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水は調べて好きになるべきだ

2009-06-29 17:47:08 | 過去のBlog記事

水晶の美しさを突き詰めると、それは最終的には水に至ります。
そこで今回から、「水」についてあれこれ書いてみようと思います。



おそらく、僕ぐらい「水にうるさい人間」もいないでしょう。
東京のホテルのレストランに入るなり水を一口飲み、
「この水はダメだ」「水道水ですね」などと言う嫌な客です(笑)。
逆に水が美味しい時は「これ、高い水でしょ?」と給仕さんに話しかけます。
シェフが出てきて「水を褒められたのは初めて」と喜ばれたこともありました。



最近は大阪でも「大阪の水は美味しい」と盛んにPRしています。
確かに日本の水道水は世界基準から見ても優秀な方ですが、
欠点をひとつ指摘するならフッ素が入っていないこと。
欧米諸国では水道水にフッ素が入っているおかげで子供たちに虫歯が少ないのです。
いつまでも日本の水道水にフッ素が入らない理由のひとつには、
歯磨き粉メーカーの圧力があるのではないかと僕はにらんでいます。(笑)



そんな水道水に加え、水はペットボトルでも売られています。
今や世界中の水が日本ではインターネットでほとんど手に入る時代になりました。
飲み水の選択肢が、日本ほど豊富にある国はないと思います。
これは本当に豊かで贅沢なことだと感謝するべきでしょう。
僕もこれまでに国内外の水をいろいろ試してきました。
商品化されていない名水の評判を聞くと、近くの知人に送ってもらったりしました。
今では、自宅で飲む水はだいたい決まっています。が、心変わりも激しいです。
ひとつはローマ皇帝が飲んでいたというイタリアの「Filette」。
一流ホテルのシェフたちが使っている水はほとんどこれだと思います。



2_fillette1_2


現在、もっとも私が気に入っている水。「Filette」だ。
この水の歴史は、ローマ帝国時代からと言われている。
高級ホテルのシェフたちが料理用として、最も評価がある。
いろいろと飲んできたが、これが今は最高かも・・・
最近は、日本向けにペットボトルが変更になった。
日本ではエコロジー法によって、ペットボトルの規制が厳しい。
これは、世界が見習うべきだと思っている。



2_fillette2_3


「Filette」のラベルが変更されて、やや高級感は無くたったと思うが、
東京の高級ホテルはかなりこの水が採用されている。
それを選んだ私は「スゴイかも・・・!」なんて、思っている。



その他には、岐阜県飛騨地方の「天霊水」(今は名前が変わってしまいました。)を長く飲んでいました。
自分で良い水だと思えば、他人にも同じものを薦める迷惑な存在かも知れません。



僕はペットボトルが出た当初から、ボトルを集めています。
現在、日本はペットボトルのリサイクルを考えて、
ボトルをすべて無色透明そして、キャップは白にするルールを施行しています。
そのため多くの海外メーカーも、日本向けにボトルのデザインを変えました。
だから、色付きのボトルは取っておけば価値が出るはずです(笑)。
こんなエコロジーへの生真面目さを、日本は世界に向けて自慢してもいいでしょう。
その一方で、ペットボトルの水に関しては日本に欠けている点もあります。
それは地下鉄などの交通機関が麻痺して、大量の人が足止めになった時に、
「水が配られない」こと。
海外ではトラブルが起こるたびに「水」が配られます。
そこで配られる水になろうとする水会社同士の競争があります。
そんなことも手伝って、海外の水の方がちょっと値段も高く、
成分も優れているというのが水市場の現状だと私は思っています。



貧しい国々では、今でも汚れた水を飲まざるを得ない人々がいます。
その点、日本は安全で美味しい水がいつでも飲める国です。
僕も「水と空気はタダだ」と思いながら、ずっと生きてきました。
しかし先日、新型インフルエンザで関西はマスクだらけになりました。
インターネットでは法外なマスク商売がまかり通る始末。情けない・・・・!
マスクの他に、酸素ボンベや吸引装置なども売られていたほど。
ずっとタダだった空気と水は、今や商品価値を持ち、
お金を払って買うものになってしまったのです。
僕らはこんな状況をどう受け止めるべきなのでしょうか。



次回は、水と健康の関係について書こうと思います。



* * * *


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