新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

丹沢山 表尾根から鍋割山縦走2017.11.3-4(後半写真付き)

2017-11-07 | ハイキング・登山

朝食前の海側の木々の景色

みやま山荘の朝食は3回目なので6時半からだった。写真撮り忘れたが、キノコや山菜の炊き込みご飯とみそ汁に野菜中心の健康的なおかず。ゆっくり目に頂いて、片づけて7時15分ごろに出発。

といっても標識の先を見たら、富士山がくっきりドーンと見えた。記念撮影する人が多くて標識だけの写真を撮りそこなったが、仏像の先に富士山が見える。

少し歩く。大山の先に海が輝いている。薄っすら房総が見えているような気もする。

大山方面

来た道を上り下りすると右側の富士山の朝焼けが見事。

さらに歩く。

刻々と色合いが変わる。

昨日霧の中で見えていた川の上にはっきりと富士山が見えていた。

紅葉が素晴らしい。

塔ノ岳がはっきりしてくる。あそこまで登らないとならないのね。カラマツの黄色が目立つ。

海側の展望も素晴らしい。

どの山も紅葉がきれい。

昨日は写さなかった木道。昨日は遠回りして通ったけれど今日は直進。

塔ノ岳への笹原の道。階段を上らないと。

この辺りからも富士山が見える。天気が良いと最高の尾根道ですね。

さらに一度降りてまた昇ると塔ノ岳の山頂だ。しばし景色に見とれる。

八ヶ岳方面かな?

記念写真をまた撮ってからいざ下山。馬鹿尾根の階段を下り、以前鹿が居たあたりは人が多くて見当たらなかった。

間もなく金冷し(きんひやし)の標識に出た。友人がそのまま降り始めたのだが、パートナーが前に降りたのでつまらない、と言い出し、自分の体力どうかなと思ったけれど、ここまで来て鍋焼きうどんを食べないのもね、、、と思って友人に声を掛けて、戻っていただき(すみません)、鍋割山へ向かうことにした。9:20

塔ノ岳まで1時間半、金冷やしまで約20分、鍋割山へはさらに1時間半だ。若干起伏があり木の階段がいくつかあった。

しかし、このコースの紅葉はすごく美しかった。気温も暖かく気持ちが良い。

ぶれてしまったけれど、黄葉がきれい。

海が見えた。

大丸の標識

カラマツが黄金に光っていた。

この辺りからも雲がかかり始めた富士山が見えた。

 

小丸尾根分岐-最初はここから通れるようになったという小丸尾根を降りようかと話していたのだが、情報を見たら、作業道が多くてみち迷いしやすいとあり、みやま山荘のおかみさんからも忠告されたのでやめたのだった。

この辺り、気持ちが良い。

小丸の標識

黄葉の中を行くハイカー。この辺りであった対向者の方はこの時間(10:00)でも鍋焼きうどんは混んでいたとのこと。

紅葉

なだらかだが階段を下る。

やっと鍋割山についた。富士山は大分雲がかかっていた。

友人が先に鍋割山荘に行って、うどんを予約。すぐにお金をもって待機していないとだめだというので、慌てて山荘の方に行ったが15分後だと言われて、シートを広げて、私は眠りかけたが、すぐに起こされた。早めに行っておかないと。

予定より早めに受け取ることができた。写真を撮る前に卵を割ってしまってあまりきれいに映っていないが、具沢山の鍋焼きうどんだ。薄味で、今日は頑張ってあまり汁を残さないように頂いた。

ゆっくり目に頂き、本当の下山開始。そのころには鍋焼きうどんは40分待ちになっていた。小屋の前の広場はかなりの人で、下山の登山道も列が途切れることなく、交互に歩くので時間がかかる。クラブツーリズムの一団がちょっと降りたところで待機していたが、それもうどんの関係なのかしらね?お聞きしなかったけれど。

食事中はじっとしていたので、涼しくなって一枚着込んだが、暑いくらいの気温ですぐにそれは脱いだ。

けっこうきつい階段状の登山道が延々と続く。子供連れも、軽装のグループも、今から登ったら1時間待ちとか、もう売り切れではないかと思うが、続々と辛そうに登って行った。

リンドウの群落があった。

大分降りたところで、西山林道に出るが、道は水が染み出ていた。台風でだいぶ雨が降ったのかな?足場の悪い場所もある。

こんな滝あったかな?小さな滝だから、雨の後しかできないのかも。

浅くてきれいな水だが、ところどころ渡る。

堰堤からの水。

橋を渡る。やっと二股かな?

渡渉部

また木の橋を渡る。

鍋割山荘のための水のペットボトルはすっかりなくなっていた。朝から皆さんせっせと運んだんですね。

やっと標識が!しかし二股までまだ1.2キロもあるし、大倉に至ってはまだまだ先だ。

私たちは一人一人通り過ぎたが、若い人たちはどんどん続いて渡っていた。

ちょっと行くと二股の標識の足元にヒル対策の塩が置かれていた。さすがにこの季節なら心配ないが。

ところどころトリカブトが咲いていた。

アザミもまだきれい。

ゲートの先で、このまま林道から車道かと思ったら、左手の細い道に入るようにという標識があり、二つも書かれていたので、私たちも入って行ったが、まだしばらく細い道を歩き、やっと車道に出た。そこは表尾根から降りてきたところの車道だったが、私は以前のグループで鍋割山に行ったときは、表丹沢県民の森まで、車で入ったので、この道は通っていなかったのだ。

カンカン照りの畑の間の車道を行くと、ところどころ里芋とかジャガイモとかネギとかが無人販売されていたが、荷物の少なめの友人は買っていたが、私は重くなるのでやめておいた。途中トラックのおじさんが収穫したブロッコリーをたくさん積んでいて、分けてもらいたかったが、声を掛けるのはやめてしまった。おいしそうだったなー!

やっと見覚えのあるバス停の広場に出た。お手洗いの手前には靴洗い場があった。パートナーが場所取りをしてくださったおかげで、私たちは予定よりも早く15:00ごろに来たバスで座れて渋沢駅に向かった。

わずかな時間だったが熟睡。駅に着いたらすぐに急行が来るというので、土産も買わずにその電車に乗った。ガラガラで座れて、これまたすぐに熟睡。新宿で皆分かれて、パートナーも比較的に早めの電車で帰れたので良かった。

今日は私は恰好は悪いが膝サポーターを最初からつけて、靴も緩まないようにきつめに締めて、なるべく足先に体重をかけないよう気をつけて下山したおかげで、あの長い下りにも関わらず7時間くらい(若い人なら6時間かもしれない)の行程を、ひざ痛を起こすことなく降りられた。

誰もけがもせずに縦走できて幸いでした。

みやま山荘に集っていた皆さんは、蛭が岳往復するとか縦走するとか、丹沢三峰の方に行く方とか健脚者が多かった。女性のグループの話を聞いていたら、月2回くらい山に行っている様子で、すごいなと思った。余裕があって良いですね。

往き掛けのタクシーの運転手さんの話では、塩水橋とか宮ケ瀬まで車でいけるとのこと。塩水橋から登ればもう少し短時間で直接丹沢山に登れるようだ。ただし最後の所で鎖場があるらしいがどの程度なのかな?

ただそちらの方はヒルが多そうだから、冬でないと対策が大変そう。やっぱり秋がいいですね。

 

 


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