脳出血の航海日誌

船出の門出に脳出血という嵐に見舞われ、舵は壊れ帆は破れ行く先知れず、無事帰還できることを願い航海日誌を書いている。

最初の放射線に当たらない

2011年11月30日 | 医療
レントゲンを撮る時は、レントゲン室に行くのが普通ですが、行くことのできない患者には、ポータブルのレントゲンというのがある。鉛で遮蔽された病室で撮らないかもしれない。ということは、同じ病室にいたり、廊下を歩いていたりすると、少なからず放射線被曝をする。その数値は許容範囲なのかもしれないが、どこにいようと放射線被曝はゼロにならない。その事を頭に入れて、放射線技師の人は仕事をしているのだろうが、知識のなさや技術の未熟さによって、撮り直しなどあってはならない。許容範囲だったものがそうでなくなる可能性もでてくる。

とにかく、いちばん気を付けたいのは、最初の放射線に当たらないこと。放射線は放射されると、鉛、鉄、コンクリートなど、いろんな分子に当たって、反射します。反射される度に、減速していきます。だから、最初の放射線に当たることがいちばん問題になります。最初の放射線に当たるということは、細胞への感受性が高くなるということです。病棟での照射の場合も同じことです。同室にいるより、コンクリートの壁を隔てている方が、反射回数が多くなり、被爆量も少なくなります。
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水彩画完成

2011年10月15日 | 脳卒中
とうとうデイで描いていた絵が仕上がりました。週1回なので4ヶ月かかりました。少しなれたので、次回作はもう少し早いかもしれない。前回写真を手本にしましたが、今回は絵を手本にします。仕上がりは12月ごろだろうと思い、サンタクロースが夜空を飛んでいる絵です。写真と違って自分の想像を盛り込めそうな気がする。

次に行ったときにラミネートフィルムに入れてくれるそうです。施設の部屋の一角に絵の展覧スペースがあるといい。同じ絵を描いた人でも違っていて個性の差が出ている。同じ絵でなくても、違う絵でもうまく表現できているのを見ると大変参考になる。画家志望の人は展覧会によく行くというが、何となくその気持ちが分かる。
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時計の品格

2011年10月13日 | モアイのように
何年か前に品格ブームがありました。ベストセラーになった本がきっかけかと思います。では時計にも品格があるでしょうか? 時間を計るだけではない時計。ファッショナブルな時計から実用性のある時計まで、時計は世界中にあまたとある。 街のいたるところで時刻を見ることができる。なのに、自分の時計を持ちたかる現代人。自分の時計というよりも、自分の時間が持ちたい。 携帯の普及で携帯の中に時間を閉じ込めてはいるが、腕には時計をしている。時計の品格が問われる時代になっている。

時計の人気コーナーに行くと、レディースものがまぶしい。スタンダード、カジュアル、ファッションと用途に暇がない。 デジタル、アナログ、電子・電波時計、ダイバー用マリン時計、アスリート必須クロノグラフ、 キャラクター時計(ミッキーマウス、ミニーマウス、ハローキティ、ピンクパンサーなどなど)、カラクリ時計、 掛時計に置時計、今朝は目覚まし時計でベッドから起きて、一日の始まりは時計に始まり、目覚ましをセットして時計に終わる。

何か時計に追われていそうな感じはするが、それは時計を持たない人が考えることで、 実は自分にあった究極の時計を探し追い求めている。あわただしい時間の中にいた自分を、ゆったりとした至福の時間の中に追いやるために!
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二重の後遺症

2011年10月12日 | 脳卒中
甲状腺のことを一時期随分調べたことがあった。このブログを始めたのもそれがきっかけだった。わりとしっかりしたものがのどの両側に二個ついている。それなのに働きがいまひとつよく分かっていない。女性に甲状腺ガンが多いのも分からない。病院の待合室はほとんどが女性だ。時々見かける男性は夫婦で来ている人が多かった。私も家内といったが、診てもらうのは私のほうだった。

甲状腺のことを調べていると、必ずといっていいチェルノブイリの原発事故へとつながっていく。子どもたちの甲状腺にガンを引き起こす。現在では福島の原発のことと絡めてニュースになる。本当に放射能のせいで甲状腺がんになるのかなと思う。むしろガンにならないように守っているのが甲状腺で、最後の最後に甲状腺という砦が崩れたとき、自ら甲状腺がガンになっているような気がしないでもない。

私は右の甲状腺を切除した。ひげを生やしているのでえぐれている首がよく分からない。ひげがなくてもこちらが言わないと分からないくらいになっている。切除したのだから甲状腺の機能が低下していると考えられる。一時反動で高くなることもあるかもしれないが、長い目で見た場合、低下しているだろう。新陳代謝が悪くなるので寒さに弱い体質になる。加えて脳卒中で半身麻痺なのだから、動きが悪く余計自分で熱が作れない。

