kaz'S Log

by kaz'S Metry

振れ隅木 落ちがかり勾配度算定法 と 勾配比規矩図を

2019-02-21 16:24:43 | ・次世代の伝統的規矩術研究室
先日、執筆いたしました書籍には、振れ隅木の落ちがかり勾配度の解を導くための解説図案となる

<3次元展開による振れ隅木落ちがかり勾配度>
の図案 と 算定法 を掲載いたしました。
これは、国内初の解説となりました。

更に、次回、こちらも新掲載となりますが、落ちがかり勾配度の 勾配比基本図 が完成しておりますので掲載させていただきます。

また、こちらも初公開となりましたが、私が公開しました 四方転びの 小中勾 勾配の 解説並びに図案及び算定法 ですが、
解説には触れませんでしたが、振れ四方転び、多角形四方転びにも 私の公開しました方法でしたら、適応可能となります。

振れ小中勾勾配 多角形小中勾勾配 算定法という表現となるかもしれません。

今後の書籍では、この辺りについて撤退的に公開していきたいと考えております。

<幾何算法による規矩術>

です。

問い合わせはこちらをクリックお願いします

よろしくお願いします。





リードメイキング用の刃物研ぎ

2019-02-13 15:17:53 | ブログ


リードメイキング用の刃物研ぎを長年研究していると、写真のように、刃先を研ぐ必要があることがわかる。

実際、このように研ぎあげると、長切れし、削り後が、滑らかで、かつ 数μ単位で削り上げる事が可能です。
もちろん、丸鑿も同様の研ぎです。

地金を研いでも仕方ないので、なるべく鋼を研ぎ上げます。

実際、木材相手の仕事にもこの研ぎ上げで使用しています。
わたしは、普段、3Hの鉛筆を使用しますが、3Hの鉛筆新の芯に滑らせるだけで、食いつくようにザクザク削っていきます。

単に、鋭利に研ぎ上げただけでは、最初だけ切れるのですが、3Hの鉛筆2本目になると、芯の部分でツルツルと滑り、えぐるような食いつきがなくなってしまいます。

ですので、前述した研ぎで活用できます。

それですら、何本かのケーンを削ると、繊細なタッチで微妙に切れ味の落ちるのがわかります。


パイプリードメイキング2019

2019-02-08 21:04:24 | ブログ
本日は、久方ぶりに温めてきたパイプリードメイキングの自身の資料を見直していました。

また、メイキングの刃物、材料の見立て方、算定法をデータ化し、配布の準備をしていました。

メイキング用の刃物研ぎは ここ数年間で劇的な変化をしました。材の繊維に艶を与えながら、刃物は長切れします。
次回、新たな研ぎによる違いをアップしておきたいです。。

木材に材を変更しても、ケーンと同等に、材の内部の動きを理解し、引き出すメソッドを応用していこうと 2019年の制作実験 です。