サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

サッカー五輪代表 コロンビアに引き分け望みつなぐ

2016年08月08日 | サッカー

 サッカー五輪代表の2ゴールはいずれも素晴らしいものでした。
 大島、南野とつないで浅野選手!そして中島選手得意の“巻いた”ミドルシュート!!

 サッカー五輪代表はコロンビアに2点をリードされるものの、同点に追いつき決勝トーナメント進出の可能性を残しました。

 しかしやはり取るべきに取っておかないと苦しい展開になります。後半立ち上がりのこぼれ球は枠に打たないと矢島選手!
その後コロンビアの1発にやられ、2点目は信じられないようなオウンゴールが飛び出してしまいました。いずれもGKはノーチャンス。中村選手はいいプレーを見せてくれました。 

 交代についてみてみると、矢島から南野選手への交代はおそらくプラン通り。大島選手はリードされた展開だから出場したのか?井手口選手がイエローもらっていたことも影響したのでしょうか。2点リードされた時点での手倉森監督の迅速な判断でした。しかし井手口選手は本当にいいプレーを見せてくれました。

 3枚目のカードは相当迷ったのでしょうか?
 疲れの見える興梠選手に代わって鈴木武蔵選手投入かと思いましたが、それよりも失点のリスクを嫌ったのでしょうか?藤春選手から亀川選手への交代。亀川選手が右サイドバックに入り室屋選手は左サイドバックにまわりました。後半頭から左サイドにまわったパボン対策で亀川選手をあてたのか、室屋選手が2枚目のイエローをもらうことを嫌ったのか?あるいは3戦目は右サイド亀川、左サイド藤春選手という先発がありそこまで見越してのことなのか?

 手倉森ジャパンはアジア予選では大胆なターンオーバー制を敷き、この試合でも4人の先発メンバーが入れ替わりました。GK中村、 矢島、井手口、浅野選手。中島、興梠選手も第2戦をにらんで第1戦で途中交代しています。コンディショニングを重視したメンバー構成。早川コンディショニングコーチとも入念な打ち合わせがあったことでしょう。
そのかいもあって後半の同点劇につながったと言えると思います。
本来のゲームプランは0−0でいって1点取って勝つということだったのでしょうが。 

スウェーデン戦では鈴木、南野、大島選手が先発でくるでしょうか?
亀川選手も右サイドで先発?室屋選手をはずすのか藤春選手をはずすのか? 勝利とともに選手と成長を促すと言い続けてきた手倉森監督。次戦では両方を見せてください。

次戦日本が勝って、コロンビアがナイジェリア相手に引き分け以下に終われば日本の決勝トーナメント進出が決まります。

今日は西シェフのカレー食ってぐっすり休み、試合前日は脂身の少ないハンバーグ食べてご飯もいっぱい食って第3戦に臨み、走り勝って、内容でも勝って、結果をともなった試合を見せてください。