とりあえず80歳へ  『古希からの田舎暮らし』も10年目になろうとし、喜寿も過ぎてゆき、さて……。

定年後は田舎志向。69歳のとき三木市で「田舎暮らし」をはじめました。田舎にとけ込もうと心掛け、菜園をたのしむ日記です。

青山文平『半席』に本格派の時代劇を感じました。

2016-10-01 02:53:00 | 日記
 藤沢周平の時代小説はほとんど読み、『風の果て』『海鳴り』『蝉しぐれ』「短編集」などはパッと本を開いてそこから少し読み返したりします。でも新しい作家の時代小説も読みたいと図書館であれこれ借りてみるものの「これっ!」といった作品に出遭いませんでした。
 先日、図書館で青山文平の『半席』を何気なく借りてきました。知らない作家です。
『半席』の第一話を読んだところです。文がいい。登場人物に奥行きがある。筋の展開がいい。次を読みたくなる。
 60歳を過ぎてから松本清張賞で2011年に作家デビュー。まだわずか5年ですが10冊の作品があり、どれも評判がいい。67歳だからこれからも書いてくれるでしょう。しばらく読みます。たのしみです。

 雨で畑や裏山の仕事ができませんが、外に出たい。外仕事をしたい。
 裏山の池で、プールライナーの下の地下水をくみ出しました。水位が下がったので水道水を足し、メダカの餌をやって「いる」のをたしかめました。
 雨の合間にとなりとの境界に植えた「ベニカナメ」の垣根を電気バリカンで刈りました。刈りながら「毎年刈らんといかん。いつまで刈れるか」。すぐそんなこと考えてしまいます。感心しません。
 畑に行ってサツマイモを掘りました。土が水をふくんでいるから田んぼで芋掘りしている感じです。
 道子さんは黒豆や大豆の畝に「馬酔木の煎じ薬」(唐辛子やニンニクも混ぜる)を散布してムシを退散させようと頑張ってます。今年は夜盗虫が多い。