gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

アナログな手帖とデジタルな手帳 その1

2008-12-26 19:02:48 | 過去のBlog記事

みなさんは、来年使う「手帳」を決められましたか。
今回は「手帳」の話です。
「手帳」からノート、スケッチブックなど、私の常用しているモノも紹介します。



手帳の話をする前に、前置きをしておきますと、
日本では、テチョウを漢字で書くと「手帳」と「手帖」の
ふたつの漢字の表現がありますよね。
これはテチョウの内容と形式を本当は区別しています。



どういうことかというと、“占”のほうの手帖は、1枚1枚の紙切れなんです。
それを和綴じ本的に綴じたモノ。
カード類のものを意味しています。だから、6穴バインダーみたいな、
穴の開いた1枚の紙をまとめた種類のものは本当は、正確に言えば「手帖」なんです。



もうひとつの、“長”のほうの手帳は、紙を折り畳んでいくものを指します。
今だと、野口悠紀さんが考案した「超」整理手帳が、
この方式の手帳になります。
だから、今はほとんど“長”の「手帳」を使いますが、
実は、今使われている主流のものは「手帖」と呼ぶべきだと私は思っています。
こうして、「手帖」と「手帳」をモノの基本と区別して、
自分の形式と内容を分別する能力が大切です。



それでいくと、HP:ホームページは、ページをスタッキングして、
ひとつのWebsiteを形成しているので、これは“占”のほうの帖なんですね。
でも、ひとつのページは、スクロールアップやダウンしたりするので、
これは“長”のほうの帳なんです。
ひとつの枠組みのなかに“占” “長”が見事に合致している情報形式を
私たちは手に入れてしまった、ということです。



実は最近、僕は、vf DIARYという自分用の手帳を
インターネットで発注できるサービスを発案して、そのコンサルタントを行いました。
まだまだ周到なWebsiteにはなっていませんが、見て下さい。
http://www.vfdiary.jp/



このサービスでは、各ページに自分の名前が入ったり、
週別や月別などという手帳の構成や組み立てを自分の好みで選べたり、
カバーの色や、サイズを数種類から選ぶことができるんです。
ページ構成なんかは、自分ここはこうして、あとはこうして、
メモは何ページほしいなどと、自分好みに編集して、発注できるシステムです。



発注してかならず10日で手帳が手に入るシステムになっています。
10日以上の場合も起こるかもしれませんが。
現在はまだどうしても、価格が高すぎるのがネックなので、
企業努力を叫んでいます。
大体価格は15,000円~20,000円くらいです。
是非サイトで確認してもらって、みなさんからのアイディアも
いずれ盛り込みたいと思っています。



僕自身は、本当に手帳や日記帳がとても大好きなんです。
でも、そんなに集めて、使いもせずどうするの、っていうくらい買ってしまうので、
ワイフには睨まれますが、ワイフのモノも自分好みを買ってごまかしています(笑)。



今まで本当にいろんなメモ帳やスケッチブック、手帳、
ノート、リフィールの自作をしてきました。
名刺よりもちょっと大きめのカードを、全部自分専用に名前を入れて、
紙も懸命に選んで、それを入れるケースは絶対にドイツ製であるべきだとか
決めて持ち歩いていた時期もあるくらいに、こだわってきました。



もうすっかり日本でも認知されている、ファイロファックスも、
日本に登場する前から手に入れて使っていました。



ヒマラヤを制覇したイギリス人の登山家がそれを使っていたとか、
世界大戦中のある戦車団の隊長が、
それを胸ポケットに入れておいたので銃弾が止まって一命をとりとめた、
などというエピソードが残っているくらい頑丈な革でできていますよね。
それでファイロファックスの手帳にすごく憧れて、
何が何でも欲しい!と思って、こんな風にして手に入れました。



当時は日本にはなくて、海外に出張に行く人に頼みこんで
買ってきてもらっていましたね。
(今はもう発売されていない、名刺サイズくらいの大きさの手帳を、
今は所有して使っています。ただしリフィルは自作です。)



その数年後に、手帳ブーム、まさしくファイロファックスブームになりました。
伊東屋などで、ファイロファクスをはじめとした
外国の手帳もどんどんと販売されるようになりました。



年末になると、毎年各企業がカレンダーがわりに、
片方が1週間の記入枠で、もう片方に罫線のフリースペースがある
手帳なんかを配りますよね。
実は、日本人の特にビジネスマンの方には
これが一番似合っているというか、使いやすいことには間違いありません。



じゃあ、僕の手帳の使い方はどうなんだ、とみなさんも興味あるかと思いますが、
それについては次回ご紹介します。お楽しみに!




kawasaki081225_01

vf DIARY」というインターネット発注出来る
「オリジナル日記や手帖」4種類の大きさがあり、
コンテンツのページや紙質から自分の名前など
選択して構成が自分でできる。



kawasaki081225_02

メモ手帖やビジネス用など、自分の構成が可能


kawasaki081225_04

「商品ブランド」



kawasaki081225_03

すべてのページに「自分の名前」
そして、位置も左右中央の指定ができる。



kawasaki081225_10

「マンダラ手帳」と言われているマトリックスリフィールは
「自分専用のリフィール」にしている。
発想を「言葉・単語」でまとめていく方法は
すでに15年以上使用。



kawasaki081225_13

私のブランド・ロゴ入りの様々なリーフィールや便せんなど。



kawasaki081225_14

カナダ製で、カナダのデザインスタジオが独自に作成したシステムノートを、
自分用のスケッチリフィールですでに25年ほど使っている。
ファイロファックスの最も小さなシステムノート(廃盤)にも
私のロゴ入りリフィールを、いわゆるサムネイルスケッチ用に。



kawasaki081225_15

気が向けば、リフィールは紙を選んで、ロゴ入りとして用途別。
赤はスケッチで、黄色は、文字、そしてグレーは数式。



* * * * * *


【artgene.関連記事】

レッド&ブルー その1 “イス”
レッド&ブルー その2 “ネクタイ”
レッド&ブルー その3 “カバン”