宙吊りミルクキャラメル

コピーライター志望の管理人カズ久が綴る、おかしくも悲しいブログ。
ネット上のさまざまな話題を、独自の視点で分析。

秋山問題で見えた?ネット不買運動の効果とそのうさんくささ

2007年02月18日 | ネットの話題
大晦日に格闘技で起こった大事件、秋山ヌルヌル事件
格闘技ファンである僕も、あの事件にはかなり怒りを覚えました。
で、日清が、スポンサーを降りることを決定したそうです。→記事

記事によると、抗議の電話がかなりあったそうで。
そのことが、今回のスポンサー降板に少なからず影響してるみたい。
さてこの抗議の電話、いったいどんな人がしてるんでしょうか。

実はネット上では、抗議の電話をしたぞ!という報告がたくさんされていて、
驚くことに、そのときの対応がどうだったかまでを細かく報告し、さらには
企業ごとの対応ランク付け(!!)までしてるんです。

どんな評価基準なのかと思って、ちょっと見てみたら、
最高の三ツ星をつけられてる企業は二つ。
その2社に共通してたのは、「スポンサー降板を表明してたところ」でした。
なるほど。ものすごくわかりやすい評価基準ですね。

逆に、評価の低い”某”企業だが、
その電話対応が、ネットユーザーの逆鱗にふれたらしい。
スポンサーを降りないと表明した上に、
ネットユーザーが切り札の「不買運動するぞ!」という脅し文句を使っても、
「どうぞしてください」と、肩透かしの反応。
これが、”どんな偉そうな大企業も「不買運動」を持ち出せば途端に震え上がる”と
思っていたネットユーザーには我慢ならないようだ。

なぜ、その企業は彼らの「不買運動」という脅しに屈しないのか?
これは、その企業がシューズやウェアなど、スポーツ商品を主としているところに
ヒントがある気がする。

抗議の電話をして、嬉々としてその報告をネットにするような人種が、
果たしてスポーツ用品をどれだけ消費するだろうか??
彼らが不買運動を行ったとして、その効果は果たしてどれだけなのだろうか?

また、以下のような興味深い事例もある。

ビートたけしが、あるブランドの服をきてテレビにでていたところ、
そのブランドから「企業イメージが落ちるので、うちの商品を着てテレビに出るのをやめてくれ」といわれたそうだ。

日清の商品のように、ただ消費されるものと違って、
シューズやウェアなどは、身につけるもの。
企業として、あまり好ましくない「客層」に、うちの商品を身につけられるよりは・・・

という思惑も、もしかしたらあるのかもしれませんね。

久米田康冶が、江川達也を叩くファンに絶望した!?

2007年02月14日 | ネットの話題

ある番組で、漫画家江川達也が同じ漫画家久米田康冶のことを批判したらしい。
その件に関して、ネット上では、圧倒的に江川を叩く意見が多い。
オタクネタ満載の久米田は、ネットユーザーの間で大人気ですからねー。
でもさあ、盲目的に江川を叩くのってどうなの??よく考えてみてよ。
久米田の江川ネタといえば、有名なのは以下のふたつがある。
・「東京大学物語の最終回は悪い見本」
・「江川の自宅は燃えてしまえ」
(後に、家屋を燃やした絵を「火の粉が江川家に」という文章とともにコミックスに掲載している。)

一つ目の最終回発言に関しては、確かに、あの最終回にはかなりびっくりしたけど、
「かってに改蔵」の最終回で似たようなことをやらかした久米田
が言える立場なのか?という疑問が。

二つ目の家燃えろ発言は、これは言われたほうはいい気分はしないだろう。
だって、江川本人だけでなく、江川の一家全員焼け死ね、と
いっているようなものじゃないか。愛する妻子を死ねと言われたならば、
さすがに怒りの沸く気持ちも理解できますね。

そもそも、久米田作品のような、人をおちょくって笑いをとるようなモノは、おちょくり先の怒りを買うことは覚悟してやってるでしょう。
久米田だって、それくらいの覚悟はもって描いてただろうし、なきゃ話にならない
(赤松健みたいな、ネタ元が喜んでるようなパターンは、あれは違うと思うよ。
赤松がハナからネタにされることを狙ってるし、ネタに「際どさ」が全然ない。予定調和の笑いでしかないです。
木多はその点、そういうヌルさがないですね)
その辺、もうちょっと理解してほしいなあ・・・。

アイスホッケー部がホッケーをしなくても、東京大学物語が東大に通わなくても、作品が面白ければ、それでいいのにね~。


ゲームセンターCXはクソゲーセンターCXだった!?

