格闘技ファンである僕も、あの事件にはかなり怒りを覚えました。
で、日清が、スポンサーを降りることを決定したそうです。→記事
記事によると、抗議の電話がかなりあったそうで。
そのことが、今回のスポンサー降板に少なからず影響してるみたい。
さてこの抗議の電話、いったいどんな人がしてるんでしょうか。
実はネット上では、抗議の電話をしたぞ!という報告がたくさんされていて、
驚くことに、そのときの対応がどうだったかまでを細かく報告し、さらには
企業ごとの対応ランク付け(!!)までしてるんです。
どんな評価基準なのかと思って、ちょっと見てみたら、
最高の三ツ星をつけられてる企業は二つ。
その2社に共通してたのは、「スポンサー降板を表明してたところ」でした。
なるほど。ものすごくわかりやすい評価基準ですね。
逆に、評価の低い”某”企業だが、
その電話対応が、ネットユーザーの逆鱗にふれたらしい。
スポンサーを降りないと表明した上に、
ネットユーザーが切り札の「不買運動するぞ!」という脅し文句を使っても、
「どうぞしてください」と、肩透かしの反応。
これが、”どんな偉そうな大企業も「不買運動」を持ち出せば途端に震え上がる”と
思っていたネットユーザーには我慢ならないようだ。
なぜ、その企業は彼らの「不買運動」という脅しに屈しないのか?
これは、その企業がシューズやウェアなど、スポーツ商品を主としているところに
ヒントがある気がする。
抗議の電話をして、嬉々としてその報告をネットにするような人種が、
果たしてスポーツ用品をどれだけ消費するだろうか??
彼らが不買運動を行ったとして、その効果は果たしてどれだけなのだろうか?
また、以下のような興味深い事例もある。
ビートたけしが、あるブランドの服をきてテレビにでていたところ、
そのブランドから「企業イメージが落ちるので、うちの商品を着てテレビに出るのをやめてくれ」といわれたそうだ。
日清の商品のように、ただ消費されるものと違って、
シューズやウェアなどは、身につけるもの。
企業として、あまり好ましくない「客層」に、うちの商品を身につけられるよりは・・・
という思惑も、もしかしたらあるのかもしれませんね。