そんなこともあって、脳卒中にも程度の差はあれ、人と見比べて私は寒がりかなとたまに感じることがある。それだから冬より猛暑の夏のほうがいい。それに寒いとくしゃみの心配もしないといけない。くしゃみのときの筋緊張で転倒するかもしれない。咳は耐えられるけど、くしゃみは手すりを持っていないと自信がない。自信が持てないというのも、ある種後遺症なのかも知れない。無力感という症状もあることだし。
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不思議な時の力

2011年10月11日 | モアイのように
イギリスの霧の都・ロンドンを訪れると、ビッグ・ベン(Big Ben)に出会える。ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計塔のことで、ビックベンの愛称でその名が知れている。

時計塔の高さは95m、重さは13.5t。15分ごとに時を告げる。人はこのような時計に出会うとき、歴史というものを感じてしまうだろう。人間の歴史、過去を振り返る。未来に時を刻んでいるのに、過去に思いを馳せる。時計には、そのような不思議な力がある。

また、公園の花時計のベンチ前に腰を掛けていると、時計にも香りがあるのをそのとき初めて知る。
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甲状腺切除の後遺症それから

2011年10月10日 | 脳卒中
過去に甲状腺がんで甲状腺を切除したことがあった。最初声が出なかった。それが1ヶ月、2ヶ月したら声が出るようになり、日常生活にも何ら支障が出ることがなかった。それが舞台に上がると、声が出ない自分を知ることとなり、それまではマイクはほんの補助で使っていたのに、マイクに頼らないと舞台に立てなくなった。

それなのに次は脳出血の後遺症で声が出なくなった。家族に通訳してもらうのがたびたびで、そばにいて「うん、うん」とうなずいているだけだった。電話がかかってきても、受話器はとらず、全部メールにしてもらった。どうしても代わらないといけないときは代わったが、うまく話せないことを承知してもらって代わった。

そんなこんなでいろんな変遷があり、先月から急に声が出るようになったものだから、にわかにカラオケにすすんで挑戦している。ここまで来るのに3年かかった。歌といっても声が出るだけで、音を伸ばすとか音程を変えるとかは全然できていない。電話に出るのも今は恐怖感がなくなった。本当に"自分の声"に聞いてみたいものだ。「いったい今までどこに隠れていたのか。」と。
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スリングでアルゴリズム体操

2011年10月09日 | 脳卒中

何年か前におもちゃを片付けない孫に注意すると、「そんなの関係ぇねー」と言われた。そのころ流行っていた。キャラクターのシールがほしいと言うので、「そんなの関係ぇねー」と言い返した。大人気ない。言いやすいのかもしれない。「ちょっとちょっと」なんかもそのとき流行っていた。これも言いやすい。

小さい子がいるとどうしても子ども番組を見ることが自然と多くなる。スリングのとき腕を伸ばしてぐるっと体を回転するとき、冗談でスタッフがアルゴリズム体操をしているのかと思っていたのに、ほかのスタッフに聞いてもその体操を知らなかった。それを聞いていた横の人が「うちも孫がよく見るので知っている」と。本当に同じような環境にいると、ピタゴラスイッチまで話しがつながりはずむ。

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笑いはリハビリを助ける

2011年10月08日 | 脳卒中
デイサービスに行くといつも笑わしてもらう。笑いにはいろいろいい効果があるようです。病院では患者の免疫力が上がり、落語家や漫才師、クラウンが来るところもあるようだ。

デイスの終わりにカラオケを歌ったのだが、“麦畑”の歌詞を「♪杖を持つ手が震えてる〜」と職員の人が歌うものだから、思わず笑ってしまった。こんな風に突然笑いに襲われる。吉本芸人のようにずっこけたいのだが、こけて怪我をするかもしれない。だから「♪杖を持つ手が震えてる〜」ってことかもしれない。笑いがあると楽しくリハビリにつながる。
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ほほえみ広場2011の開催

2011年10月05日 | 地域
ほほえみ広場2011
〜すべての市民が交流し、ほほえみの輪を広げよう〜
日程:10月15日(土曜日)午前10時〜午後4時
会場:梅小路公園(下京区)
入場:無料
問い合わせ:京都市保健福祉部障害保健福祉課222-4161
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車の横のクリック

2011年10月01日 | 交通
デイの送迎車の何台かに「ハートケア」クリックなどと広告がある。Googleで検索してみると「ハートケアグループ 大阪羽曳野市にある介護事業の総合サービスグループ」というタイトルのサイトが出てくる。が、惜しいことにタイトルが長すぎて、表示が途中でちょん切れている。もう少し短くする工夫がほしい。世話になっているところなので残念だ。

ところで、ドライバーの運転はみんな安全運転なので安心して乗っていられる。ちょっと通過できそうな信号でもよく止まる。指導が行き届いているのかもしれない。
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促通反復療法(川平法)