2007年02月10日 | ネットの話題
あるある捏造問題が発覚したフジに、また新たな不祥事が見つかったらしい。
番組「ゲームセンターCX」内で、個人が作成してネットで公開していた資料を無断で
使用し、さらに、それをあたかも番組のスタッフが作成したかのように放送した、
というのが事の真相みたい。
バレてないだけで、他にも同様のことをやっている可能性は非常に高いですね。

で。現在、ネット上では「打ち切れ」という意見と、「打ち切るほどではない」という擁護意見に分かれているようで・・・。
「あるある」の時には、ほぼ大半が「打ち切れ」という意見だったのに対し、今回は対照的だ。

なんで? 理由は単純。この番組、ネットユーザーの間では、非常に人気が高かったからなんです。
要するに、「正しいか正しくないか」ではなく、「好きか嫌いか」で、批判するかどうかを決めているというわけ。
また、番組の擁護派の中には、本当の資料作成者を批判する者までいるみたい。「使用されるのがイヤなら公開するな」「そんなに目立ちたいのか」とか、なんとか。いくらなんでもめちゃくちゃすぎますよ。
あるあるの時は、あんなに糾弾しまくってたくせに・・・。

ゲームセンターでは、一人一人のマナーが大事です。
あなた達のやってることは、後ろに順番待ちしてる人がいるのに、連コインしまくってるようなモンですよ~。

紅葉狩り、マツタケ狩り、言葉狩り

2007年02月09日 | Weblog
認知症、っていう病気があります。
これは昔は、痴呆症って呼ばれてました。
なぜ認知症に名前が変わったのか?
そのキーワードこそ、「言葉狩り」なのです。
言葉狩りにあうと、その言葉は放送禁止用語になってしまいます。
しかし、痴呆症はもともと「ボケ」だったのです。
それが、言葉狩りのせいで、痴呆症に名前を変わってしまったのです。

そして、この言葉狩りは、政治の世界にもその手を伸ばしました。
ある政治家が、「女は産む機械」といいました。
ほかの政治家は激怒して、その政治家をクビにしろと騒いでいます。
これも、「言葉狩り」です。

そもそも、こんな発言ぐらいで怒るようでは、国語のテストは0点なのです。
こういう0点を取ってばかりの人たちが、言葉狩りをよりいっそう
進めてしまうのです。

政治の勉強をする前に、漢字の勉強をしてくださいね~。

週刊少年ジャンプの、ジャンプ出来ない問題

2007年02月08日 | ネットの話題
週刊少年ジャンプに連載している、「太蔵もて王サーガ」。
掲載順こそ後ろのほうだが、笑いのわかる一部の読者には好評で、
単行本はかなり売れているそうだ。
(まあ「少年」ジャンプなので、レベルの高い笑いを理解しろというのも無理な話だが)

この作品に関して、知人がこんなことを言っていた。

「パクリだけど面白いよね、もて王」

おいおい。
もて王のどこがパクリなんだよ。
パクリというのは、めちゃイケでやっている「かま騒ぎ」のような、
無断で他人の企画をパクり、元の作者に敬意を払わない、そういうもののことをいうんだ。

もて王のすばらしいところは、ネタ元に「許可」をとるところにある。
つまり、元の作者に、最大限の敬意を払っているということだ。

さらに、特筆すべきは、そのパロディのスピード。
鮮度が命のパロディ漫画。古典的なパロディばかりやっているお笑い芸人は
見習ってほしい。
(今時ガンダムネタとか、つまんないよ~。)

まあ、パロディとパクリの区別がつかないヤツに、何を言っても無駄だけどね。

お前の人生が、お前の親のパロディだっつ~の。

バレンタインデーと納豆捏造問題の奇妙な関係

2007年02月08日 | Weblog
もうすぐ世間ではバレンタインデーらしい。
毎年思うんだけど、ホント日本人ってこういうの好きだよね~(ため息)。

こういうことかくと、ひがむなよとか、言われるんだろうな~。
ひがんでませんから!
(もらうと、お返しがめんどくさいから、ほしくないんだよ~。)

でも、なんでキリスト教関係ない日本人が、そういうことをやるわけ?
チョコメーカーの陰謀に、踊らされてるんだよね、結局。

先日問題になった、納豆捏造問題のときから、まったく反省してないじゃん、
日本人って。

これじゃ、あるある大辞典じゃなくて、やれやれ大辞典だよ。

ニコニコ動画をニコニコ見れないワケ

2007年02月08日 | ネットの話題

ニコニコ動画ってしってますか?
ネットにある面白い動画をアップロードして、
それを観ながらコメントが出来る、というシステムなんだけど。
う~ん。まあ、アイディアはいいと思うけど。(管理人も、動画見ながらコメントできたらいいな~って思ってたし)
ただ、肝心のコメントの内容が、正直、ひどい。
たとえば、ゲームのスーパープレイ動画を観ると、「これはチート」っていうコメントで動画が埋め尽くされる。
(チートっていうのは、「連打できるコントローラー」を使ったりした、ズルという意味)
明らかにチートじゃないプレイにもそれを言ってる奴がいて、すごく腹が立つ。
これじゃニコニコ動画じゃなくてイライラ動画だ。
でも。ある日、気づいてしまったんです。そういうこと言ってる奴らって、
たいてい、平日の昼間に観に行くと、たくさん居るんだよね~・・・。