄。市教委は今年1月に事実を把握し、校長を厳重注意したが、父親には伝えていなかった。
市教委によると、男子生徒は20年9月に自宅で自殺。学校側は同月、全校生徒約550人にアンケートを実施し「からかいの事実はあったが、自殺の原因かどうかは分からない」と結論づけた。
父親の再調査を要請に、市教委は「原因は特定できない」との結果を伝えた。
館山・中2自殺:いじめアンケート原本破棄 校長が指示 毎日新聞 2012年10月10日 21時58分
千葉県館山市で08年に自殺した中学2年男子生徒の父親が、いじめが原因だとして再調査を求めている問題で、同市教委は10日、原因調査のため自殺直後に実施した在校生アンケートの原本が廃棄されていたと発表した。昨年3月、中学校長が廃棄を指示していた。
市の文書管理規則では5年間の保管義務があった。市教委は今年1月に校長を厳重注意処分にしたが、原本の開示を求めた父親には廃棄の事実を伏せ「自殺といじめの因果関係は確認できなかった」などとする再調査結果を伝えていた。
市教委によると、アンケートは「無視や嫌がらせ」の状況や個々の悩みを尋ねる内容。同校は1カ月後「からかいや悪口などのいじめにつながるいくつかの事実はあった」としつつ「自殺の要因は分からなかった」とする結論をまとめていた。
校長は自殺の2年後に着任。「自殺から2年半が経過し、必要ないと判断した。保管義務規則は知らなかった。軽率だった」と話している。