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インド(ラダック)旅行記#36-スピトゥク・ゴンパ(ドゥカン)

2012-12-02 13:26:53 | インド(ラダック)旅行記
↓ドゥカン(ラダック)
異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGNより
 


旅行期間:2012年9月15日~9月23日

5日目

続いてドゥカンへ。

=====ガイド=====
ここはメインのドゥカン。
スピトゥクはこのあたりの総本山。
サンカル、ストク、サブーに分院があるが、
このドゥカンは分院全部のドゥカンで、大きな法要をする場合はここでする。

玉座は左:ダライラマ、右:バクラリンポチェ、手前はゲストのリンポチェ。
位によって座る位置が決まっている。




正面向いて左にカンギュール(お釈迦様の教えをそのまま書いたもの)、
右にテンギュール(ナーランダなどの先生たちの解説版)がある。
120くらいと225あり、300年くらい前にチベット本土から運ばれたもの。




奥はツァンカンになっている。
左にあるのが観音菩薩、右にあるのが弥勒菩薩で、ガンダーラスタイルのもの。
14世紀に作られた当時のメインのお釈迦様。
最初に作られたお釈迦様の胸の中に仏陀シャカムニの遺灰が入っている。
それは、ツォンカパから当時の王様に贈与されたもので、
その王様は、象の形に見えるこの丘に目をつけ(すでに小さなお堂はあった)、
その背中にゴンパを建てて遺灰を納めた。

ダライラマ法王がいらしたとき、
このお釈迦様にお祈りし、次にターラーにお参りして行こうとしたが、
思いとどまり再びお釈迦様のところへ戻ってきて結局3回お祈りした。
14世紀や15世紀のツォンカパと二人の弟子の像や、第五代のダライラマ法王もいる。
第五代のダライラマ法王は、偉大なる5世と呼ばれチベットの地を作った人で、
それまでの象徴とは違い宗教と政治のトップについた。
ダライラマとは大きな海という名前でモンゴルからもらったが、それをもらったのがこの5世。
そこから転生を繰り返し、この間、14世は政治の部分は放棄し、現在は宗教の象徴に戻った。








砂曼荼羅のプジャをするときはバジュラバイラバを開けて法要する。
他に大きなタンカも置いてある。


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ドゥカンから出ると、パルダンさんが大きなカギでドアをロック。
目の前にはお祭りがおこなわれる庭と、その向こうにスピトゥクの風景が広がっています。






下に下りていくと、さきほどと同じ場所で別のお坊さんが頭を剃っていました。
天気もいいので気持ちよさそう。




お別れの挨拶をしスピトゥク・ゴンパを後にしました。


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