Opal・オパールやドイツ毛糸のお店「けいとや」の店長ブログ

Opal/オパール、Schoppel/ショッペル、Regia/レギア、addiのお店「けいとや」店長が綴るドイツ発ブログ

洗濯機のお話

2012年09月20日 | けいとや店長の雑記

こんにちは、

ブログ名に「日記」と付けておきながら、日記らしいことは未だ何も書いて
いなかったりするので、ドイツでの日常のひとコマをお届けします。

ドイツの洗濯機は、日本の洗濯機のように水流でグルグル回して洗うのでは
なく、横から扉を開けて中のドラムに洗濯物を入れて洗う方式です。

水分を含んだ洗濯物がドラム内で落下することで汚れを落としていくのです
が、そのテンポはと~~っても遅いので、一回の洗濯に一時間以上
もかかっちゃいます。

我が家には育ち盛りの男の子が三人もいるので、ちょっと洗濯をサボると、
もう大変。一日中洗濯機を回し続ける羽目に陥ります・・・といっても洗濯
機がやってくれるのを待つだけですけどね

それともうひとつの特徴は、やたら壊れるということ。この二十年間に何度
洗濯機を買い替えたことやら・・・

壊れ方も様々なのですが、水が逆流して辺り一面洪水状態とか、ドアがロッ
クされたままになって洗濯物が取り出せないとか・・・実に様々なエクスペ
リエンス(笑)を提供してくれるんですよ。

そんなドイツの洗濯機ですが、洗濯物以外にも使えちゃったりするんです

毛糸で編んだものを、この洗濯機に放り込んで一定時間回すと・・・

あら、びっくり 簡単にフェルト化しちゃうんです

通常フェルト作品を作るには、ニードルでチクチクしたり、石鹸を使って
手でゴシゴシして作るのですが、洗濯機を使うと、編み物作品からフェルト
作品にへんし~んできちゃいます。

まあ、ハンドメイドの精神(ちょっとおおげさ?)からすると、なんではあり
ますが、やってみると楽しいですよ。

日本の洗濯機では試したことは無いのですが、だめですよね?

だれか試してくれないかしらん

あっ、一つだけ注意することは、スーパーウォッシュ加工がされているOpal
の毛糸はフェルト化し難いように作られているので残念ですが使えないんで
す。

ゴッホのスリッパとかフンデルトヴァッサーのバッグとか魅力的なんだけど
な・・・ 残念

あれ、なんかまた毛糸の話になちゃいました(笑)

ではまた。

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2 コメント

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日本の洗濯機でも・・ (fuu)
2012-09-21 13:29:02
フエルト化(縮絨させる)は、日本のニッターさんもやっていますよ~~笑 

ただ、日本製の洗濯機は繊維を労わる仕様なので
40℃以上のお湯を使うなどいないと無理ですが・・・

ドイツの製がそんな風に壊れ易いなんて意外です。

Boschの家電製品などは、
内部パーツの規格があまり変わらないから
壊れても修理してずっと使い続けられる、
って聞いたことがありますが。
フェルト化できるんですね! (けいとや店長)
2012-09-21 20:56:41
情報ありがとうございます!

日本の洗濯機でもできるのですね。

洗濯機の故障ですが、ボッシュやシーメンスといった一流品でも、何度か修理を繰り返すうちに我慢の限界が来て(笑)、買い替えています。

今使っているのは、世界的に知られているようなメーカーではなく、店員さんに「とにかく故障しにくいもの」という条件で選んでもらったものですが、この四年間、自分で直せる程度の故障だけで済んでいます。

故障の原因は、我が家の洗濯の頻度がドイツ人家庭と比べて格段に多いからではないかと思っています。

気候の違いもあるのですが、ドイツの人々は一回着たくらいでは洗濯はしないのが普通のようです。

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