2011年09月26日 | 脳卒中
先日のNHKで脳卒中リハビリに有効な促通反復療法(川平法)のことが、盛り上がったデイの曜日があったそうな。私は深夜の再放送で見た。舞台になった鹿児島の病院では問い合わせが殺到して今では個々に対応していないということです。放送の一部そのときの動画がありました。
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腹筋ベンチ

2011年09月25日 | 脳卒中
デイに腹筋ベンチがおいてある。乗り降りにスタッフについてもらってしてみた。角度がついているが何度かできた。それで気がついたのだが、右の腹筋が強くてできるようだ。左の腹筋も臀部筋にも力がなく安定感がない。そういえば椅子に座ったときでも、つい右に傾いて座っている自分がいる。

ジョーバというマシンに当初乗っていたときに、「体が傾いているよ」とよく声をかけられた。今ではそれもなくなり、膝や臀部に少し力がついてきたのかもしれない。それでも腹筋ベンチでは臀部筋のなさを思い知らされる。

腹筋ベンチは使い方によっては背筋もできるようだ。スタッフがしているのを見たが、到底できそうにもない格好だった。構造はいたって簡単な腹筋ベンチなのに。

それと、何段階に分けてベンチの傾きを変えるようになっていた。後ろのほうを持ち上げれば、ひょっとするとベンチをフラットにできるかもしれない。でも倒れたら怪我をするかもしれない。これも当分できそうにない。両側にスタッフについてもらわなければならないかもしれない。
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黄色いコスモス

2011年09月24日 | 脳卒中
デイのパワーリハビリのマシンにはいろいろあるが、腹筋と背筋ができるマシンがある。トーソエクステンションという名前だったかと思う。なぜか帰宅すると忘れてしまう。背筋はほとんどしないが、腹筋は行くと毎回している。

負荷は25キロにしていた時期もあったが、今は20キロにしている。25キロのときは左足が腹筋するたび上がってきて右足で軽く押さえていた。20キロでも若干左足が浮く感じだったが、先週ぐらいから足が床についている。ついているせいか足底に意識が行っている感じがする。

背筋同様外を歩くこともあまりしない。送迎のときほんの少し歩くくらいで、そのとき見かけるのが駐車場のいくつかプランターで、花が咲いていたりする。デイが終わり見ると黄色いコスモスが咲いていた。白、赤、ピンクはよく見かけるが、黄色はほとんど見かけたことがない。何でも品種改良した人工のものらしい。それなのに花言葉は、“自然の美”ということだ。黒いコスモスもあるようだが、花言葉は“恋の終わり”ということらしい。

外をほとんど歩かないので花を見る機会も少ない。花があると一瞬だけでもほっとする。厳しい暑さも和らいだのでちょっとは外も歩いてみようか。黒いコスモスに出会いたくはないけどね。
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四つん這いで足を蹴れない

2011年09月21日 | 脳卒中
四つん這いになって、正確には右手と左足で静止して、右足を後ろに蹴りだす。実はこの動きが今までできていたのに、突如としてできなくなった。どうも今までできていたのは、本当にできていなかったようだ。

今までは右足を後ろに蹴ると筋緊張で左足がしっかりして、実は支えられないのに自分で支えたことになっていた。今は筋緊張が取れてきたものだから、左の股関節あたりが力がなくてぐにゃりとなる感じだ。このことがあってからフーの背筋の出入りができるようになった理由が分かったような気がする。

四つん這いを維持できないものだから、右手を少し外についてバランスをとった。それで何とか右足を蹴ることができた。もとのように右手を普通につけるようになるには、立位で手すりを持って、左足をぐるぐる回すことがいいようだ。時計回り反対回り、なるべく後ろを意識して回せるといい。今までしていたのは、左足を前後左右に動かすいことだった。それだけでも結構難しかったが、また宿題が増えた。
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術中覚醒

2011年09月19日 | 脳卒中
手術は2回あった。1回目は倒れたその日で、救急車で運ばれたその病院で。2回目は10日後ぐらいにもう片方の脳も出血する可能性があるというので、クリッピングする手術を。どちらのときか忘れたが、飛行機の中のようなカプセルで手術を受けて目覚めた。

目覚めるときに声を出しているのに全然聞こえないようだった。もがいて飛行機の座席を倒したり、カーテンを引っ張ったりして知らせようとした。そうこうじれったい時間が流れて、何かパテーションが取り除かれたような、厚いカーテンが開かれたようで光がさして気がついた。術中でなくてよかった。自分の脳をいじられているのは怖い。

何でも実際に起こる医療現象に術中覚醒(アネセシア・アウェネス)のがあるらしい。それををテーマにしたサスペンス・スリラー『アウェイク/AWAKE』を観た。

参考:映画「アウェイク/AWAKE

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