ナイアガラの滝観光→日本へ

　　　　　　　　　　　　↑カナダ滝。ここに来るのは２回目だけど、この壮大さにはやっぱり感動！　

　シカゴでの観光は、お天気も良くて、すべて計画通りで大成功でした。

　が、ここからが一波乱、二波乱。　

　翌朝空港に行って、１２時半にはナイアガラの空港に着く予定だったのですが、旅行会社のミスで（最終確認を怠った私も悪いんだけど）、わが家の便と父たちの便がずれていることが判明。しかも父たちが乗るはずの便はとっくに飛び立っていた・・・トホホ（悲）。
　みんな同じ便にしてもらうように交渉してみるものの、その日に限って満席。しかも、本来の便も２時間遅れ。結局２便に分けてナイアガラの空港に行くことになり、空港からレンタカーを借りてナイアガラの滝に着いたころには、夕方６時になっていました。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ライトアップされた滝も、幻想的でこれまたステキ！

　その頃には、一番のメインイベントだった「霧の乙女号」（船に乗って滝のすぐそばまで行くアトラクション）も閉まっていて、ざんね～ん。唯一のうれしい誤算といえば、泊まったホテル（マリオット・ホテル）から見る滝がすばらしかったことでしょうか。サービスルームが付いたスウィートタイプで広くてキレイだったし、部屋が滝の目の前で、ライトアップされた夜景もそれはそれはステキ！！（↑）かな～りオススメのホテルでした。さあ、明日は帰国だ！！

　ところが・・・、翌朝ナイアガラからシカゴ経由で帰国の予定が、なんと天候不良のためシカゴ行きが全便欠航、なんてこと～～っ。もうこれは、神様が霧の乙女号に乗るようし向けたに違いない！そう思うことにして、またまたレンタカーを借りて１時間飛ばし、再度ナイアガラの滝に向かったのでした。
　滝のあたりは、カナダとアメリカの国境付近。橋の向こうはスケールが大きくて人気の高いカナダ滝があるカナダ、こちら側はアメリカ滝があるアメリカという風になっていて、カナダ側に行くにはもちろん税関を通らなくてはなりません。
　昨日はカナダ側に泊まったので、今日はアメリカ側を観光。こちら側にも「霧の乙女号」があって、青いビニル合羽をもらい、待望の乗船を果たしました。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑霧の乙女号

　　　　　　　　　　　　　　　 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑滝しぶきがすごすぎて、合羽を着ていてもびしょびしょ
　　
　船の中ほどに待機していればあまり濡れることはないのですが、せっかく来たんだから滝の間近で写真が撮りたい。そう思って甲板に出てしまうと、スコールのような滝しぶきが襲ってきます。そうなると、暴風雨が吹き荒れて合羽なんて意味なし（↑）。全身びしょびしょ！でもそれがまた楽しかったりして、特に若い子なんかは、キャ～キャ～言いながら楽しんでいました。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑滝の落下地点のすぐ横まで行くことができます

　そのあと、父たちはせっかく来たんだからと、滝の落下地点をすぐ横から見られる階段まで登ったりして（↑）、すっかりナイアガラを満喫。「今日、飛行機が飛ばなくて良かった～」とまで、言っていたくらいです。

　その日は、航空会社にタダであてがわれた空港近くのしょぼいホテルに泊まり、翌朝は４時起きでなんとかチケットをゲット。それはダラス経由で日本に帰るというもので、アメリカの北端から南端に飛んで日本へ行くのは、逆レの字でかなり時間のロスではありましたが、帰れるだけありがたいというもの。
　２時間半飛んで、１時間半待ち、そのあと13時間という長い長い飛行機の旅を経て（満席。叔母たちともはぐれ、５列席の真ん中３席に母子３人座り、いたずら坊主２人にほとほと疲れた私の姿を想像していただきたい！）、やっと成田に着きました。
　空港に着いた時にはあまりに疲れてしまって、吐き気は襲うは地べたにしゃがみ込むほどだったのですが、これから品川まで行かねばならない・・・。遠いぞ、品川。なぜ成田はこんなにも都心から離れているのだっ！！

　その足で、夫の実家がある広島まで行かなくて良かった。品川駅近くのホテルに一泊してたっぷり睡眠を取ったお陰で翌朝にはすっかり元気になって、「やっと日本に帰って来たんだ！」っていう実感が沸いてきました。憧れのコンビニ弁当とデパ地下弁当を食べ、空弁を買い（食べ物ばっかり）、くだらないけどそれがおもしろかったりするワイドショーを見て、もうそれだけで満足だ～！！
　これから２ヶ月間、日本を満喫して帰るとしよう！！